最近、コンパクトタイプのデジタルカメラ新製品発表が相次いでいます。女性向きのカラフルなデザインや高倍率ズーム機の新バージョンなど。
そのなかで注目を集めているのが、ニコンのAndroid 2.3搭載「COOLPIX S800c」です。(ニコンのページ)
8/22、NHKの経済ニュースにも取り上げられ、翌日未明のNHK NEWS WEB 24でも話題になっていました。
外観は、前面が普通のコンパクトデジタルカメラ。背面がスマートフォンそっくり。撮った画像をすぐSNSで共有できるのが大きな特徴で、アンドロイドのいろいろなアプリのダウンロードが可能。タッチパネル方式で文字を入力することもOK。ただし通話機能はなし。
カメラの基本的なスペックは、1602万画素、光学10倍ズーム(35mm判換算25-250mm相当、f/3.5-5.8)。ニコンによると「COOLPIX内でも中級機以上の性能」で「スマートフォンに撮れない写真」が撮れるということです(8/22 デジカメWatchの記事)。
発売は9月下旬。価格.comでの最安価格は43000円(8/23現在)となっています。
この日のNHK NEWS WEB 24 ネットナビゲーター津田大介さんによると、ツイッターでは海外の人の関心が強いようです。ロシア、フランス、アラブ系まで… (なにしろ、デジタルカメラの分野では、日本が世界を制覇していますからね)
この番組中、画面に流れたツイートは…
「デジカメ、使わなくなったなあ」
「これスゲエ」
「デジカメの逆襲だな」 などなど。
津田さんは「3年前にも、こういう通信機能を持ったデジカメがあったが消えていっている。アンドロイドということで、どうなるか… 興味があるのは動画ですね。スマホは動画的に少し弱いので、このカメラで動画を撮ってアップしたらどうかと…」と言っていました。
とても可愛い癒し系のキャスター・橋本奈穂子アナウンサーは、あまりITに詳しくないアナログタイプのよう(絶対音感があるそうですが)。「今持ってるカメラが壊れたら、考えようかなと… カメラは、出かけるとき、すぐ忘れるんです。人が撮ったのをもらったりしています。津田さんはちゃんと発売日をチェックしていましたよね。津田さんが買って使うのを見てから考えます」と。
スマホのカメラ機能が良くなったので、コンパクトデジタルカメラの売れ行きは鈍っていますが、ニコンの「逆襲」がどうなるか、見ものですね。