ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

目隠し着けゴールボール 伊勢崎で障害者スポーツ体験に挑戦

2018年08月07日 11時27分45秒 | 障害者の自立

 障害者スポーツを身近に感じてもらおうと、ゴールボールの体験会が5日、伊勢崎市の群馬県立ふれあいスポーツプラザで開かれ、26人がプレーを通じて競技への理解を深めた。

 ゴールボールは視覚障害者が行う対戦型のチームスポーツ。バレーボールと同じ広さのコートで、鈴の入った重さ1.25キロのボールを相手ゴールに向かって投げる。同プラザサブリーダーの新井一夫さんの指導を受け、参加者は実際の試合と同じように3人でチームを組み、アイシェード(目隠し)を着けて対戦した

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[2018/08/06]         上毛新聞ニュース


障害者差別なき社会に

2018年08月07日 00時48分29秒 | 障害者の自立

 「要求でつながり、差別や排除のない、平和な社会をめざし、だれもがいのちかがやく未来へ」―。全国障害者問題研究会(全国委員長・荒川智茨城大学教授)の第52回全国大会が4日、埼玉県川越市で始まり、約2000人が参加しました。5日まで。

 荒川委員長はあいさつで、優生保護法下での強制不妊手術の問題をはじめとする障害者の人権保障にかかわる諸問題にふれ、「障害者運動がますます重要となっている」と指摘。今大会で学び、運動に役立てようと呼びかけました。

 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の新井たかね副会長が記念講演。重度心身障害のある娘、育代さん(46)との歩みの中で人間としての尊厳、人権を重んじる人たちと出会ったことで、自身の中にあった優生思想的な考え方を一歩ずつ克服し、「人間としてよりよく生きる価値観を学んできた」と語りました。

 「川越いもの子作業所」で働く障害のある仲間らが構成劇「川越ここがわたしの街」を好演。仲間と働く楽しさやお互いの気持ちを分かり合う大切さを訴え、「重度障害のある人の居場所づくりが必要です」と表現しました。

 常任全国委員の石田誠さんが基調報告し、「日本国憲法に込められた平和と民主主義と人権の理念を実現していく努力のうちに、すべての人々の発達保障への道を切りひらいていきたい」と述べました。

 国連・障害者権利条約をめぐる動向を薗部英夫副委員長が報告。「条約の最大のポイントはインクルージョン、つまり排除しないということ」だと述べ、日本国内の現状を条約の求めるものにしていくためにも障害者団体として「パラレルレポート」(民間報告)づくりが重要だと強調しました。

 しんぶん赤旗


兄は精神障害者…境遇を隠し異性との関わりを断った妹に訪れた奇跡

2018年08月07日 00時33分12秒 | 障害者の自立

“私の兄は、障害者”。見て見ぬ振りして、直視できない現実を避けるように生きてきた、妹目線の連載です。自分の境遇を知られたくない思いから、恋愛どころか男性が苦手になっていったアラサー手前のこと。突然のプロポーズを受け動揺を隠せない私がいました。

その男性は出会ってすぐ私に好意を寄せてくれましたが、私は心を開くことはできませんでした。それなのに彼は、突然「君を妻にしたい」とプロポーズしてきたのです。初めは、冗談だと思っていました。出会って早々、まだデートの回数もままならないのに、なぜ急に……? 私のことを何も知らないのに、何を根拠に言っているのか理解できませんでした。おまけに、男性が苦手な私にとって、交際を飛び越えていきなり “結婚” はどう考えても難しい。とはいっても、どうにかしてこの男性不信から逃れたいと答えを探していたのは本当なのですが……。

彼の言動は超ストレート。「君は、彼女じゃない。一生のパートナー、妻だと思う」と、本来なら少しずつ意識するであろう “妻” スタートで私のことを考えてくれたのです。

