観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

偏屈な人間が世界を変える

2007年02月05日 | 日記
「偏屈な人間が世界を変える」と何かに書いてあった。
偏屈といえば、織田信長がそれまでの日本の体制を大きく変えたが、小泉純一郎前首相も日本の社会を大きく変えた。功罪半ばというより罪のほうが大きいが、グローバルな社会というかけ声の下に、弱肉強食の競争社会に拍車をかけ、ギスギスした世情は子ども社会にまで及んでいる。
という話は置いて、IT社会はまさに偏屈な人が作り上げたといえるのではないだろうか。
とりわけ、アップル社のスティーブ・ジョブズは、著しくバランスの欠けたアクの強い性格と言われている。まさに偏屈中の偏屈のようだ。
彼が中心となって創ったアップル社を彼がスカウトした人物によって追放されるという経歴を持ち、駄目になりかけていたアップル社に復帰後は、iMacやiPodであっという間に立て直すという手腕を持つ。
と書いてはみたものの芸術の世界も同じではないのか。ダヴィンチもピカソも偏屈だと言われているし、結局、パイオニアはみんな偏屈な人間なのだろうか。
「偏屈な人間が世界を変える」は、妙に納得させられる表現である。