シェルター住居と防災政策(その1)(大中小の「コンパクトシリーズ」)
( 画像は 台風襲来前の白川① 9/5 )
8、9 号台風が沖縄を経て
九州西を北進したと思ったら
矢継ぎ早に台風10号が
また沖縄と九州を狙っている
今度の10号は 規模や強さが
桁外れに大型で猛烈なようだ
いくらか台風に慣れているとはいえ
今まで大変な目に遭い
その被害や恐ろしさが
記憶に残っている人たちは
予測できないような強烈台風の襲来に
やはり戦々恐々としている
今回 気象庁や国土交通省は
異例の早めの対処や避難の喚起を
行なっているが
最近の水害や地震と同じく
「自分の身は自分たちで守って欲しい」と 最大級の警戒を呼びかけている
ここで 私の提言を述べたい
(1)防災シェルターの開発と普及を
※ これだけ想定外の災害が増えてきた
事態を受けて 政府や各省庁は
大中小の防災シェルター住居を開発し 日本全国に普及させて欲しい
※ 地下室はもちろん 地上部分も
頑丈な建物を作る(機能性を重視)
※ 自前のインフラ(電気、水、食料、
燃料、通信、照明等)を整備する
※ 小は各家庭用のシェルター住居
( 名付けて「コンパクトハウス」)/中は 地域のコミュニティー用建物(「コンパクトコミセン」)/大は 地域の避難生活を守るシェルター(「コンパクトシティー」)
⚪︎ 小、中は 特に支援と補助を行う
※ 財源は 消費税やコロナ対策費を
後年引き継いで賄う
※ これらの建物は 非常時や訓練時だけに使うのではなくて 日頃から日常的に活用したい 特に小のシェルター(コンパクトハウス)は 普段の住居として
兼用したい( 建設費や維持費は
国や自治体などの補助や支援で
賄うようにしたい )
(2)コンパクトコミセンの設置を
災害時は この施設が
一番活躍するだろう
従来の避難施設を 常設し 常時
避難訓練や啓発、実際の避難に活用する
常時は 公民館、体育館、集会所などに
使い いざとなったら 避難所に転用する
だから 訓練時には 非常食や段ボール
ベッド、非常発電機、貯水槽等を使い
定期的に点検と補充等をおこなう
規模は大きめで 設置数は増えるだろう
(3)コンパクトシティーの推進を
シェルター建設を中心にして防災や
インフラ整備、費用節減、支援の
効率化のためにも 少子高齢化の
改善としても コンパクトシティーの
普及を図る
※ 最近の自然災害の状況をみると
誰でもがどこにでも自由に住まいを構え
個々が独立して生活できる時代は
終わったと思う
※ 防災や支援で 自治体が
どこにでも満遍なく駆けつける余裕は
今はほとんどないように見受ける
※ 日本全国で 衰退する地域が急増している現状をみるに
コンパクトシティーを作り運営すれば
人も集まり 子どもも増え 町全体が
活性化するのではないか
※ それぞれの地域の生活が見直され
今の首都部一極集中も 少しずつ
改善されていくのではないか
(4)地球温暖化対策を兎に角急ぐ
※ 今回の新型コロナ禍といい
異常気象からの大災害といい
ほとんどは 地球温暖化が
遠因と思われる
※ そして この地球規模の温暖化は
① 経済のグローバル化と
② 各国のインバウンド依存と
③ 生活の高度化と効率化など
が 引き起こしていると思う
※ グローバル化は 世界の主な国々に
工場を建て そのための物流も活発化、
巨大化していった
※ それから引き起こされたものは
自然を開発し 排ガスや廃棄物を出し 地球の大地や大気を汚染したことだ
インバウンド化が引き起こしたものは
人の往来を活発にし 交通や通信、
宿泊等のために 燃料や食料などを
今まで以上に消費・浪費することだ
これも排ガスや廃棄物の急増につながる
生活の高度化は 大地を切り開き
海や湖沼を埋め立て 森林を伐採し
化石燃料を大量に燃やすことを
促してきたため やはり地球の温暖化に寄与することにもなった
(5)だから これらのことから
私は 下記のことを提言したい
ps 2020.9.5 草稿 提言は(その2)で述べます