ゴエモンのつぶやき

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車いすバスケ挑戦 川内小児童

2017年06月01日 02時03分57秒 | 障害者の自立

 被災地の子どもたちが障害者スポーツに触れる「アスリート・ビジットin福島」は29日、川内村の川内小で開かれた。1年生から6年生まで43人が車いすバスケットボールを体験した。
 元女子日本代表で県障がい者スポーツ協会の増子恵美さん(三春町)、本県の車いすバスケットボールチーム「TEAM EARTH」の遠藤泰選手ら合わせて6人が講師を務めた。児童は競技用車いすの特徴や動かし方、シュートのこつなどを学んだ。ミニゲームも繰り広げた。
 トークセッションでは、増子さん、遠藤選手らが車いすバスケットボールを始めたきっかけなどを話した。増子さんは「みなさんは小学生なので、チャンスがたくさんある。なりたい自分になれるよう、諦めないで頑張ってほしい」と呼び掛けた。児童からは「試合中に転んで痛くないですか」「ライバルはいますか」などの質問が出された。
 児童を代表し、6年生の猪狩颯太(そうた)君が「車いすバスケットボールという貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました」とお礼を述べた。
 サントリーホールディングスと福島民報社でつくるチャレンジド・スポーツ体験教室実行委員会の主催。サントリーグループの東日本大震災復興支援事業「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環で、県内での開催は10回目となる。

車いすバスケットボールを体験した児童ら

車いすに乗ってシュートを体験する児童ら

( 2017/05/30   福島民報


「充実残高」ある社会福祉法人7% WAMが福祉法改正で調査

2017年06月01日 01時56分49秒 | 障害者の自立

 

 2017年の社会福祉法改正について社会福祉法人を対象に行った調査で、新たに定められた社会福祉充実残高が生じる見込みなのは1割以下であることが18日、福祉医療機構(WAM)の調査で明らかになった。

  調査は17年4~5月、WAMが融資する9009法人を対象に実施(有効回答率41%)。法人の内訳は、高齢者福祉事業のみが34%、児童福祉事業のみが28%、障害者福祉事業のみが15%、複数事業が22%。サービス活動収益の規模は、1億~5億円未満が46%、5億~10億円が21%、10億~15億円が7%だった。

  改正法では、法人の保有する財産から事業継続に必要な財産を控除して残った資金を「社会福祉充実残高」とし、「社会福祉充実計画」を策定した上で、計画的に再投資するよう定めている。

  調査では、充実残額が「生じる」と回答した法人は7%だった。「生じない」71%、「試算していない」22%。充実残額の見込みは「1億~5億円」44%、「1000万円未満」15%、「1000万~5000万円未満」「5000万~1億円未満」14%の順だった。

  充実残額が発生する法人のうち、充実計画を策定しているのは49%。投下先は社会福祉事業が95%、地域公益事業が3%、公益事業が1%と「社会福祉事業が第一優先の投下先であることを考えると妥当な結果」(WAM)となった。

  社会福祉事業の中身についてみると、「既存施設の建て替え・増改築など」が52%、「新規事業開始」が26%、「職員処遇改善」が12%、「職員教育訓練」が5%だった。地域公益事業の具体的な事業としては、生活困窮者レスキュー事業やこども食堂などが挙がったという。

  また、新定款に定める理事定数については「6人」が83%と最多。同様に評議員数には7人が66%を占めた。

  調査結果についてWAMの担当者は「各法人が6月あたりに開く評議員会では、充実計画なども決めると思うので、参考にしてもらえれば」と話している。 

2017年0530日    福祉新聞編集部


最優秀賞は岡山・ももぞの学園 きらぼしアート展 9人で抽象画制作

2017年06月01日 01時39分22秒 | 障害者の自立

 岡山県内の障害者の芸術作品を4会期に分けて紹介した連続展覧会「きらぼし★アート展」(山陽新聞社会事業団主催、県、県教委、山陽新聞社共催)の最優秀賞が30日、社会福祉法人ももぞの学園(岡山市北区粟井)の利用者9人による抽象画に決まった。6月15日、同社さん太ホール(同柳町)で表彰式がある。

 1月から5月28日まで順次開催された展覧会の全出品作約380点を対象に、備前焼の重要無形文化財保持者(人間国宝)伊勢崎淳氏=備前市▽版画家高原洋一氏=岡山市▽元特別支援学校教諭でアール・ブリュット(美術の専門教育を受けていない人たちが生み出す芸術)支援者の射矢諄一(いるや・じゅんいち)氏=倉敷市=が選考した。

 最優秀賞の作品は1畳分(1・8メートル×0・9メートル)のパネルに、赤、黄、黒、白などさまざまな色で思い思いに表現し、鮮やかな仕上がりになっている。9人が昨年9月ごろから今年2月にかけ、絵の具を筆で垂らしたり、たたきつけるようにかけたりした。タイトルは無い。

