英字新聞を読むことの薦め(1)ー過去分詞、現在分詞

2006年02月01日 11時34分30秒 | 分詞
受身の英語からpositive な自己表現できる英語を目指すなら、私はどこかで、英字新聞を読む習慣を生活の中に組み込むべだと思います。

私が英字新聞を読み始めたのは44歳くらいの頃。毎日月曜、東横線大倉山の駅の売店で週刊の「The Nikkei Weelky」を500円で買った。それを行きかえりの電車で読んでいた。約32頁。1週間かかっても読みきれていなかったのだが。

今、読んでいるのは、読売、The Daily Yomiuri, The Nikkei Weekly。それに時々日経。新聞情報としては、英字の方からが多いと思います。読むことに苦痛を感じない。日本語のほうが漢字が目に刺さってきて痛いからしんどい、というのは少し言い過ぎか。しかし、ほんとのところなんです。

現実に今自分が生きている時代の諸現象を言語化しなければ、Say hello to the globe in English などといった空念仏となるのです。自分の経験から、新聞が一番手っ取り早い。英会話学校へ行くのはいいでしょうが、それだけで向上すると思うのは、甘くはないか。

 
 英字新聞はわかりやすく書こうとしています。かつ構造は本質的に簡単である。が、つまずきそうな点がいくつかあります。以下にそれを解説:

①分詞がよく出てくる。
 過去分詞と現在分詞の二つです。

本年1月30日付け The Nikkei Weekly の文章から:

Dentist Hiroshi Matsumura ,53, is president and CEO of Tokushinkai Group, an incorporated association of dentists based in the city of Niigata.
Tokushin is one of the larghest medical groups of its kind in the world.
Since Matsumura founded the association in 1981, it has established 22 dental clinics in Japan and six in China. The number of patients visiting its clinics has soared to some 70,000 a year.

構文のほとんどは、S +Cです。難しくない。しかし、based(過去分詞)とvisiting (現在分詞)で戸惑うかも知れない。
頻繁に出てくるパターンで、名詞を後置修飾しています。名詞を表現するときには前から修飾する方法と後ろから修飾する方法があるが、後ろから修飾するほうが複雑な内容を盛り込めます。だからこのパターンが多いのです。意味は関係代名詞を補充すればいい。

つまり、basedは which(又はthat) is based と同じです。
an incorporated association of dentist which ( or that) is based in the city of Niigata です。

visiting は who vist its clinics です。先行詞はpatients。

ではなぜ関係代名詞を省くのか。関係代名詞を入れると関係は明確になるにしても、あつくるしく、重たくなるからです。
 
もしも、関係代名詞で説明を加えている文章でその中の名詞をさらに関係代名詞で修飾したくなった場合、たとえ文法的には正しくても、とても、重たい。そんなときは軽く分詞で後置修飾をすれば、すっきりとするわけです。

分詞になれるのが、一つのポイント。

それから、名詞は、長くなること多い。同格とか、年齢とか。これは慣れでしょう。

of its kind などというのはちょっとかっこいいでしょう。こんなのが軽く使えたり、文章にはいいてくると 、It's cool.(かっこいい)じゃないですか。



  
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« From Today\'s Nikkei | トップ | 英字新聞を読むことの薦め(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

分詞」カテゴリの最新記事