ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者とまち歩き

2014年03月21日 03時23分25秒 | 障害者の自立
 まち探索イベント「バリアフリークエストin関内」が3月9日、中区の山下町周辺で開催された。これは横浜の観光スポットを障害者と歩き、誰もが移動しやすい街について考えようと市が主催したもの。

 当日は市内在住の小、中高校生をはじめ、まちづくりを学ぶ市立大生ら約50人が参加。参加者は車いすやアイマスクを体験したほか、視覚や身体に障害のある人とともに山下公園内などを探索し、障害者のサポートについても学んだ。

 その後、車いすでは通行しづらいでこぼこな道など街で見つけた障壁や、バリアフリーの工夫について発表し合った。

 初めて障害者とまち歩きを体験した大学生は「普段は気付かない小さな段差もバリヤーになることを実感し、障害のある方への意識が強まった」と話した。


障害者のサポートも実践した

2014年3月20日 タウンニュース

障害者の就職推進を/坂出市長が支援活用者を激励

2014年03月21日 03時13分59秒 | 障害者の自立
 坂出市の「障がい者就労支援制度」を活用して就職が決まった生徒らを招いた激励会が19日、市役所であり、綾市長は「元気で長く働けることが一番。頑張ってください」とエールを送った。

 同制度は、障害のある人の就労意欲の向上と働く場の確保を目的に2年前に創設。▽職場実習を受け入れた企業への奨励金▽就職決定者への支度金▽特別支援学校高等部の生徒に対する資格取得費補助―を行っている。

 市によると、昨年度は同制度を利用して7人が就職した。本年度は坂出市の3社と高松市、宇多津町の各1社で計6人が職場実習を行い、全員が実習先の企業への就職が決まった。

 激励会には、香川大教育学部付属特別支援学校の生徒や社会人のほか、香川丸亀養護学校の教員、6人を採用した市内外の企業の代表者が出席。同支援学校の生徒は「仕事に早く慣れるよう頑張りたい」と話していた。


「障がい者就労支援制度」を活用して就職が決まった生徒らを激励する綾市長=坂出市役所

2014/03/20 09:51 四国新聞

ケーキ:あさ開の酒かす入り発売−−障害者支援NPO /岩手

2014年03月21日 03時06分07秒 | 障害者の自立
 精神障害者らの就労を支援しているNPO法人「フラット寺町」(盛岡市)は、酒造会社「あさ開」(同)の酒かすを使ったケーキとサブレを4月1日に発売する。

 同NPOが運営する事業所「ファーム仁王」は、弁当や総菜、ケーキなどを製造販売している。新商品の開発を同市の料理研究家、小野寺恵さんに依頼。地域にこだわったレシピを模索する中、同社の酒かす提供が決まった。

 新商品の一つは「酒かすフロマージュケーキ」(1200円)。チーズの中に酒かすの風味がほのかに感じられる。生地に酒かすを混ぜ込む工程に工夫があるという。もう一つは「酒かすフロマージュサブレ」(500円)。日本酒にも洋酒にも合う味にした。

 小野寺さんは「明るく楽しく作れるようレシピを考えた。毎日食べたくなる自信作」と太鼓判を押す。同社の「地酒物産館」(盛岡市大慈寺町)や同NPOが運営する「寺町カフェ」(同市本町通1)、「杜(もり)のカフェ」(同市盛岡駅西通1)などで販売する。

毎日新聞 2014年03月20日 地方版

手話ツアー開催・筆談用具設置へ 県近代美術館、障害者のために環境改善

2014年03月21日 03時02分23秒 | 障害者の自立
 徳島県立近代美術館が、障害者らも気軽に鑑賞を楽しめる施設に生まれ変わろうと取り組んでいる。聴覚障害者の環境改善を図るため、2年前に手話通訳付きの鑑賞ツアーを始め、今年2月には聴覚障害者の生の意見を探るためのワークショップを開いた。寄せられた意見を改善につなげるほか、今後は視覚、身体などの障害者のニーズ把握に努めることも検討中。目指すのは、誰もが鑑賞しやすい美術館だ。
 
 「案内板の文字が小さく、分かりづらい」「筆談用のボードを置いてほしい」。聴覚障害者を対象として2月8日に開いたワークショップには、ろうあ者や途中失聴者、難聴者16人に手話通訳士、要約筆記者らを加え、計50人が参加。館内で不便に思う点について意見を出し合った。

 約20年前に突発性難聴を患い、途中失聴となった田野正博さん(62)=徳島市川内町上別宮=も参加。「健常者と障害者が同じ目線で考え、問題点を解決していく手法は画期的。こういう取り組みが他の施設にも広がってほしい」と話した。

 県外の美術館の取り組みをヒントに2012年、手話通訳付きの美術鑑賞ツアーを初めて実施。企画自体は好評だったものの、参加した聴覚障害者からは「作品解説など気軽に質問できる環境がほしかった」との声が上がった。

 聴覚障害者が来館する機会が少なかったため、そうした意見が届くことは少なく、配慮は十分ではなかった。このため、鑑賞ツアーを提案した竹内利夫上席学芸員らが「もっと丁寧に意見を取り入れよう」とワークショップを企画した。

 ワークショップで出た意見の中から、筆談用ボードと筆記用具を受付に置くことを検討している。

 美術館は今後、定期的にワークショップを開き、さらに詳しく聴覚障害者の声を吸収していく。視覚、身体など他の障害を持つ人々の意見を聴く機会も設けたい考えだ。

2014/3/20 14:08  徳島新聞

温かな人柄にじむ刺しゅう見て 早島の障害者支援施設が初作品展

2014年03月21日 02時55分11秒 | 障害者の自立
 岡山県早島町早島の生活介護事業所「ぬか」が、アートを活用して身体・知的障害者の自立支援に取り組んでいる。21〜23日には初めての展覧会「チカさんのちくちくルーム展」を開催。利用者の安田千夏さん(38)が豊かな感性、丁寧な手仕事で仕上げた色鮮やかな刺しゅう作品を展示する。

 同事業所は2013年12月、地域に残る築100年以上の古民家を利用して開所した。介護福祉士らのほか、陶芸や絵画などの分野に精通した職員が在籍。障害者の生活支援を柱に、利用者の個性に応じた表現活動をサポートしている。

 現在の通所者は14人で、それぞれがフルートを演奏したり、絵を描いたりしながら過ごしている。

 安田さんが刺しゅうを始めたのは7年ほど前。下書きはせず、思い描いたデザインを基に一針ずつ丁寧に作品をつくりあげる。週5回通う同事業所でも、精力的に創作を続けている。

 展覧会には、これまでに制作した約20点を出品。白地の布に赤、ピンク、緑色などの刺しゅう糸で規則的な模様を描いた大型タペストリー(縦100センチ、横94センチ)、クッションなど色彩豊かな作品が目を引く。

 会期中の午前10時〜午後3時半は安田さんも会場におり、コースターやトートバックへの刺しゅうを一緒に楽しむワークショップも行う。

 同事業所の中野厚志代表(41)は「自在な模様、色使いとともに、作品ににじむ安田さんの温かい人柄を見てほしい」と話している。

 展覧会は午前10時〜午後6時。問い合わせは同事業所(086―482―0002)。


色鮮やかな刺しゅう作品を手がける安田さん

山陽新聞 (2014/3/20 17:00)