 選考会では、伊勢崎氏が「いろいろな感性、技法が重なり合い、大胆なだけでなく繊細な部分もある」と推薦した。高原、射矢両氏も「豊かな表現は、みんなで奏でた交響曲のようだ」と高く評価した。

 制作者のうち、桐畑俊浩さん(57)は「描いていて楽しかった。画家になれるかな」と喜び、則武晴美さん(62)は「もっといろいろ描きたい」と意欲を膨らませた。

 特別賞には就労継続支援B型事業所スカイハート灯(ともしび、真庭市若代)の利用者藤原正一さん(66)が描いた「モナリザと数字のコンポジション」が選ばれた。ふくよかなモナリザの肖像画が数字で埋め尽くされ、発想のユニークさが評価された。

        

最優秀賞に選ばれた抽象画      最優秀賞作品を制作したももぞの学園の利用者  特別賞に決まった「モナリザと数字                                                                         

                                                のコンポジション」

 きらぼし★アート展は山陽新聞社会事業団(松田正己理事長)の創立70周年記念事業として開かれた。

 最優秀賞制作の他の7人は次の皆さん。(敬称略)

 吉田直子、西崎高広、益田富恵、畑満里子、岸本文子、三宅孝行、為貞孝宏


鹿ケ谷かぼちゃクッキー、新名物へ期待 京都・綾部

2017年06月01日 01時31分40秒 | 障害者の自立

 京の伝統野菜・鹿ケ谷かぼちゃを使ったクッキーを、綾部市内のプロジェクトチームが商品化した。本来は薄味の鹿ケ谷かぼちゃを使いつつ、しっかりした甘さを演出しており、関係者は「綾部の新しい土産物に」と意気込んでいる。

 かぼちゃ入りのあんを挟んだソフトクッキーで、雪だるまのような独特な鹿ケ谷かぼちゃの形に似せた。商品名は「私、綾部高校出身です。」

 綾部高が全国出荷量の7割を生産する鹿ケ谷かぼちゃの認知度を向上させようと、綾部青年会議所が一昨年に商品開発などを提案。菓子製造販売を手掛ける障害者通所作業所「ワークショップ・サクラティエ」とともに土産物として検討を進めた。ドーナツやサブレも候補だったが、日持ちがしてお年寄りにも優しい食感にするためクッキーに転換した。

 製造法に苦心したが、パティシエに相談して生地を重ねてあんを挟む方法を考案。味が薄い鹿ケ谷かぼちゃの風味を出すため、あんの使い方にこだわったという。

 化粧箱は市内のパッケージ会社「タマヤ」が設計・デザインした。サクラティエから「箱の組み立て作業を請け負いたい」という要請があり、内箱はのりを使わず組み上がるよう工夫した。

 同高の3年辻村静香さん(18)は「煮物に合う伝統野菜と聞いていたが、スイーツになるとは思わなかった。いろんな人に興味を持って食べてもらえる味になった」と喜ぶ。

 6月1日から同市青野町のあやべ特産館やサクラティエなどで販売する。7枚入り。735円。

鹿ケ谷かぼちゃを使ったクッキーをアピールする綾部高生とサクラティエの通所者(綾部市青野町)
 
鹿ケ谷かぼちゃを使ったクッキーをアピールする綾部高生とサクラティエの通所者
 
 2017年05月31日   京都新聞

車いすを障害者施設に・プルタブ売却金で3台

2017年06月01日 01時27分22秒 | 障害者の自立

「草加市スポーツ少年団」(大野美江子本部長)は8日、昨年度に児童や保護者らが集めた空き缶のプルタブの売却益で購入した車いす3台を市内の障がい者関連の2施設に寄贈した。

 スポーツ健康都市記念体育館で開催された、「草加市民体育祭・第36回体力祭」の中で贈呈式が行われ、県社会福祉事業団の「そうか光生園」に1台、6月1日に同市柿木町に開所する草加市社会福祉事業団の「生活介護事業所そよかぜの森」に2台をそれぞれ寄贈した。

 贈呈式には、そうか光生園の川田民夫園長、市社会福祉事業団の大熊実事務局長、「そよかぜの森」の宮本美保子所長が出席し、それぞれ「大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べた。

 車いすの寄贈は、13年前の同少年団創立30周年記念事業で始まったもので、児童らが1年間かけて集めたプルタブの売却益で車いすを購入し、希望する市内の福祉、医療施設に毎年寄贈している。プルタブ約300㌔で1台の車いすが購入できるという。今回は878㌔分を集めて3台を購入した。これまでに今回含め計51台を医療機関や福祉施設に寄贈している。

 大野本部長は「これからも子どもたちにスポーツを通じて、助け合う心を育んでいきたい」と話した。

ニュース写真 

2017. 5.29   東武よみうり