ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

iPadで障害者就労支援 ハローワーク

2013年07月10日 01時07分19秒 | 障害者の自立
 佐賀県は、タブレット型多機能端末iPad(アイパッド)を使った障害者の就労支援事業を始めた。県とハローワーク佐賀が一体的に運営する「特区事業」で、ハローワークが所有する求職者情報の一部を県が利用できるようになったため。自己PR動画の撮影など、端末の特性を生かした支援も計画しており、障害者の就労支援の迅速化を目指す。

 iPadの画面には障害の種類や希望する業種、待遇など、求職者の情報が一覧で表示される。障害者の雇用拡大を計画しているスーパーモリナガ(本部・佐賀市)総務課の阿部一博さんは画面を操作しながら、「確かに見やすいですね」と感想を口にした。

 端末にはハローワーク佐賀に登録している障害者20人の情報のほか、就労支援機関に登録している32人の情報が集積されている。個人名や年齢の記載はなく、希望業種、待遇などの条件を見て事業者側が興味を持てば、県が求職者に伝える。求職者も希望すれば、見学や面接に進む。

 求職者は自己PRを、事業所は作業風景を動画撮影し、双方に見せることも計画。県職員1人がハローワーク佐賀管内の佐賀、小城、多久、神埼の4市で企業と障害者就労支援機関を回り、求職者と企業求人を結びつける。

 スーパーモリナガは「既に貴重な戦力となっており、これからも雇用を進めたい。年齢や居住地の情報が見られるとありがたい」と要望する。県就労支援室は「どんな人か、どんな現場かは、互いに知りたい情報。文字だけでなく、映像も利用し、迅速な就労につなげることができれば」と新たな試みに期待を寄せる。


県職員のiPadに表示された求職者情報を見る阿部一博さん(左)=佐賀市のスーパーモリナガ本部

佐賀新聞- 2013年07月09日更新

うどん店で接客挑戦 登別の障害者施設、敷地内に11月開店

2013年07月10日 01時03分56秒 | 障害者の自立
 【登別】障害者就労継続支援施設「月とらいおん」(幸町3)は11月に敷地内でさぬきうどん店を開店させるため8日、地鎮祭を行った。店では調理だけでなく接客まで障害者たちが担当する。同施設は「店の仕事を通してさまざまな経験を積んでもらい、施設外での就労に結びつけたい」と話している。

 社会福祉法人・登別さいわい福祉会が運営する同施設には室蘭、登別の身体・知的障害者ら37人が通う。現在、障害者たちは持ち帰り用のシフォンケーキや豆腐を製造し、接客は施設職員が担当している。

 職員たちは、調理から会計までの仕事を覚えてもらうことが障害者の自立につながると考え、客の感想も聞ける飲食形式の店を開設することを決めた。施設は国道36号に面しているため、ドライバーらに気軽に食べられるさぬきうどんを扱うことにした。

 新しく造られる店はは木造平屋で123平方メートル。事業費は約4600万円。小上がりとカウンター合わせて約40席で、ぶっかけうどんなど約10種のメニューを並べる。1食500円以内を計画している。

 店内では障害者4、5人が職員とともに働く。来月末にも職員1人を香川県内のうどん店で修業させ、学んだ技術を障害者に教える。

 昨年、同施設では、通所者2人が登別温泉の旅館に就労した。辻勲施設長は「接客の喜びを知ってもらい、障害者の活躍の場ともなれば」と期待している。

北海道新聞-(07/09 16:00)

障害者から横領の弁護士に実刑 成年後見制度を悪用

2013年07月10日 01時01分25秒 | 障害者の自立
成年後見人として財産を管理していた知的障害者の男性の預金口座から現金1270万円を着服したとして、業務上横領などの罪に問われた弁護士、関康郎被告(52)に東京地裁は9日、懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
 鹿野伸二裁判長は判決理由で「成年後見人に選任された弁護士としての信頼を裏切り、強い非難は免れない」と批判。「横領を隠すために通帳の写しを偽造するなど巧妙な犯行で、刑事責任は重大だ」と述べ、最後に「同じ法曹として残念だ」と付言した。
 判決によると、2007~09年、男性の口座から自分の口座に計1270万円を送金し、着服した。

