ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

手話劇やコーラス、聴覚障害者と交流/観音寺

2014年04月28日 01時08分21秒 | 障害者の自立
 観音寺、三豊両市の聴覚障害者の活動拠点「西讃ふくろうセンター」(香川県観音寺市木之郷町)で27日、恒例のふくろうセンターまつりがあり、聴覚障害者と市民が手話劇やコーラス、バザーなどで交流した。

 まつりは、西讃ろうあ協会(近藤龍治会長)が市民との触れ合いを通じ、聴覚障害者への理解を深めてもらおうと、新緑のこの季節に毎年開いている。

 交流イベントでは、手話サークルひまわりの会(岡田かをり会長)が、観音寺幼稚園の園児たちが考えた紙芝居「一夜でできた寛永通宝」をユーモラスな衣装を着て手話劇で上演。同センターで手話を学ぶ手話サロンなかよしも「みかんの花咲く丘」など3曲を手話コーラスで披露し、まつりを盛り上げた。

2014/04/27 17:29 四国新聞

浜木綿くろしお山荘「丁寧で親切」 障害者従業員に高評価 /和歌山

2014年04月28日 01時00分59秒 | 障害者の自立
 調理、フロント、清掃、経理、企画の5部門のリーダーを障害者が務める料理旅館「浜木綿くろしお山荘」(白浜町)が昨年12月誕生した。従業員の大半が障害者のホテル「フリーゲート白浜」(白浜町)の別館という位置付けで、宿泊客のアンケート調査の結果では「従業員が丁寧で親切」など高評価を得ているという。

 フリーゲート白浜の木田和彦社長(50)によると、旅館とホテルを合わせた従業員37人のうち27人が障害者。

 木田社長は「旅館は障害者の就労の場として認知されてこなかったが、一生懸命で真面目な姿勢はむしろ接客に向いている。心を込めたおもてなしで、白浜ナンバーワンの旅館を目指していきたい」と話している。

毎日新聞 2014年04月27日 地方版

兵庫)苦難乗り越え20年、寅さんのパン屋

2014年04月28日 00時57分57秒 | 障害者の自立
 神戸市長田区の障害者の就労支援事業所「くららべーかりー」が今月、20周年を迎えた。店は、渥美清さんの遺作となった「男はつらいよ 寅次郎紅の花」(1995年12月公開)で、阪神大震災に遭って寅さんが手助けするパン屋のモデルになった。26日に市内で祝う会があり、震災や火災を乗り越えて歩んだ軌跡を関係者らが振り返った。

 くららべーかりーが開店したのは94年4月。障害者の働く場所をつくろうと石倉泰三さん(61)が脱サラし、数カ月のパン作り修行を経て妻の悦子さんや障害者5人と、長田区の山吉市場の一角に開いた。

 開店9カ月後に阪神大震災で店が半壊したが、1カ月後に再開。避難所を回ってパンを配った。震災後、地域住民から「寅さんを呼んで復興につなげよう」と声が上がり、悦子さんも「明るく頑張っています」という手紙を山田洋次監督に送った。

2014年4月27日03時00分 朝日新聞デジタル

いわて統合アート「コア展」

2014年04月28日 00時55分25秒 | 障害者の自立
障がい者と健常者が互いに学びあいながら制作した作品の展示会、いわて統合アート「コア展」が盛岡で開かれています。
コア展は障害者と健常者の作品を一緒に展示し、ボーダレスでアートの世界を楽しんでもらおうというものです。2回目の今回は7つの障がい者施設を含む県内10団体の絵画や染め物などおよそ200点が展示されています。二戸市橋場にある認定こども園「まつのまる」の年長組の園児42人による合同作品「おもしろおかし」は、自分たちが食べてみたいお菓子をイメージして作り上げたものです。このほか、古着の割き織りで作った猫のぬいぐるみもあります。この展示会はあさって29日まで、プラザおでって2階の「ギャラリーおでって」で開かれています。

