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「鐘の鳴る丘」と「エール」『とんがり帽子』を聴く

2020年10月27日 13時38分00秒 | Weblog

「鐘の鳴る丘」と「エール」

  『とんがり帽子』を聴く



( 画像は 秋の雲と樹木 10/21 )

出征する兵隊や

見送る家族の気持ちに

寄り添って しかし

戦意を鼓舞するという

軍部の意も汲んで

作られたと思われる古関裕而の曲

だからか 若い頃の私は

戦意高揚だけを考慮して

いわゆる軍歌を

意識的に避けてきたが

今放送中の「エール」を視聴して

改めて古関(さん)の曲を聞くと

また違った印象を受けた

あるネットでのコメントによれば

戦後 古関裕而の曲を聞いた

アメリカ軍(GHQ)の高官が

「何だ、これらの曲は 

 戦意高揚というよりも 

 叙情的じゃあないか」と言ったとか‥

確かに このコメントを見てから

これらの軍歌を聞くと

戦意を煽ると言うよりも

兵士やその家族に 

しみじみと語る感じの曲想に思えてしまう

(ただ 軍部は これらの曲で

 戦意を高めようとした事実は

 否めないだろうが‥) 


それから 古関裕而が苦悩の末に

戦後に創った曲「鐘の鳴る丘」は

今までの曲から一転して

明るく未来を見据えた 爽やかな

目の前に丘や家や

希望に満ちた人々の顔が

浮かんでくるような曲である

そして

今進行中の「長崎の鐘」は

「鐘の鳴る丘」とまた違って

鎮魂と平和への希求の思いが

聞く人にも伝わってくるような

穏やかで優しい曲だと思う


如己堂の永田医師(吉岡秀隆)は

「自分の(慰労、納得の)ために

 曲を作ろうとしているのでは」

と考え 「どん底に大地あり」と

著書を通して  古関に語りかける

  如己堂は 二、三度訪ねたことがある

 一度は 確か 三十数年前の89日で

 家族一緒だったと思う 

  実際は 永井 隆  医師である  


作曲家・古関裕而は 戦意を鼓舞し 

若者たちを戦場に駆り立てたという

自責の念から 罪の意識から

そのことが強いトラウマとなり

過去と現在が堂々巡りとなり

前に進めない状態に陥っていた

でも 妻の音(金子)さんや

仕事仲間の後押しなどから

ようやく それらの呪縛から抜け出して 

平和を願って世に送り出した歌が

「長崎の鐘」であった


古関裕而は 戦後の数々の曲から

戦争で被災した人々への鎮魂と

子どもたちのこれからの幸せを

願っているというメッセージを

発し続けたのではないかと思う

ps 2020.10.21 草稿

私は 今まで 長崎市を訪れ

長崎の爆心地や被爆地に

何度立ったことだろう

また被災した人たちの

子どもさんやお孫さんたちにも

何度か接してきた

その度に 核兵器の非人間性と

被曝や被災の惨さを覚えるし

私や妻の両親、おじおばたちも

戦禍に逃げまどったことを

思えば 戦争の不合理さも感じる

でも ただ呆然として

漫然として日々を送れば

また同じような道を歩むかもしれない

戦争と平和のこと 経済と外交のこと

学問や技術と国際平和のこと

歴史の勉強と研究のこと

政治と国民の幸福のこと

教育と青少年の未来のこと

私たちは これからも

しっかり考え 論じ合い

試行しチャレンジしていくことは

数多くあると思う

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

劇作家の池田(北村有起哉)が裕一に、ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌を依頼しにやって来る。裕一は、戦争中に自分がしたことに責任があるといって断ろうとするが、戦争に翻ろうされた子どもたちを裕一の曲で励ましてほしいと説得される。

 池田が残していった歌詞に断片的なメロディーが引き出された裕一は、それを手掛かりに作曲に取り掛かる。しかし戦場での光景や大切な人々の死が作曲中の裕一を苦しめる。

 苦悩の末、裕一は「鐘の鳴る丘」の主題歌「とんがり帽子」を完成させる。場面が変わり、裕一によるオルガン演奏に乗せて子どもたちが「とんがり帽子」を元気に歌うシーンになると、ネット上には「あ、この歌聞いたことある!」「この歌知ってる!」といったコメントが殺到。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」は、昭和2275日にNHKラジオでスタート。復員した男が戦災孤児の居場所を作るために奮闘するという物語で終戦直後、大きな話題を呼んだ番組だった。さらに当初、週2回の放送だったこの番組は、聴取者からのリクエストの声に応える形で、スタートから半年後には週5回の放送へ発展。これが現在も続くNHK朝の連続テレビ小説の基となったことがナレーションで明かされると、ネット上には「昔から母が家事をしながらよく口ずさんでいた」「戦後の子どもたちはみんな歌ってたんだろうな」などの投稿も集まり、さらに「当時子どもたちを楽しませたのかなと思うと涙が出る」「母の幼少期を想像して泣いた」「感動した。朝ドラでやるから意味があるんだよね」といった声が相次いでいた。

10/21 ネット情報サイト・クランクインより

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秋は 何と言ってもヴァイオリン

2020年10月27日 13時17分00秒 | Weblog

秋は  何と言ってもヴァイオリン

 ( 楽器演奏と季節に思う )



( スパゲティーと紅茶オレなど 10/27 )

秋には 何と言っても ピアノ


と 私は かねがね言っている


だけど もちろん 


ヴァイオリンの音色も好き


今日のお昼に


葉加瀬太郎さんの演奏を


聴いていると


緩急自在のヴァイオリンの音色が


iPad PRO の四つのスピーカーから


流れてきて いいなあ と思った


アルバムは 葉加瀬太郎さんの


バイオリンII  VIOLINISM II (2002)


今日のランチ(気取って😅)は


スパゲティーとサラダと


飲み物に ホットの紅茶オレ


外は秋の青空


スイーツに チョコまん


もうしばらく 


秋の好日は続きそうだ


ああ、ここに生まれて良かった


ああ、いろいろあったけど


今まで生きて良かった


ああ、私は 丸ごと


この地が好きだ 愛おしく思う

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