つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

キヤノンVSニコン五輪決戦 PartⅡ

2012年08月07日 | カメラ

8月7日付け 読売新聞朝刊に「一眼レフの祭典…キヤノン、ニコン 五輪使用率競う」という記事が出ています。(オンライン版記事はこちら)

記事によると、


『ロンドン五輪の舞台裏で、キヤノンとニコンがデジタル一眼レフカメラの世界一の座を巡り、熱戦を繰り広げている。』

として、キヤノン「EOS-1D X」とニコン「D4」に注目。

『五輪で使われる割合がそのまま、最高級機のシェア(市場占有率)を示すとされ、カメラマン席に並ぶ大型望遠レンズの色が指標となる。キヤノンは白、ニコンは黒で、どちらの色が多いか、五輪ごとに注目が集まる。今回は「キヤノンがやや優勢との見方もあるが、ほぼ拮抗(きっこう)している」(業界関係者)という。両社とも約80人が現地に滞在し、報道陣が集まる「プレスセンター」で修理や機材貸し出しの対応に当たる。カメラマンの意見を聞く貴重な情報収集の場で、「パソコンを使わず、カメラから撮影データを直接送信する機能は、締め切り前で一刻を争うカメラマンの要望を参考に開発した」(ニコン)という。』

と書いています。

さきに朝日が取り上げたのはオリンピック開幕前なので、開幕後どういう状況なのか、興味を持って読んだのですが『キヤノンがやや優勢との見方もあるが、ほぼ拮抗(きっこう)している』では、いかにもぼかした表現。実際はどうなのか、はっきりした数字が知りたいところです。

選挙の世論調査で、ある候補が「やや優勢」と新聞などで報じられるときは、表現以上に裏データで明らかな差がついていることがほとんど。

このため、「キヤノンがやや優勢」という表現を入れるからには、実際にそうである可能性が高いともいえますが、この場合は要するに報道席の「白レンズと黒レンズ」をながめているだけで、世論調査ほどはっきりした裏付けがあるとも思えません。

 

それは別として、両社とも80人もの人間を現地に投入するとは、並々ならぬ体制を組んでいますね。

本当にごくろうさまです。