ゴエモンのつぶやき

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障害者の雇用率水増し、さらに佐賀でも判明

2018年08月24日 15時06分26秒 | 障害者の自立

 障害者の法定雇用率をめぐり、佐賀県は22日、障害者手帳を持たない職員4人を算入していたことを取材に対し明らかにした。

 県によると、6月1日時点で知事部局の雇用率は2・39%、雇用者数は61人としていた。その後、3人が手帳を取得したことがなく、1人は症状が改善したため手帳を更新していないと判明。4人をのぞくと雇用率は2・27%に下がる。

 県は手帳の有無を長年確認していなかった。「国のガイドラインの認識が不十分だった」としており、未取得の3人については「約30年前の入庁で、医師の診断書で障害者雇用に入れたのか、経緯は分からない」という。

 ただ、4人を加えても障害者雇用促進法で定められた地方自治体法定雇用率(2・5%以上)を下回る。「法定雇用率を達成するための水増しではない」と説明している。

 今年度、厚生労働省から手帳の確認などチェックリストが示されたため、県は6月から8月上旬にかけて「本人に協力をお願いして確認した」という。

2018年8月22日         朝日新聞デジタル


低賃金・暴言…働く障害者への虐待、3割増で過去最多に

2018年08月24日 14時52分45秒 | 障害者の自立

 ◇広陵に就労支援事業所 撮影や着付け補助

 一般企業への就労が難しい障害者らが働く写真スタジオ「夢スペースかぐや」が広陵町中にオープンし、注目を集めている。着物の着付けやネイルのデザインなどが楽しめ、カフェを併設した「就労継続支援B型事業所」だ。着付け体験は1日1組限定で受け入れており、施設長の東政男さん(54)は「障害の有無を問わず、誰もが気兼ねなく思いっ切りおしゃれを楽しんで」と呼びかけている。

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 東さんは、知的障害がある長女香菜さん(26)を家族が身近で支えたいと、事業所の開設を決めた。

 写真スタジオになったのは、着付けの資格を持つ妻・弘子さん(53)が別のスタジオで働いた時の経験からだ。車いすの客が、周囲の目を気にしてなかなか店に入ってこない様子を見て、「体が不自由な人にとって一般のスタジオは使いにくい。誰もが安心して利用できるスタジオがあれば」と思い立った。

 東さんは大工で、経営していた工務店を閉め、5月1日に開設。「夢スペース」という名称には「障害者が生き生きと夢を持って働ける場に」との願いを込めた。

 スタジオは鉄骨2階建て約250平方メートルで、東さんが自分で建てた。弘子さんら専門のスタッフが常駐し、専属のカメラマンと契約。着物やドレスの着付け、ヘアメイク、ネイルのデザイン、スタジオ撮影などを体験できる。障害者のスタッフは、着付けやカメラ撮影の補助、併設するカフェでの接客などを担う。

 6月下旬には、田原本町の県立二階堂養護学校高等部3年仲川瑛真莉(えみり)さん(18)が5日間、実習体験を行った。着付けやカメラの撮影補助などの仕事を習い、最終日は、成人式の前撮りを兼ね、実習中に自作したネイルの付け爪をして撮影会に臨んだ。

 「笑顔がステキ。女優さんみたい」「今度は胸の前で手を重ねて」。スタッフから声を掛けられながらポーズを決める仲川さんは「うれしい」と笑みをこぼした。そばで見守った母・恵さん(45)は「緊張しやすい子ですが、こんな笑顔は初めて見た。やっぱり女の子ですね」と目を細めた。

 東さんは「利用者が働く楽しさや喜びを感じ、心豊かな生活を送れるよう全力でサポートしたい」と意気込む。

 着付けや写真撮影は、完全予約制。営業時間は、月~金曜日の午前9時~午後5時。予約、問い合わせは、夢スペースかぐや(0745・60・8447)。

 【就労継続支援B型事業所】 障害者総合支援法に基づき、障害者に働く場を提供し、就労に向けての基礎的な訓練も担うが、障害者と雇用契約は結ばない。県内には今月1日現在、菓子やパン、雑貨製造などの事業所が計139か所ある。

2018年08月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

 


