ゴエモンのつぶやき

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トイレの位置、スマホで確認 県内お花見スポット ネット地図製作

2016年03月26日 01時42分24秒 | 障害者の自立

 本格的な花見シーズン到来を前に、旅行や外出時のバリアフリー情報の発信をしているNPO法人「Check」(東京都世田谷区)は、横浜市の大岡川など県内の花見スポット周辺にあるトイレの情報をまとめた地図を製作した。ウェブサイト「Check A Toilet」(チェック・ア・トイレット)で公開しているほか、同名のスマートフォンアプリでも見ることができる。 (志村彰太)

 Check代表理事の金子健二さん(36)は旅行会社勤務の経験があり、「旅行を企画する際、お年寄りや障害者も使えるトイレがどこにあるか、情報が少なくて困ることがあった」という。二〇〇八年、自ら情報をまとめようとNPO法人を設立。現在、地図や交通情報の会社と連携し、全国六万カ所のトイレを地図に掲載。四月からは、食物アレルギー対応の飲食店などを地図上にまとめた新サービスも予定している。

 県内の花見スポットのマップは、関東学院大のボランティアサークル「ナンバーズ」の協力を得た。十一人の学生が三月初めから徒歩で調査。桜並木で知られる大岡川沿い(横浜市中区、南区)、京急線北久里浜駅(横須賀市)、三浦海岸駅(三浦市)周辺の四十三カ所のトイレ情報を掲載。詳細欄には、バリアフリー対応かどうかも記載した。

 ナンバーズ代表の伊藤志門(しもん)さん(19)は、「調査時は寒い雨の日もあったが、皆で協力して作業できた」と達成感を語った。金子さんは「トイレがないからとお花見を諦めていたお年寄りや車いすの人も、安心して花見に行ってほしい」と話している。

花見スポットのトイレマップを製作した「ナンバーズ」の伊藤さん(左)と平井望さん(中)、Checkの金子さん(右)

2016年3月25日    東京新聞


結城特別支援学校が福祉避難所に 市と覚書締結 茨城

2016年03月26日 01時34分29秒 | 障害者の自立

 結城市は24日、同市鹿窪の県立結城特別支援学校(大森正雄校長)を福祉避難所とする覚書を締結した。災害時に在校生らの避難所となる。同校は一般避難所にも指定されており、昨年9月の東日本豪雨の際には、近隣住民約60人が避難した。

 同校の保護者から「学校に福祉避難所としての機能を持たせてほしい」との要望が相次いでいたことから、今回の締結となった。災害時、一般の避難者は体育館に収容し、在校生や保護者らは教室などに避難してもらうという。

 締結式で前場文夫市長は「障害者と保護者の負担を減らしたい」、大森校長は「避難所機能を充実させたい」と話していた。

 福祉避難所は介護の必要な高齢者や障害者ら一般避難所では生活に支障を来す人が対象で、手すりがあり、バリアフリー化されていることなどが求められる。

2016.3.25     産経ニュース