(2014年04月27日 12:10 更新)ニュースエコー 岩手放送

障害児の学童保育所「放課後等デイサービス」 株式会社も参入、選択肢拡大

2014年04月28日 00時45分23秒 | 障害者の自立
 障害のある子供の放課後は、通える施設が少なかったり、普通学級の子供が通う学童保育所になじめなかったりして、過ごし方に悩む場合が少なくない。しかし、一昨年の児童福祉法改正で、障害のある就学児童・生徒を対象にした「放課後等デイサービス」が開始。民間企業が参入し、さまざまな特徴のある事業所が増えたことから選択の幅が広がっている。(村島有紀)

 先端技術に触れる

 厚生労働省によると、「放課後等デイサービス」は平成24年4月にスタート。従来は障害の種類に分かれ、未就学児と就学児が一緒に通う形態だった。

 しかし、法改正で、未就学児のための「児童発達支援」と、小中高校の就学児童・生徒のための「放課後等デイサービス」に分かれ、障害の種別に関係なく通えるようになった。

 利用者数は、2年前のサービス開始時に5万1678人だったが、昨年11月には35%増の6万9789人。株式会社など民間事業者の参入が進み、「学習塾型」や「音楽教育」など特色ある事業所も増加している。

 昨年11月にオープンした東京都新宿区の「ケアステップ新宿」は、3Dプリンター(コンピューターで作った設計図を基に3次元の物体を作り出す装置)などを使った工作が特徴だ。

 一日の流れは、学校が終わった午後3時頃に入室。宿題や自由課題を終えた後、工作などをして過ごし、午後4時半におやつタイム。グループワークなどで午後6時まで過ごす。経営者の田村宏さんは「今後は植物工場も始める予定。最先端の技術を身近に感じてほしい」と話す。

 今月オープンした静岡県藤枝市の「クルール」は、体を使った室内遊びを重視した。

 親子で遊べる室内「キドキド」を運営する教育玩具輸入業「ボーネルンド」(東京都渋谷区)が協力し、約180平方メートルの室内に、跳びはねながら走ることができる弾力性のあるマット、隠れ家のようなスペースなどを設置。運営するのは、元民主党衆院議員の津川祥吾さん(42)が設立したトレミー。

 津川さんは、学生時代の学童保育所でのアルバイト、自身の4人の子育ての中で、「発達の遅れが気になる子」の居場所が少ないと実感。「子供が思いきり体を使って遊べる場所が減っている。集団行動が苦手な子供も楽しく遊べる場所にしたい」

 学童期から就職支援

 障害のある子供たちの学習塾からスタートしたのが、東京都新宿区と大田区、川崎市にある「テラコヤキッズ」。運営するディーアイ(港区)は障害者雇用コンサルティング事業や障害者の就職のための訓練事業を行う会社だ。

 障害者の就労が難しい背景には自己肯定感が低かったり、ビジネススキルがなかったりすることもあるため、教育事業に参入。障害者向けのビジネススクールのほか、小学生から高校生に向けた個別指導型の学習塾を手掛ける。一昨年4月からは放課後等デイサービス事業も開始した。

 テラコヤキッズでは将来の就職を視野に、障害者雇用に熱心なメーカーや小売業などの見学会も行う。同社は「障害があるから就職できないわけではなく、早い段階で働くイメージを持つことで子供の可能性を最大限広げていきたい」と話している。

工作好きの子供たちが集まる「ケアステップ新宿」。クレーンアームを模した玩具でピンポン球を運ぶ作業は空間認知能力を高めるという=東京都新宿区


【用語解説】放課後等デイサービス

 発達障害を含めた障害のある児童・生徒(主に6~18歳)が生活能力などの向上のため、放課後や長期休暇中に通い、受けるサービス。1カ月に通う日数は保護者などと相談し、区市町村が決める。療育手帳や身体障害者手帳を必ずしも必要としないため、学習障害などの児童も利用しやすい。利用料は、所得によって上限が変わるが、自己負担は原則1割。残りの費用は国が2分の1、都道府県と区市町村が各4分の1を負担する。独自の負担軽減を行う自治体もある。

SankeiBiz 2014.4.27 18:08