哲ノート

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百尋ノ滝から川乗山へ① -百尋ノ滝まで-

2012-10-05 23:26:47 | 山登り・ハイク

「今日は雨上りだから、スリルあるぞぉ」 -奥多摩駅からのバス車内での会話-

今日は奥多摩でも人気の登山コース「奥多摩駅~百尋ノ滝~川乗山~鳩ノ巣駅」ロングラン6時間の登山コースに向かいました。

近隣だと「御岳山」、革靴で登れる“ミシュラン?”高尾山みたいな俗世間と変わらない山々とは違って、キチンと装備しないと危険な山行です。

今回のコースは聞いた話だと、奥多摩で一番滑落事故が多いそうです。(まあそれだけ登山客が多いことにもなりますが)

 

奥多摩駅発8:13発「鍾乳洞」行きは登山客で満員です。

すれ違うのに手こずりそうなせまい日原街道を約10分ちょっとで「川乗橋」に着きます。

車内での会話の通り、日原川の水量が異常に豊富で、白い水しぶきを上げながら流れ下っています。

ここからまず「百尋ノ滝」を目指します。

アスファルト舗装の林道をテクテクと歩きます。勾配はけっこうきついので、舗装した道路はけっこう「あし」にきます。さっそくへばりそうです。

林道を40分へばりながら歩くと、そこから林道をはなれ登山道になります。

   

ここから百尋ノ滝まで深い谷に沿った、人ひとりが通れるくらいのせまい道が続きます。

川の音が響き渡ります。いつもならきよらかな清流なのですが、今日は水量が多く、川流れが速く、まるで無数の滝のような爆流になっています。

途中で何度か木の橋で川を渡りますが、下を覗くとものすごい川の流れで、スリル満点どころか恐怖を覚えるくらいです。(足すべらしたらオワリですね…)

  

まわりを見渡すと木々のミドリ一面。あとは川の爆流と音。これだけの世界です。

山道は川沿いに片側が崖になっている細い道です。一歩一歩確実に踏み込んで高度を稼ぎながら進み、登山口から40分くらいで「百尋ノ滝」に到着します。

チョロチョロではありません、大きな大きな百尋ノ滝です。しかも水量が多くド迫力の滝です。



もうただただ見とれてしまって、コトバもありません。しぶきの多さからでしょうか滝の落下口が霞んでいて一種幽玄な雰囲気を漂わせています。

水量が少ないと滝壺近くまで寄れるようですが、とんでもない、もう迫力に圧倒されて容易には近づくことができませんでした。

ここで滝を見とれながら一休み。

さあここから川乗山への登頂が始まります。

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