つれづれ写真ノート

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キャノン新製品を見る

2012年09月21日 | カメラ

キヤノンの新製品を見に、大阪・梅田のキヤノンショールームに寄ってきました。

注目のEOS 6Dはショーケースでの展示だけでしたが、やはりフルサイズとしては小ぶりに見えます。

EOS 6D の展示。手前の50mmレンズや右のパンケーキレンズを付けると軽快に撮れそうです。

手にとってAFを試したかったですね。

 

こちらはEOS M

マウントアダプターでEFレンズを付けると、レンズの方が目立ちます。

 

興味があったのはこの「PowerShot SX50 HS」。

50倍ズーム(35mm換算24-1200mm )という世界初の高倍率。こちらは手にとって見ることができました。

ショールームの天井からつり下げられているカモメのモビールなどを写してみました。1200mm という画角の狭さは相当なもので、つい被写体を見失います。そのとき役に立つのが一時的に倍率を戻して周囲が見えるようにするボタン。被写体を捕捉したあと元のズーム倍率に戻して撮影することができます。「フレーミングアシスト」機能というそうです。

これはフィールド撮影で使えそう。

さらに、高い解像感のまま約100倍にまでデジタルズームできる「プログレッシブファインズーム」機能がシームレスで使えるので、ともすると2400mm(35mm換算)まで試したくなってしまいます。

望遠に慣れるのはすぐです。そして、それに頼るようになります。望遠の持つ“魔力”ですね。私も、いけないとは思いながら、何かというとズームで引っ張って、イージーに撮っています。

もしこのコンパクトカメラで2400mmまでのデジタルズームの画質がそこそこ良ければ、どういうことになるでしょうか、ちょっと怖い気もします…

望遠端まで一杯にレンズを繰り出したところ。これで1200mm(35mm換算)。

フルサイズカメラなら、バズーカ砲のようなレンズが必要になるところです。

 

バリアングル液晶付き。

 

どんなシーンでも、まずこれ一台でオールマイティーに撮れるでしょう。

 

さて、問題は「AFがちょっとね」。

写してみた感じでは、AFは決して速いとは言えません。とくに光量が少ない場面や、コントラストの乏しい被写体ではAFが合いにくいです。

動き物、なかでも空を飛ぶ鳥を撮ろうとすれば、かなり技術が要るのではと思います。

 

ただしピントが合えば、きっちり撮れるという印象。画面を拡大してピントを確認することもできます。

 

イメージセンサーは、有効約1,210万画素の1/2.3型で、普通のコンパクトデジタルカメラと同じ。感度はISO80-6400。アダプターでフィルターを付けられたり、RAW記録に対応しているのは良いところです。

 

今後のレビューや口コミなどを見てからの話ですが、安ければ1台手元にあってもいいかな… と思いました。