ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

精神障害者手帳:4月から性別欄削除…性同一性障害に配慮

2014年03月08日 02時38分09秒 | 障害者の自立
 厚生労働省は4月から「精神障害者保健福祉手帳」の性別欄を削除することを決め、7日に自治体担当者を集めた会合で説明した。精神疾患の一つで、心と体の性が一致しない性同一性障害の当事者も一定程度、手帳を所持していることに配慮した。当事者らでつくる「日本性同一性障害と共に生きる人々の会」(山本蘭代表)によると、こうした配慮で公的な書類・証明書の性別欄が削除されるのは国レベルで初めて。

 厚労省は2012年、国民健康保険証の性別欄を裏面に記載することを認めたが、削除には至らなかった。手帳は精神保健福祉法に基づいて都道府県知事が交付、2年ごとに更新し、税金の控除・減免や公共料金の割引が受けられる。所持者は13年3月時点で約70万人。新年度から性別欄のない手帳を交付する。希望者には更新に先立って交換に応じる方針だ。

毎日新聞 2014年03月07日 19時51分

障害者ボランティアも続々集まる…開会式前に

2014年03月08日 02時21分58秒 | 障害者の自立
 ウクライナ情勢による緊張感が高まる中、ソチパラリンピックの開会式が7日夜(日本時間8日午前1時)に迫り、大会運営を支える障害者ボランティアもソチ市内に続々と集まっている。

 五輪公園内の聖火台と五輪スタジアムの前には6日、車いすボランティアが集まり、噴水ショーを見ていた。女性(26)は「アイススレッジホッケーが楽しみ」と興奮気味に話していた。


開会式が行われる五輪スタジアム(奥)の前でポーズをとる大会のボランティアたち(6日、ロシア・ソチで)

(2014年3月7日13時57分 読売新聞)

佐賀)民生委員に障害者施設製造のバッグを配布

2014年03月08日 02時16分02秒 | 障害者の自立
 佐賀市大和町の「障害者支援センターSAKURA」は3日、施設で作った手提げバッグ約550個を市に納めた。障害者の社会進出や自立を促す法律に基づき、市がセンターに発注していた。丈夫で使いやすいトートバッグは、民生委員に配布され、資料やパンフレットを持ち運ぶために使われるという。

 市は障害者優先調達推進法が昨年4月に施行されたことを受け、障害者の経済面での自立を促すため、市の物品などを障害者施設などから調達する取り組みを進めている。民生委員が使うバッグは支給から10年が経過し、古くなっていたため、新しいバッグを施設に発注することにした。

 佐賀市と小城市の障害者施設でつくるNPO法人「佐賀中部障がい者ふくしネット」を通じて、布製品の製造ノウハウがあるSAKURAに依頼。市は1個1482円で施設から購入したという。製造はSAKURAの知的障害者4人が中心となった。

朝日新聞 2014年3月7日03時00分

四国地域連絡会議 障害者の貴重意見伝える 旅客船や鉄道バリアフリー化

2014年03月08日 02時11分06秒 | 障害者の自立
 第7回バリアフリー推進四国地域連絡会議が6日、高松市で開催され、JR四国や四国旅客船協会などの輸送事業社、障害者福祉団体などの関係者30人が参加した。

 同連絡会議では、バリアフリー基準に適合した旅客船を積極的に導入した「四国汽船」(高松市)を四国運輸局長表彰した。同社はフェリー3隻、高速艇3隻を所有しているが、平成10年からフェリーにエレベーターを設置したり、高速艇すべてをバリアフリー適合船にするなどの取り組みが評価された。

 意見交換会では、障害者からの要望などの意見が多く出された。香川県視覚障害者福祉協会の浅見裕一郎理事は「半自動の列車では、ドア開閉ボタンにくぼみがないと(視覚障害者には)わからないので、せめて点字表示してほしい」と要望。また、四国ろうあ連盟の近藤龍治事務局長は「大雪のとき、放送が聞こえないので停車している理由や状況が伝わらなかった。ボードを使うなど伝達方法を考えてほしい」と話した。

2014.3.7 02:14 MSN産経ニュース

等しく生きる:障害者条例制定へ/4 「失語症」 救急隊員も無理解 /茨城

2014年03月08日 01時54分17秒 | 障害者の自立
 ◇「命にかかわる問題」

 龍ケ崎市の自宅居間で、赤嶺愛子さんは夫智さん(60)と並んで座り、ゆっくりと新聞を読み上げた。「(駐日大使の)ケネディ、分かる? こんなに大きくなって」。夫は妻の言葉にうなづく。失語症を患う智さんはひらがなやカタカナが分からなくなったため、新聞などを読んであげることが日課になった。

 智さんは2001年9月、脳の動脈瘤(りゅう)の手術後、脳梗塞(こうそく)となり、意識不明に陥った。1カ月後、意識は回復したものの、脳に障害を負い、失語症と右半身まひが残った。失語症は脳の言語中枢が損傷し、言語活動が困難になる障害。症状は十人十色で、智さんは相手の話を理解できるが、ほんのわずかしか自分の意思を伝えられない。

 退院後、会話が成立せず、家族の会話がなくなった。愛子さんの姿を見て、愛犬の名前「華(はな)」と呼び、子どもの名前も間違えてしまう。自身も誤りには気付いているが訂正できず、イライラしている。当時、小4〜高1の子ども3人も父を避けるようになった。愛子さんは「死にたいと思った」。

 さらに、愛子さんを悩ませたのが、社会の無理解だ。智さんは12年6月、胸をトントンとたたきながら起きてきた。愛子さんは心臓発作を疑い、119番。到着した救急隊員にも、智さんは「胸が苦しい」としか答えることができない。愛子さんが「夫は失語症です」と伝えたところ、救急隊員は「失語症って何ですか?」。予期せぬ返事に耳を疑った。

 うまく症状を伝えられなければ、適切な治療を受けられない。愛子さんは「命にかかわる問題。少なくとも公共機関や医療関係者は理解してほしい」と訴えた上で、「今は社会のすべてが障害になっている。条例をきっかけに失語症を知ってもらい、手を貸してくれる人を増やしたい」。条例制定をきっかけに理解が深まってほしいと強く願っている。

毎日新聞 2014年03月07日 地方版