◇発売前に販売終了とは?
『カシオの自分撮りデジカメ「EXILIM EX-TR150」、発売前に販売終了を告知』という記事が色々なサイトに掲載されています。
予約が殺到して、予定の生産台数に達したので、発売前に生産終了してしまうという、珍しいケース。お店では買えない“幻のカメラ”になってしまいました。
オークションでは高値になるかも!?
日経トレンディネットによれば、
『カシオ計算機は2012年4月13日、コンパクトデジカメの新製品「EXILIM EX-TR150」(実売価格は3万円前後)の国内向け生産と販売の終了を告知した。2012年4月5日に発表した新モデルで、4月20日に販売を開始する予定だった。発売を迎える前に生産終了となるのはきわめて異例。広報担当者によると、「予想以上に事前予約が殺到し、予定の生産台数に達した。国内向けモデルの追加生産の予定はない」ためだという。』
とのこと。
あくまでも国内向けについてで、海外向けには生産・販売するでしょう。というのは、中国や台湾で大ヒットしているらしいのです。
同じ日経トレンディネットが、3月19日の記事「カシオの不人気デジカメが台湾や中国で大ブレイクした理由」で書いています。
『…EXILIMシリーズの海外戦略を担当する、…藤井 寛氏によると、ブレイクのきっかけは2011年8月ごろだという。藤井氏は「若年層の間で人気のある香港在住の人気モデルが、自身で購入したEX-TR100で自分撮りした姿をたまたまSNSで公開した。それを見た若者たちの間で、『こんなきれいな自分撮りは見たことがない』『どんなカメラを使っているのか』とSNSで話題になった。これがきっかけで急激に火がついていった」…』
◇売れない印象だったが…
この旧バージョンのEX-TR100を店頭で見たことがありますが、デザインが奇抜すぎて売れないだろうなあ、と思っていたらその通り、国内では不人気。それが、中国、台湾でブームになり、プレミアまでつくありさま。わからないものですね。
そういえば、2月に横浜で開かれた「CP+(シーピープラス)2012」で、このタイプをPRしていました。
カシオのブースで撮った写真。
おそらくデモ機で、EX-TR150そのものではないと思います…
◇そうか、プリクラだ
EX-TR150は、付属のタッチペンを使ってデコレーションを楽しむ機能が追加されているそうです。
仲良しの女の子たちが自分撮りして、デコレーションする。これは全くプリクラですね。
なるほど、若い女性には受けるかもしれません。顔がきれいに撮れるそうですし。
オジサンとしては全く興味がありませんでした。(だいたい、オジサンが自分撮りしている姿というのは…想像するだけでキモチ悪い)
カシオの EX-TR150のページはこちら。(今からでは入手困難…)