ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

<杉田水脈議員>障害者らも抗議「傷ついている」

2018年08月09日 13時30分08秒 | 障害者の自立

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員がLGBT(性的少数者)について「子どもを作らない、つまり『生産性がない』」などと月刊誌に寄稿した問題で、障害者や難病当事者が7日、東京都内で記者会見し、「難病や障害のある人も傷ついている」と抗議した。

 会見で、ギラン・バレー症候群患者の内山裕子さん(43)は「病気や障害によって子どもを産めない人や、表には見えにくい難病や障害のある人など、たくさんの人がLGBTの人たちと同じように傷ついている。生産性のない人など存在しない」と訴えた。

 障害者らによる支援団体の全国自立生活センター協議会副代表、中西正司さん(73)は「社会の中の異質な要素を排除しようとする風潮の高まりを危惧する」と述べた。

 ALS患者で日本難病・疾病団体協議会理事の岡部宏生さん(60)は「杉田議員の発言は特別な当事者に向けられたものではない。誰しも病気や障害を持つ可能性はあるし、たいていの人が何らかの社会的支援を受けている。今回の発言を他人事(ひとごと)と思わないでほしい」と、介助者による代読で呼び掛けた。

 会見に先立ち6日、関係者による「生きてく会」を発足させており、杉田氏の謝罪や党内での処分を求めるほか、今後も政治家の差別発言があれば抗議していくという。

毎日新聞         2018年08月07日20

 


<杉田議員寄稿>LGBTなど抗議活動 渋谷駅前に数百人

2018年08月09日 13時14分13秒 | 障害者の自立

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が、LGBTなどの性的少数者は「子どもを作らない、つまり『生産性がない』」などと月刊誌「新潮45」に寄稿した問題で、東京都渋谷区の渋谷駅前で5日、当事者らによる抗議活動が行われた。ツイッターなどの呼び掛けで数百人が集まり、「生産性で差別をするな」などさまざまなプラカードを掲げながら、マイクを握る当事者らのスピーチに耳を傾けた。

 レズビアンの鈴木南十星(なとせ)さん(22)は、性の多様性を表すレインボーカラーの旗を手に「日本に差別がなかったら、私はここに立っていない。日本には差別があります」とスピーチ。「少しでも社会を変える手助けをしてほしい。私たちで変えましょう」と通行人にも訴えかけた。

 ゲイのイラストレーター、カナイフユキさん(29)は「差別を受けても黙ってやり過ごしてきたが、黙っていたら続く。全員で立ち向かわないといけない。これまで味わった苦しみを若い世代が感じない社会を作りましょう」。レズビアンの活動家、土屋ゆきさん(49)は「杉田さんの記事を読んでも傷つかないくらい、ずっと差別され、声を上げても無視されてきたが、慣れてはいけない」と訴えた。

 東京都内での杉田氏への大規模な抗議活動は、7月27日に実施された自民党本部前での集会に続き2回目。【藤沢美由紀】

毎日新聞        2018年08月05日