ゴエモンのつぶやき

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夢の舞台で頑張りたい 聴覚障害者の五輪 壮行会

2013年07月30日 01時30分22秒 | 障害者の自立
 二十六日にブルガリアの首都・ソフィアで開幕する聴覚障害者の国際スポーツ大会「第二十二回夏季デフリンピック」に、筑波技術大(つくば市)の学生四人が出場する。壮行会が同大であり、四人は大舞台での健闘を誓った。


 デフリンピックは四年に一度開かれ、今大会は七十五の国・地域の選手が参加し、十八競技が行われる。日本からは約百五十人の選手が出場する。


 全日本ろうあ連盟デフリンピック派遣委員会によると、各種目のルールは基本的には健常者が競技する場合と同じだが、スタートの合図をランプで知らせたり、旗を持った審判の人数を増やすなどして行われるという。


 四人は女子サッカーの岩渕亜依さん(19)、男子サッカーの吉野勇樹さん(21)、陸上(走り幅跳び・三段跳び)の中村晃大さん(22)、バドミントンの品田千紘さん(23)。それぞれ自主トレや筑波大の運動部の練習に参加するなどして技を磨いてきた。


 岩渕さんは「応援してくださる方々を忘れずに全力を出したい」と意気込む。吉野さんは「夢の舞台で精いっぱい頑張りたい。欧州の文化を知ることができれば」と期待する。中村さんは「昨年、カナダで開かれた大会で一緒になった世界中の選手と再会できるのが楽しみ」と胸躍らせ、教員志望の品田さんは「選手同士の交流が楽しみ。(経験を)子どもたちに伝えることができたら」と意欲を見せた。


 村上芳則学長は「全力を尽くして世界の強豪と渡り合ってほしい。大きな舞台で躍動する皆さんを楽しみにしている」とエールを送った。


健闘を誓う品田、中村、吉野、岩渕の各選手(左から)=つくば市で

東京新聞-2013年7月24日