障害者働く写真スタジオ

2018年08月24日 14時48分54秒 | 障害者の自立

 ◇広陵に就労支援事業所 撮影や着付け補助

 一般企業への就労が難しい障害者らが働く写真スタジオ「夢スペースかぐや」が広陵町中にオープンし、注目を集めている。着物の着付けやネイルのデザインなどが楽しめ、カフェを併設した「就労継続支援B型事業所」だ。着付け体験は1日1組限定で受け入れており、施設長の東政男さん(54)は「障害の有無を問わず、誰もが気兼ねなく思いっ切りおしゃれを楽しんで」と呼びかけている。(福永正樹)

 東さんは、知的障害がある長女香菜さん(26)を家族が身近で支えたいと、事業所の開設を決めた。

 写真スタジオになったのは、着付けの資格を持つ妻・弘子さん(53)が別のスタジオで働いた時の経験からだ。車いすの客が、周囲の目を気にしてなかなか店に入ってこない様子を見て、「体が不自由な人にとって一般のスタジオは使いにくい。誰もが安心して利用できるスタジオがあれば」と思い立った。

 東さんは大工で、経営していた工務店を閉め、5月1日に開設。「夢スペース」という名称には「障害者が生き生きと夢を持って働ける場に」との願いを込めた。

 スタジオは鉄骨2階建て約250平方メートルで、東さんが自分で建てた。弘子さんら専門のスタッフが常駐し、専属のカメラマンと契約。着物やドレスの着付け、ヘアメイク、ネイルのデザイン、スタジオ撮影などを体験できる。障害者のスタッフは、着付けやカメラ撮影の補助、併設するカフェでの接客などを担う。

 6月下旬には、田原本町の県立二階堂養護学校高等部3年仲川瑛真莉(えみり)さん(18)が5日間、実習体験を行った。着付けやカメラの撮影補助などの仕事を習い、最終日は、成人式の前撮りを兼ね、実習中に自作したネイルの付け爪をして撮影会に臨んだ。

 「笑顔がステキ。女優さんみたい」「今度は胸の前で手を重ねて」。スタッフから声を掛けられながらポーズを決める仲川さんは「うれしい」と笑みをこぼした。そばで見守った母・恵さん(45)は「緊張しやすい子ですが、こんな笑顔は初めて見た。やっぱり女の子ですね」と目を細めた。

 東さんは「利用者が働く楽しさや喜びを感じ、心豊かな生活を送れるよう全力でサポートしたい」と意気込む。

 着付けや写真撮影は、完全予約制。営業時間は、月~金曜日の午前9時~午後5時。予約、問い合わせは、夢スペースかぐや(0745・60・8447)。

 【就労継続支援B型事業所】 障害者総合支援法に基づき、障害者に働く場を提供し、就労に向けての基礎的な訓練も担うが、障害者と雇用契約は結ばない。県内には今月1日現在、菓子やパン、雑貨製造などの事業所が計139か所ある。

2018年08月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

全人口の20%いる障害者は、広告やメディアでは2%以下しか見られない

2018年08月24日 14時27分28秒 | 障害者の自立

「働く女性」と聞いて思い浮かべるイメージは何でしょうか?

残念ながら、多くの方にとって「働く女性」は会社でスーツ姿で仕事をする女性のようです。

しかし実際にはオフィスで働く会社員以外にも多様な職業があり、職業選択の自由があります。それでもイメージできないのは、メディアや広告で目にする機会が少ないからではないでしょうか。

ストックフォトや報道写真という形で「イメージ」を配信する当社を含め、固定観念の形成に影響のある企業はその責任を意識し、多様でリアルなビジュアルを使用することが求められています。

それに応えてゲッティイメージズでは多様性に富んだ、現代的なイメージを制作、提供していきます。

 ロンドンで行われたLGBTイベント「Pride in London」のメディアパートナーに任命

2018年7月7日にロンドンにて開催された「Pride in London 2018」において、ゲッティイメージズはメディアパートナーとして世界中にイベントの模様を配信しました。

メディアパートナー任命に際して、ゲッティイメージズCEOのドーン・エイリーは、「イメージは、肯定的な意識を作り出し、間違った概念を正す力を持っています。Pride in London 2018には、ひとりひとりの個性と、コミュニティとしての包括性を認め合う、文化的に大きな行事です。ゲッティイメージズでは、ビジュアルを通して多様な声を高めることに力を入れ、LGBTにおける正しい理解を世界中に届けることが重要であると考えています」と発表しました。

また、毎年10億回以上の検索、4億点のダウンロードが行われるゲッティイメージズサイトの利用動向を見ると、LGBTに関連する検索ワードが上昇している結果が出ています。

