虎屋の羊羹と猫の敷物
( 虎屋の羊羹と ネコの敷き物
2021/12/17 撮影 )
「虎屋の羊羹」って
ときたまカミさんが
その名を語っていた
それぐらい有名な和菓子らしいが
田舎で生まれ
経済的にもそう豊かでない家庭で
育った私の耳には入って来なかった
名あるお菓子だと思う
片や カミさんの方は
熊本旧市内育ちで
親戚には都会で暮らす
おじさんおばさんが多く
お菓子のやりとりなども
色々とあったらしく
うちのカミさんは
いろんな食べ物や品物を
よく知っている
その中の一つが
この虎屋の羊羹(ようかん)だ
羊羹は
私の好物の一つだが
子供の頃は
滅多に口にすることもなく
あっても一切れだったと思うし
結婚してから 時々食べるものは
そう高くないもので
大きめにカットした羊羹を
いただいていたような気がする
しかし
この虎屋の羊羹を
そんなふうに 分厚いものを
しかも 一度に何個も食べたり
一口でガブっと食べたりすると
味も素気もないし情緒もない😅
それで 私が
そんなことをついしでかすと
カミさんは あなたは
有名なお菓子も何も
へったくれもないわね
などと やんわりと揶揄する
今 ケースを見たら
ちょうど虎屋の「おもかげ」を
一個(本)残しておいたので
調べると 黒砂糖入羊羹と
書いてあり 黒砂糖は
沖縄西表産だそうだ
ps 2021.12.17 草稿
甘味といえば
戦前から戦中、戦後にかけて
砂糖などの配給がきつくて
庶民には 砂糖などの甘味は
なかなか回って来なかった
私は 昭和26年(1951年)生まれ
まだまだ戦後の匂いは残っていて
甘味とは縁が遠く 砂糖やお菓子は
結構高くて その種類も
そう多くはなくて 人工甘味料が
家庭で出回り始め 親に隠れて
そっと舐めてみたりしていた
スズメの卵やチロルチョコなど
バラ売りであった
(スズメの卵は 確か2個で1円?)
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