ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の視点で福祉考える 八幡で児童ら車いす体験

2014年03月10日 03時17分37秒 | 障害者の自立
 福祉活動への理解を広める「みんなで創る福祉のつどい」が8日、京都府八幡市役所前広場などで開かれた。手話や点字の体験コーナーのほか、模擬店などもあり、親子連れなどでにぎわった。

 市社会福祉協議会や市内のボランティアグループなどでつくる実行委員会が主催。約千人が参加した。

 車いすの体験コーナーでは、段差や砂利道、傾斜のついた道路などのある手作りのコースが設けられた。参加者は車いすの操作や障害物に戸惑い、障害者の目線に立ったバリアフリーの大切さを感じとった。

 体験した八幡小3年の清水菜未さん(9)は「車いすで坂を上るときにだいぶ力が必要だった」と話していた。



【 2014年03月09日 11時07分 】京都新聞

パラリンピック・狩野「金」、家族の支え結実 スタンドから声援

2014年03月10日 03時09分51秒 | 障害者の自立
 【ソチ貝沢貴子】急斜面の難コースに高速ターンが光った。8日に行われたパラリンピック・アルペンスキー男子座位の滑降で金メダルに輝いた狩野亮(かのう・あきら)選手(27)=網走南ケ丘高出=。障害者スキーを始めたのは、「息子の楽しみを増やしたい」という両親の思いがきっかけだった。

 電光掲示板に表示されたタイムの一番上に狩野選手の名前が表れると、スタンドで見守る応援団が歓声を上げた。母の照美さん(56)は「ゴールまで無事たどり着いてほしいという気持ちでいっぱいだった」と感極まった。妻の綾華さん(25)は「滑りを見てすごいと思った。ようやったなと声をかけたいです」と喜んだ。

 スキー指導員である父の操さん(55)の影響を受け、狩野選手がスキーを始めたのは2歳。競技スキーを始めようと考えていた小学3年の時、交通事故で脊髄を損傷した。

 照美さんは「長いトンネルの中にいるようで、未来に希望が持てなかった」と振り返る。

 スポーツが得意だった息子に楽しんでもらおうと、両親はアーチェリーや車いすバスケに挑戦させた。小学5年から始めた障害者用の「チェアスキー」もその一つ。しかし、本人は「前みたいに立って滑りたい」と言い続け、やる気も見せなかった。

 そんな時、テレビで1998年長野パラリンピックのアルペンスキーを見ていると、狩野選手が言った。「このスキー買ってほしい。僕本気でやるから」。両親が取り寄せたスキーに中学1年から乗り始めるうち、「立って滑りたい」とは言わなくなっていた。両親は高校卒業まで、片道1時間はかかるスキー場への送迎を続けた。

 岩手大に進学した狩野選手は、周囲のスキー仲間や指導者に支えられながら道を切り開き、2010年バンクーバー大会に続く2大会連続のメダルにたどり着いた。

 「バンクーバーの金メダルは予想外だったが、今回は努力を重ねてきた成果のメダル。4年間の経験が、息子に落ち着きを与えた」と操さん。照美さんも応援旗を胸に押し当て、喜びをかみしめた。

北海道新聞(03/09 06:45)

介助や高齢者体験

2014年03月10日 03時08分52秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者らを支援する人材を育成する体験型のボランティア養成講座「はじめの一歩」が8日、恵那市大井町の市消防防災センターで開かれた。

 ボランティアへの意識をさらに高めてもらおうと、同市社会福祉協議会が初めて企画した。点訳や要約筆記のサークル、朗読ボランティアなど11団体のメンバーや市民ら約120人が参加した。

 このうち、ボランティアグループ「福祉学習応援隊」のブースでは、市民らが車いすの介助のほか、手首や足首に重りをつけたり、視野が狭くなる眼鏡をかけたりして歩き、高齢者を疑似体験していた。参加した同市大井町、学童保育指導員田中瑛子さん(26)は「視野が狭いうえに体が重くて、うまく動けなかった。介助の必要がよくわかった」と話した。

(2014年3月9日 読売新聞)