ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者グループホーム増狙う 県が戸建て転用緩和策

2014年03月28日 02時18分14秒 | 障害者の自立
 大村秀章知事は二十六日、一戸建て住宅を障害者向けグループホームに転用する際に建築基準法の適用を緩和する施策を、四月一日から始めると発表した。転用にかかる事業者の費用負担を減らし、空き家などの活用でホームの増加を促す狙いがある。

 グループホームは、障害者や高齢者が住み慣れた地域で自立に近い暮らしを営める形態。県内の障害者グループホームの利用者は、二〇一〇年に人口十万人あたり二八・五人で全国で下から二番目の四十六位。県は今年末までに四九・五人に増加させることを目指している。

 緩和策は、二階建て以下で二百平方メートル未満の一戸建て住宅をグループホームに転用する場合、建築基準法で求められる防火間仕切り壁の設置や敷地内の通路の幅を一・五メートル以上確保するなどの条件を免除。代わりに、消火器や住宅用防災警報器の設置や年三回以上の避難訓練などを求め、安全性を確保する。

 この緩和策で、転用の工事費は二百万円から二十万円程度に圧縮できる。高齢化や核家族化で増加している空き家の活用も期待される。

 グループホームを増やすため、建築基準法の適用を緩和するのは、福島、鳥取両県に続いて三番目。避難訓練などソフト面の取り組みを条件とするのは全国初となる。建築確認で独自の権限を持つ名古屋市や豊橋市などは当面、県の緩和策を適用しない。

 大村知事は記者会見で「新築でグループホームの整備を進めるのは費用の点で容易ではない。(緩和策の活用が)大いに広がると思う」と話した。

中日新聞 2014年3月27日

聴覚障害者:佐村河内氏問題で「誤解される」と会見

2014年03月28日 02時13分48秒 | 障害者の自立
 聴覚障害者らで作るNPO法人「東京都中途失聴・難聴者協会」が27日、都庁で記者会見し、「全ろうの作曲家」として活動していた佐村河内(さむらごうち)守氏(50)を巡る騒動で「聴覚障害への誤解が広がっている」と訴えた。

 佐村河内氏は7日の記者会見で、身体障害者手帳を返納したと明かし、「耳元で60デシベル以上で言われても、音は分かるが言葉としては聞き取れない」と説明した。同会はこのやり取りが、ゴーストライターに代作させていた問題と相まって「障害者手帳を持っていなければ聞こえるのでは、という誤解につながった」と指摘した。

 聴覚障害者は国内に数百万人いるとされるが、手帳保持者は約35万人にとどまり、会話が聞き取れない程度では福祉サービスが受けられない実情があるという。新谷友良理事長は「外から見えない『聞こえ』の障害について、正しい理解を持ってほしい」と訴えた。

毎日新聞 2014年03月27日 19時35分

滋賀)悩みを抱え込む実態も 草津の障害者介護調査

2014年03月28日 02時04分16秒 | 障害者の自立
 草津市は、障害者の介護や世話をする親と家族(養護者)らへの聞き取り調査の結果をまとめた。多くの人が障害者の将来に不安を感じ、悩みを抱え込む実態も明らかになった。

 市内で2012年12月、自閉症と知的障害のある30代の娘を殺害し、自宅に放火したとして高齢の母親が逮捕された事件を機に、支援体制を充実させようと初めて実施。昨年6~11月、障害者のほか、高齢や病気がちの養護者がいる76世帯を対象に各家庭を訪問して調査し、障害者40人、養護者56人から回答を得た。

 障害者の将来について「不安を感じる」と答えた養護者は約7割に達した。親が亡くなった後、一人で生活していけるかを心配する人が多かった。約3割は「相談相手がいない」と回答。相手がいる人でも、夫や妻など同居人に相談する人はわずか2割だった。市障害福祉課の担当者は「一人で悩みを抱え、身近な人にも本音を言えない人が多いのではないか」と話す。

2014年3月27日03時00分 朝日新聞

滋賀)悩みを抱え込む実態も 草津の障害者介護調査

2014年03月28日 01時57分14秒 | 障害者の自立
 草津市は、障害者の介護や世話をする親と家族(養護者)らへの聞き取り調査の結果をまとめた。多くの人が障害者の将来に不安を感じ、悩みを抱え込む実態も明らかになった。

 市内で2012年12月、自閉症と知的障害のある30代の娘を殺害し、自宅に放火したとして高齢の母親が逮捕された事件を機に、支援体制を充実させようと初めて実施。昨年6~11月、障害者のほか、高齢や病気がちの養護者がいる76世帯を対象に各家庭を訪問して調査し、障害者40人、養護者56人から回答を得た。

 障害者の将来について「不安を感じる」と答えた養護者は約7割に達した。親が亡くなった後、一人で生活していけるかを心配する人が多かった。約3割は「相談相手がいない」と回答。相手がいる人でも、夫や妻など同居人に相談する人はわずか2割だった。市障害福祉課の担当者は「一人で悩みを抱え、身近な人にも本音を言えない人が多いのではないか」と話す。

2014年3月27日03時00分 朝日新聞デジタル

【大槌】障害者通所施設のバス新調 釜石方面の利用者送迎

2014年03月28日 01時52分57秒 | 障害者の自立
 大槌町小鎚の障害者通所施設「わらび学園」(小林益実園長)は26日、新調した利用者送迎用バスのお披露目会を園庭で開いた。

 バスを前に利用者、職員らが「新しくて大きいね」などと喜んだ。使っていたバスが老朽化したため買い換えた。釜石方面に暮らす利用者を中心に17日から送迎に使っている。

 新しいバスは29人乗りで約500万円で購入、366万円の助成を受けた。小林園長は「支援を励みに、これからも自立支援に力を入れていきたい」と関係者に感謝した。


【写真=新しい送迎用バスの新調を喜ぶわらび学園の関係者】

(2014.3.27)岩手日報