(共同通信)2013年7月9日




地場野菜の直売所で障害者が販売 緑区役所に週2回オープン/横浜

2013年07月10日 00時55分06秒 | 障害者の自立
 地産地消と障害者支援をつなげる野菜の直売所が9日、横浜市緑区役所にオープンする。農家が朝採れの地場野菜を直売所に届け、障害者10+ 件が販売する仕組み。林文子市長は3日の定例会見で「横浜市は都市型農業が盛ん。今回の取り組みは良いビジネスだと思う。将来的に各区に広げていきたい」と期待を述べた。

 同区によると昨年度、区内の飲食店321店を対象に地産地消に関するアンケートを実施。約70%の店が地産地消に関心があると答えた一方で、意識して地場産の野菜を使っているのは約13%にとどまっていたことから、「手軽に買える場所をつくろう」として今回の開設につなげたという。

 直売所の名称は「とれたてみどり直売所『さら』」。火曜日と木曜日の週2回、午前10時から午後3時まで開設する。運営はNPO法人「横浜市精神障がい者就労支援事業会」が担当。店舗運営業務を通じて障害者の就労を支援する。

 野菜や米など朝採りの地場産物を届けるのは緑区と保土ケ谷区の計3軒の農家。9日のオープン初日はトマトや枝豆など25種類の野菜を販売する予定。営業は野菜がなくなり次第終了で、祝日や年末年始、8月後半の農作物の端境期などは臨時休業する。

 直売所は区役所地下1階に開設するが、7、8月はオープン記念キャンペーンとして区役所1階の入り口横のピロティで営業する。

 緑区区政推進課の鴇田傑課長は「区内には53カ所に直売所があるが、多くは畑の脇など郊外部。JR中山駅徒歩5分の緑区役所で販売することで飲食店での地場野菜の取扱量を増やし、地産地消を切り口にした商業振興を図りたい」と話している。

カナロコ(神奈川新聞)- 2013年7月9日

聴覚障害者の国際競技会 過去最高のメダルを 陸上日本代表で初出場、伊丹の三枝さん /兵庫

2013年07月10日 00時52分30秒 | 障害者の自立
 ブルガリアで開かれる聴覚障害者の国際競技大会「デフリンピック」(26日〜8月4日)の陸上男子4×100メートルリレーと100メートルに、伊丹市の三枝浩基さん(22)が日本代表として初出場する。高校から競技を始め、自力で技術を磨いてきた。デフリンピック陸上男子4×100メートルリレーの日本代表は、2009年に台北で開かれた大会の5位入賞が最高。三枝さんらは過去最高のメダル獲得を目指す。

 昨年7月にカナダ・トロントで開かれた第2回世界ろう者陸上競技選手権でも4×100メートルリレーに出場。4番走者になり、日本代表の過去最高順位の4位入賞を果たした。翌月に行われた日本聴覚障害者陸上競技選手権では100メートル個人で2位に入り、デフリンピック代表に選ばれた。

 三枝さんにとって昨年の世界陸上は初めての国際大会だった。「その時の自分の力を出し切ることはできた」と感じたが、大会3カ月前に肉離れを起こし、2カ月間本格的な練習ができなかった点には悔いが残ったという。競技に専念するため、大会2カ月後には印刷関係の仕事を辞め、競技に打ち込んできた。

 コーチはおらず、専門書を読んだり、強い選手の練習を見たりして練習内容を考え、スピード向上を図った。今年6月に神奈川県で開かれた競技会では、100メートルで自己ベストの11秒02を記録した。

 デフリンピックのリレーでは、エース区間の第2走者を務める予定。三枝さんは「自分の持つ力を見せて、世界の人たちに日本は強いということをアピールしたい」と意気込んでいる。

毎日新聞 2013年07月09日 〔阪神版〕