画家・安野光雅さん、
ご逝去 安らかに
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(「旅の絵本」と逝去の記事 1/21 )
新聞のため読み・丁寧読みを
していて 1月21日の夜
画家の安野光雅さんの逝去を知った
94歳
私の亡くなった父と同じ位の歳だ
空想的な絵本や
幻想的な風景画で親しまれた安野さん
新聞によれば 昨年の12月24日に
亡くなられたとのこと
(熊本日日新聞 1月17日朝刊参考)
欧州や国内各地を旅しては
温かみのある風景画を描き
「旅の絵本」シリーズや
「津和野」などの作品集を
発表されている
安野さんは
昭和59(1984)年に
「国際アンデルセン賞」を
2008年には「菊池寛賞」を
受賞されていて また
2012年には
文化功労者に選ばれている
(以上 熊日新聞1/17 などを参照)
私は 2003年に
「旅の絵本」を購入して
時折絵本を開いて
楽しんできたが 最近は
本棚の中に飾っていた
(絵本は 1977年4月に福音館書店より発行)
旅のスケッチは 緻密で繊細で
しかし 描いた風景の中に
地域の人たちが溶け込んで
生き生きとした様子が描かれ
生活の匂いや温かみを感じる
素敵なページばかりで
それぞれを隅々まで見ていて
声や風や匂いまで届いてくるようだ
安野さんは 確かNHKラジオ番組で
レギュラー出演をしておられたと思う
(記憶が曖昧で違ってたらご容赦を)
※ 今ネットで調べたら たしかに
安野さんは「日曜喫茶室」の
助連客として 毎月最終日曜日に
出演しておられた(午後0:15〜2:00
司会は はかま満緒さんと小泉さん)
※詳しくは下記の欄を参照のこと
日曜喫茶室
私は はかまさんと安野光雅さん、
それに池内紀さんなどとのトークを
とても楽しみにして愛聴していた
安野さんは 声張り上げず
淡々とした語りの中に
人柄が滲み出ていて
聞いている方も 肩の力が抜けて
休みのひとときを
楽しく穏やかに過ごすことができた
明日は また
「旅の絵本」を開いて
自然豊かなヨーロッパの田舎に
旅にでも行きましょう
ps 2021.1.21 草稿
ファーブルの昆虫記にも詳しかったと
記憶している
(以上 年月が過ぎているので
記憶にやや不鮮明な点があります)
ここに 今までのご活躍を振り返り
謹んで安野光雅さんのご逝去を悼みます
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