性別に関する検索ワードでは、「gender fluid(性の流動性)」が214%、「ジェンダー・ニュートラル」が86%、「トランスジェンダー」が43%、「ジェンダー・アイデンティティ」が79%、昨年に比べて増加しており、性の多様化に関するキーワードが増加傾向にあります。また、LGBTコミュニティに関する検索ワードでは、「LGBTフラッグ」が47%、「LGBTの抗議」が61%、「同性愛者の誇り」が39%、「LGBTQ」は250%昨年に比べて増加しています。

2000年代になってから多くの国で同性結婚が認められ、社会のLGBTへの理解度は向上しています。ゲッティイメージズでは、この検索結果や社会のニーズを読み取り、より多くの人がLGBTについて正しい理解を得るために、多様なイメージを配信します。

2018年08月22日     ハフィントンポスト


視覚障害者と走ろう 今春設立の団体が練習会

2018年08月24日 14時13分09秒 | 障害者の自立

 視覚障害者と一緒にロープを握った伴走者が走る「ブラインドマラソン」。参加者を増やそうと、富山県内の男性2人が練習会を行う「ブラインド伴走会富山」を立ち上げた。「ブラインドマラソンを富山に根付かせ、10年、20年と続けたい」と意気込む。

 7月下旬、富山県射水市内の公園で行われた練習会には、視覚障害者6人と伴走者5人が集まった。障害者と伴走者でロープを握り合い、約1時間、思い思いのペースで歩いたり走ったりした。視覚障害のある安達実さん(70)=富山市=は「仲間が多いのは素晴らしい。これからも楽しく走っていきたい」と笑顔を見せた。

 ブラインド伴走会富山は、代表で視覚障害のある川口勇人(はやと)さん(50)=富山県高岡市=と、副代表で伴走者の波能(はのう)善博さん(40)=同=が今年3月に立ち上げた。会員は15人で、月に1回ほど練習会を開いている。

 ログイン前の続き川口さんは2004年、脳に腫瘍(しゅよう)が見つかった。一部が視神経に食い込み、視力は徐々に低下。右目は全く見えず、左目の視力も0・01に。視力を失って間もなくは家に引きこもっていた。しかし、盲導犬と富士登山をしたり、伴走者と日本縦断マラソンに挑んだりした富山市の男性(80)のことを知り、「心に波風が立った」。

 人づてに、伴走経験の豊富な波能さんと知り合い、昨年2月から走り始めた。最初は300メートルほどしか走れなかったが、週1回の練習を続けて、同6月には大会に出場して5キロを完走。走ることが楽しくて、その後も波能さんと大会に出場している。「障害者は引きこもりがち。ブラインドマラソンを知って、外に出るきっかけになればうれしい」と川口さん。

 一方で波能さんは、ブラインドマラソンのレース中、周りの反応が気になっていた。「気を使われ過ぎているようで。もっと気軽に接してもらえたら」

 ブラインドランナーが増え、伴走者と走る風景が当たり前になってほしい。2人はそんな思いで、練習会を続けていく。

 次回の練習会は25日午前9時半から。場所は射水市黒河の歌の森運動公園。問い合わせはメール(blindtoyama@gmail.com)で。

位置・腕振り・歩幅がポイント

 ランニングが趣味の記者(31)も練習会に参加し、伴走を体験してみた。

 歩幅が違うと動きが合わせづらいため、ペアを組むのは身長が同じくらいの人がいいという。記者は川口さんと一緒に走った。

 ロープをつかんで2人で走る際は、走る位置・腕振り・歩幅の三つがポイントになる。まずは、並んで歩きながら腕振りと歩幅を合わせる。走り始めてしばらくするとリズムが合い出し、スムーズに進めるように。一体感が心地いい。かつて運動会でやった二人三脚のようで、懐かしさを覚えた。

 川口さんの走り慣れたコースだったため、細かな声かけは要らず、カーブでは軽くロープを引くと川口さんの体も自然と傾く。ただし「初めてのコースでは、走る前に道幅を確認してもらうことが必要」と波能さん。段差や急カーブ、折り返しなどでは丁寧な声かけが欠かせないという。

 障害者と健常者が自然に触れ合い、生き生きとランニングを楽しむ姿に刺激を受け、心が和んだ。今度はプライベートで参加してみよう。

朝日新聞社     2018年8月23日