哲ノート

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豪徳寺・鶴の湯に浸かる -銭湯を巡る170-

2022-07-26 22:30:50 | 銭湯・温泉
世田谷線(山下駅)と小田急線が交わる豪徳寺駅で下車

世田谷線沿いにニョロニョロと個性的な店が立ち並ぶ商店街を歩くと、今日訪湯する「鶴の湯」さんがあります。

1949年創業宮造りの建物、格天井など由緒ある銭湯の形ですが、リニューアルもあり明るく清潔感ある銭湯です。

  

カウンター式の番台からこじんまりとした脱衣所へ・・・その脱衣所から浴室正面に“きれいな富士山”が見られます。

男湯から女湯にかけての「またぎ富士」 雲海の上に雄大な富士山と定番の海原・松・船・・・それにしても「きれいだなぁ・・・」と思ったら

「2022 なかじま」のサインが・・・なるほど塗りたてですか。でも浴室画の塗りたてって貴重ですよね、由緒ある浴室画が多い中か鮮やかな青と緑のコントラスト・・・見とれちゃいます。

浴室内はそんな浴室画の下におおきな湯船(バイブラ湯・ジェット湯・座湯併用)と水風呂の構成です。(この時期「水風呂」はありがたいですね、火照ったカラダを静めるには最高です)

井戸水を利用した軟水使用で、湯温は41~2度くらい(水風呂は20度)で、すっきりしていてとても気持ちよい湯です。

そしてここには「露天風呂」があります。ただし天井は開いているんですが、場所柄周りは塀で囲まれており解放感はもうひとつ・・・

ときおり外気の風が・・・ときおり世田谷線がすぐそばを通る感じで、湯温40度くらいのちょうどいいくらいの湯船があります。

囲まれてはいますが、内湯と違って外気に触れられるだけでも暑いこの時期は心地よいです。

 

平日の昼間(15時開場)ですが、明るいうちから利用客の入りがいいですね。銭湯にとても活気があって、湯船に浸かりながらいろんな人、人間模様を見ているだけでも楽しいひとときです。

30分くらいの銭湯ですが、そのひとときでココロが癒され、カラダが癒され、気分よく気持ちよい空間を味わうことができました。

ごちゃごちゃとした商店街・住宅街の中にありますが、この銭湯の中だけは異空間で、とても気分良く活気ある銭湯の雰囲気を味わえる「鶴の湯」さん、ほんといいお湯でした。


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