毎日届く「人生プラン」に、驚きを隠せなかった

その本気さが一番伝わってきたのは、毎日届く長文のメッセージでした。コミュニケーションや気持ちの共有を一番大切にしてくれるのですが、LINEのような短い文章を伝えるツールではなく、パソコンのメールアドレスに「これからの私たちについて」「今後の人生のプラン」「僕の今までの生き方」「心音の好きなところ」など、自分の人生観や仕事のこと、今までの恋愛について、私のどこが好きなのか、そして私たち二人でどんな人生を歩みたいのか。時には、PDFで自己紹介を添付してくれたり、過去にしていた仕事の様子や将来のビジョンをまとめた資料を送ってくれたり……。

ここまで、自己開示をしてくれる人がいるんだと思うくらい、包み隠さずに自分のことを話してくれたのです。自分の話をするより、人の話を聞くことで相手は安心するといわれることがありますが、私は逆だと思っています。人の話を聞くより、自分の本音を相手に包み隠さず話すことは、相槌を打つよりエネルギーを必要としますし、話したくないことまで自分を開示することは時として辛いからです。

彼は、良い情報だけではなく、自分の人生においての失敗や挫折もたくさん教えてくれました。本当に大切に思っている人にしか話さないような、“辛い経験” をまだ出会ったばかりの私に話し続けてくれました。出張で会えない時でも、毎日長文を送り続けてくれるその行動。「今日はもう帰る」と冷たくあしらっても、「なぜひとりになろうとするの?」と言いながら手を取ってくれたその優しさ——。少しずつ「私を理解してくれるのは、この人かもしれない」という気持ちが出てくるものの、それでも不安はいっぱいありました。

曇り顔を察したのか、彼は、私が不安に思っていることや心の内で感じていることを、話してほしいと言ってきたのです。

私以上に、私の家族を大切にしてくれた彼

おそらく、中途半端に気持ちを探られたり、曖昧なアピールをされたりしていたら、絶対に言わなかったと思います。しかし、あまりにも真剣だということが伝わってきたので、私自身も心を開かなければ彼に申し訳ないと感じ、正直に思っていることをすべて話したのです。「一生支え合えるパートナーができるか不安」「私には、障害を持つ兄がいる」「男性を心から信用することができない」……など、包み隠さずそのまま話しました。

そして後日、またいつものように朝起きたら長文のメッセージが届いていたのですが、内容に驚きました。

「この前は、たくさん話してくれてありがとう。家族のことだけど、お兄さんはどんな状況なの? コミュニケーションは取れますか? 手話はできますか? 車椅子ですか? ……それとも、ベッドから動けない状態ですか?」

そして、障害者施設のことや斡旋サポートのページなど参考になりそうなリンクが貼られていました。彼なりに兄のことを考えてくれたメッセージだったのです。

引っかかっていた心のわだかまりが溶けた瞬間

このメッセージを見た時、心臓の奥を強く握られたような痛みと共に感じたことは、「ああ、血の繋がっている私よりも、兄に対して真剣に考えてくれている」という現実を直視する彼の強さです。

そのメッセージは「私には、障害を持つ兄がいる」ということだけを頼りに情報を探してきてくれた内容で、“手話” や、下半身が不自由な人のための “車椅子” など、精神障害ではなく身体障害についてだったのですが、それでも時間をかけて調べてきてくれたことに胸がいっぱいになりました。

気づけば誰にも言うこともなく、心にしまいこんでいた感情——。兄のことを避けるようにしていたことを、血の繋がっていない彼に教えてもらうとは……。恥ずかしさと情けなさと、そして彼の大きな愛が混じり合って、スーッと心の詰まりが溶けていったのです。

Lifestyle


障害者差別の解消条例 対応分かれる中部の企業

2018年08月07日 00時24分50秒 | 障害者の自立

 2016年に施行された「改正障害者雇用促進法」により、今年4月には、従業員50人以上の民間企業に対する法定雇用率が0・2%上昇し、2・2%となった。今後さらに2・3%にまで引き上げる計画だ。名古屋市も障害者雇用促進へ、意識啓発に力を入れる。早ければ18年中に「障害者差別解消推進条例(仮称)」の制定を目指し、9月4日まで基本的な考え方に関するパブリックコメントを募集する。市内企業では、歓迎する声がある一方、「正直厳しい」という声も出てきた。現状と課題を追った。

毎日新聞    2018年8月6日