もう一度結婚しようか?
( 画像は萌の里でのコスモス園 10/7 )
震災後 復旧・復興の一環として
国道57号の北側ルートが
新たにできたので
さっそく秋の旅行を兼ねて
愛車で出かけた
今まで 立野から赤水?まで
きつい坂が続き
以前のイストや今のアクアでも
結構キツそうな音を立てて登っていたが
今度できた北側ルートの道は
長くて綺麗なトンネルも掘ってあって
いつの間にという位に
坂には気づかずに 阿蘇谷の中に
着いていた
建設に携わった工事関係の人たち、
国土交通省や県、そして
地元の自治体などが
力を合わせて短期間で建築した
高規格の道路だ
トンネル掘削技術の進歩に
目を見張る思いがする
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「道の駅阿蘇」を出て
曲がりくねった高森への道すがら
何を思ったか突然カミさんが
「もう一度 結婚しようか?」
と話しかけてきた
こちらは運転がうまくないから
必死の思いで?ハンドルを捌いている最中に カミさんが 急に変なことを
言い出すものだから 私は一瞬 頭の中が
ホワイトアウトして
ハンドル操作を誤る所であった
後でよく考えたら ラジオのニュースで
熊本市か県が 婚姻届の書類の様式を
変えたらしい?と話していた
それでふざけて咄嗟に話したのだろう
でも 動機がなんであれ内心驚いたし
以前 カミさんは
「もう一度生まれ変わって結婚するなら 違う人がいい」と話したことがある
(別に お互いにイヤになったと
いうことよりも もしももう一回
チャンスがあれば 繰り返しよりも
異なる人生もありかもと 私も思う)
それで もう一回生まれ変わったら
何て愚問は
問いかけないようにしている
でも おふざけであっても
今回のようなことを カミさんが
サラリと話しかけてくれたことは
内心 何だか嬉しくもあった
僕は
「もう今は キツいことを言っていた
(私の)両親も この世にはいないしね」と話を継いで そう言った
鬼界に入った?両親は
今頃 苦笑いをしていることだろう
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今さっき
NHKFMラジオを聴いていて
「歌謡スクランブル」で
『中島みゆき作品集』が
放送されていた
その中で「慕情」という曲が
流れてきて ある歌詞の部分で
心に響くものがあった
(下記の部分)
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
海から産まれて来た
それは知ってるのに
どこへ流れ着くのかを知らなくて怯えた
生き残る歳月 ひとりで歩けるかな
生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな
限りない愚かさ 限りない慕情
もいちど出逢いから
もしもあなたと歩きだせるなら
もいちど出逢いから
ただあなたに尽くしたい
少し嬉しかった事や
少し悲しかった事で
明日(あした)の行方(ゆくえ)は
たやすくたやすく
翻(ひるがえ)るものだから
甘えてはいけない
時に情(なさけ)は無い
手離してならぬ筈(はず)の何かを
間違えるな
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ここの部分は 難解ではない
普段着の言葉で 優しく
話しかけるように歌っているが
実は 年齢を経て いろんな
悲喜交々の体験を味わってこそ
わかってくる哲学的な内容だ
さっき ネットで何回も聴いて
女性の立場や男性の立場の
どちらかででも聴けるし
理解もできるような
素敵な歌だと思った
散歩中に 歩きながら
自転車に乗りながら
帰宅後 自宅の部屋でも
2時間半の中島みゆきの
歌の世界を じっくりと
心から楽しむことができて良かった
ps 2020.10.7 草稿
歌謡スクランブル ▽中島みゆき作品集 NHKFMラジオ 番組表より
楽曲「時代」中島みゆき※以下曲名のみ
- 「アザミ嬢のララバイ」
- 「わかれうた」「おもいで河」
- 「ひとり上手」「悪女」「誘惑」
- 「空と君のあいたに(シングル・バージョン」「ファイト!」
- 「旅人のうた」「糸」「二隻の舟」
- 「地上の星」「麦の唄」「慕情」「離郷の歌」<ヤマハ、ポニーキャニオンなど>