ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

兄は大人の体をした5歳児のようだった

2018年08月27日 15時06分02秒 | 障害者の自立

兄のアランが43歳で突然死亡したとき、一般的なお悔やみの言葉のほかに、普通とは違う言葉もいくつかかけられた。ある友人はこんなメッセージを送ってきた。「あなたの肩の荷が下りて本当によかった」。別の友人は私をハグし、「ついに安らぎを得られるといいね」と言った。

友人たちは、兄の死で安堵がもたらされ、彼が若くして亡くなったことは結果的にはよかったのだろうと考えたのだ。

兄は大人の体をした5歳児のようだった

心の奥底では、彼らは普通とは違う家族の死を理解しようとしていた。アランは普通の兄ではなく、私たちのきょうだい関係も普通ではなかった。私と兄の関係には、相反する気持ちが混在していた。あふれるほどの愛情、恐れ、共感、恥ずかしさ、感謝、そして怒りもあった。そのため、兄の死は一般的なケースとは異なり、受け入れやすいだろうと友人たちは推測した。

兄は大人の体をした5歳児のようだった。生まれながら遺伝的異常により認知的遅れ、過食、発語の不明瞭さを抱え、気分のむらが激しく、突然暴力的になった。

アランが「プラダーウイリー症候群」という、15番染色体の異常による知的障害があると診断されたのは30代に入ってからだ。母は、兄にはほかにも問題があると思っていた。生まれたときお尻が下になった状態の逆子で、へその緒が首に巻きついていており、それで脳に障害が残ったのだろうというのが母の考えだった。アランは弱々しい赤ちゃんで、泣かなかったという。

アランからはつねに目が離せなかった。1人にしておくと吐くまで食べた。ゴミ箱の食べ物も食べてしまう。ステーキナイフを使って缶を開けようとして切り傷を負ったこともあるし、コンロの火をつけてしまうこともあった。

 


省庁の障害者雇用水増し問題 野党「閉会中審査を」

2018年08月27日 14時50分53秒 | 障害者の自立

 中央省庁が雇用する障害者数を水増ししていた問題で、政府は二十八日午前に菅義偉官房長官をトップとする関係閣僚会議を開き、調査結果を報告、公表する。同日午後には衆参両院の厚生労働委員会理事懇談会でも説明する予定。野党幹部は二十五日、国会での審議に応じる姿勢を示さない安倍政権の対応を批判した。

 地方自治体でも障害者雇用率への不正算入が相次いで発覚していることから、閣僚会議では自治体などを対象に全国調査を実施することも決める見通し。全省庁の局長以上の幹部で構成する会議を設け、再発防止策や障害者の雇用確保策を検討。秋の臨時国会までにまとめる方針だ。

 立憲民主党の枝野幸男代表は二十五日、さいたま市内の講演で「与党から積極的に全貌を解明しようとするのが普通だが、消極的だ。これ以上逃げ回れば、知っていたのかと疑いたくなる」と、早期の閉会中審査に応じるよう求めた。

 国民民主党の玉木雄一郎共同代表は松山市で会見し「政府は全容解明とともに、法定雇用の実現に関するロードマップを速やかに示すべきだ」と訴えた。

2018年8月26日       東京新聞


障害者差別解消に向けた条例の原案 11月議会提出へ /群馬

2018年08月27日 13時40分29秒 | 障害者の自立

 県などは24日、障害者への差別解消に向けた県条例の原案をまとめた。障害者の社会参加を妨げる障壁の解消などをうたう内容で、同様の条例は既に全国28都道府県で制定されている。11月開会の県議会で条例案を提出し、来年1月の施行を目指す。

 名称は「障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例」。

 毎日新聞       2018年8月25日


「曲がらないと飲めない」…脱プラに懸念の声も

2018年08月27日 13時16分35秒 | 障害者の自立

 使い捨てのプラスチック製ストローの使用をやめる動きが飲食店やホテルで広がっている。

 廃プラスチックによる海洋汚染の深刻化が背景にあり、ストロー廃止は「脱プラスチック」の象徴になっている。一方、障害者からは「曲がるストローでないと飲めない」といった懸念の声もある。

 ファミリーレストラン「ガスト」などを展開するすかいらーくホールディングス(東京都武蔵野市)は12月までにガストのドリンクバーに置いてあるプラスチック製ストローを廃止し、2020年までに「ジョナサン」などを含めた約3200全店に拡大する。谷真会長兼社長は「海洋汚染防止にいち早く対応することが企業の責任」とのコメントを出した。

 脱プラスチックへの取り組みは欧米から始まった。欧州連合(EU)や米シアトル市などがプラスチック製のストローや食器の販売などを禁止すると表明。6月に開催された先進7か国(G7)首脳会議では、日米を除いて、リサイクルなどの数値目標を定めた「海洋プラスチック憲章」を承認した。

2018年8月25日        読売新聞


障害者もともに楽しむ クライミングイベント

2018年08月27日 13時09分29秒 | 障害者の自立

障害のある人も楽しめるクライミングスポーツのひとつ「ボルダリング」を体験するイベントが熊本市で行われました。
初心者6人のほか視覚障害のある女性もボルダリングに挑戦しました。
「次は11時(の方向)。もっと左です。」
周囲の人が時計の針に例えて対象の場所を知らせる方法で手がかりを探し当て、見事、壁を登っていきました。
「障害があると外に出て行くのが億劫になることがある。こういう楽しみが見つかると、色々な所に出かけて、余暇を楽しめるようになるので、とてもいいと思う。」(視覚障害のある参加者)
このイベントは今後も月に1回程度実施される予定だということです。

2018年08月25日     RKK熊本放送