◇ライカの噂話
Leica News & Rumorsより。ライカにも噂サイトがあるのですね。
ライカファンでもないし、なにしろ高いカメラなので、買えるわけもないのですが、興味を持ったのが2点ほど。
- 新しいLEICA X2は18メガピクセルセンサー機になる。
- 新しいLEICA Monochrome M レンジファインダー機は、ブラックでフロント面には赤のドットやほかのマークは付かず、LEICA M9-Pと同じ様に、上部プレートにLeica Monochromeのロゴが刻まれるだけになる。液晶スクリーンは付きそうだ(最初、液晶がつかないと報告していた)。
LEICA X2は、コンパクトカメラLEICA X1の後継機。X1はAPS-Cサイズ、12.2メガピクセルなので、画素数が増えると期待されているようです。
LEICA X1が写真コンテストの賞品になっていたので(Kakaku.comのPHOTOHITO)、ちょっと気になっただけ。コンパクトカメラといっても20万円ぐらいします。もらえたらうれしいけど、ダメだろうなァ。
新しい『LEICA Monochrome M レンジファインダー機』については、モノクロ専用機が出るという、かなり前から出ていた話ですが、個人的にはどうにも理解しにくいコンセプトです。
このカラー時代に、モノクロ専用機を出す意味がはたしてあるのか…
で、色々メリットを考えてみました。
- 古き良きライカへのノスタルジー
- 撮像素子の前のカラーフィルターが不要
- 撮像素子を明暗の情報だけに特化して使え、飛躍的に(?)高精細な画像が期待できる
- 偽色や色ノイズ、レンズの色収差を考えなくてよい。
- ファイルデータがカラーより小さく、速いレスポンスでサクサク撮れる
- 旧型レンズの良さを生かし、味のある絵がとれそう
ベースになると予想されているLEICA M9-Pはフルサイズ機。それより解像感のある、ノイズの少ない絵になるとすると、中判カメラの画質に迫る、それこそ美術館に飾れるような高品質の画質になるかもしれません。(写真はLEICA M9-P)
カラーフィルターをなくすと、焦点が変わるでしょうし、モノクロ専用センサーを開発し、まったく新しいカメラをつくるとなると相当大変なこと。それだけの値打ちのある性能でないと…
たしかに、興味深いことではあります。