知的障害者の就労支援事業を手がける涌谷町涌谷の社会福祉法人「共生の森」は、施設内に手打ち日本そばの店を出すことを決め、20日、有力産地の北海道幌加内(ほろかない)町からそば打ち名人らを招き指導を受けた。店名は「杜(もり)」とし、2015年10月の開店を予定する。
施設を利用する障害者の地域社会との共生や自立訓練の場としてそば店を計画。約18席で、農産物直売所に来たお客に食べてもらう狙い。器も施設利用者48人が手掛けた陶芸作品を使用する。
幌加内町は昨年暮れから3回出張指導を行い、今回は同町の守田秀夫町長自ら、共生の森の就労指導員3人に打ち方を伝授した。指導員は今後も指導を受け、十分に技術を身につけてから、利用者に伝える。開店後は主に利用者がそばを打ち客に提供する。
幌加内町は人口1650人。そばの生産に加え、「手打ち伝授の町」として地域おこしをしている。福祉施設による出店への協力は初めてで、守田町長は「意義のあること。協力を惜しまない」と語った。
毎日新聞 2014年03月21日 地方版
施設を利用する障害者の地域社会との共生や自立訓練の場としてそば店を計画。約18席で、農産物直売所に来たお客に食べてもらう狙い。器も施設利用者48人が手掛けた陶芸作品を使用する。
幌加内町は昨年暮れから3回出張指導を行い、今回は同町の守田秀夫町長自ら、共生の森の就労指導員3人に打ち方を伝授した。指導員は今後も指導を受け、十分に技術を身につけてから、利用者に伝える。開店後は主に利用者がそばを打ち客に提供する。
幌加内町は人口1650人。そばの生産に加え、「手打ち伝授の町」として地域おこしをしている。福祉施設による出店への協力は初めてで、守田町長は「意義のあること。協力を惜しまない」と語った。
毎日新聞 2014年03月21日 地方版