◆「NPO」取得目指す
障害のある人とその家族の相談を受け付け、解決に向けて支援できる民間組織を作ろうと、郡上市の障害福祉事業所と支援団体の約20人が、今年夏のNPO法人格取得を目指して準備を進めている。
市内には、障害者福祉に携わる事業所が十数カ所あり、これまでも行政と共に「市自立支援協議会」の中で現状や問題点を検証。「県内の他市町村と比べて先進的」(関係者)という「事例検討」を行うなど、より良い障害者支援を目指して議論を重ねてきた。
一方で「困難事例の紹介はできても解決までは至らない」などの課題が露見。民間主導で「基幹相談支援センター」を新設することで、問題解決への道筋を見いだそうと昨年6月から有志が検討してきた。
新組織の名称は「生活支援ネット・ぐじょう」と決定。2月から会員の募集を始めており、市民ら約60人が趣旨に賛同し、入会の意思を示している。
24日夜に同市大和庁舎で開かれた設立準備会には約15人が出席。「ここに来れば必ず必要な支援につなげられる、というワンストップ機能が不可欠」と組織について語り合ったほか、財源や人材確保といった課題を確認。まずは組織の周知と会員確保に取り組むことで一致した。
2014年03月26日09:58 岐阜新聞
障害のある人とその家族の相談を受け付け、解決に向けて支援できる民間組織を作ろうと、郡上市の障害福祉事業所と支援団体の約20人が、今年夏のNPO法人格取得を目指して準備を進めている。
市内には、障害者福祉に携わる事業所が十数カ所あり、これまでも行政と共に「市自立支援協議会」の中で現状や問題点を検証。「県内の他市町村と比べて先進的」(関係者)という「事例検討」を行うなど、より良い障害者支援を目指して議論を重ねてきた。
一方で「困難事例の紹介はできても解決までは至らない」などの課題が露見。民間主導で「基幹相談支援センター」を新設することで、問題解決への道筋を見いだそうと昨年6月から有志が検討してきた。
新組織の名称は「生活支援ネット・ぐじょう」と決定。2月から会員の募集を始めており、市民ら約60人が趣旨に賛同し、入会の意思を示している。
24日夜に同市大和庁舎で開かれた設立準備会には約15人が出席。「ここに来れば必ず必要な支援につなげられる、というワンストップ機能が不可欠」と組織について語り合ったほか、財源や人材確保といった課題を確認。まずは組織の周知と会員確保に取り組むことで一致した。
2014年03月26日09:58 岐阜新聞