発売当初から盗難事件があったり過熱気味のiPhone5(写真はフリー画像)。
もともと、スマホにカメラとしての機能はそれほど期待できないと思っていましたが、「ガジェット速報」というブログによると、iPhone5は暗所での性能が飛躍的に向上しているとのことです。
アップルのサイトでも『写真撮影が40パーセント高速化し、明るさが不足した場所での性能やノイズ除去機能も向上するなど、iPhone 5ではカメラアプリケーションの様々な機能が強化されました。だから、これまでより細部の表現力が上がったクリアな写真を、これまでよりたくさん撮影できます。』と説明されています。
iPhone5のセンサーは、iPhone 4Sと同じく800万画素ですが、どうやらソニー製のセンサーらしいです。カメラを左右に振るだけでパノラマが撮影できるのもソニー製カメラそっくり(センサーというか、画像処理の機能かもしれませんが)。
「ガジェット速報」のレビューによると、iPhone 5ではISO3200までサポートしているため、これまでiPhone 4Sでは撮れなかった暗い場所での撮影が可能になっているとのこと。
実写例をみると、ノイズがかなりありますが、そこそこ撮れています。
「撮れるか撮れないか」は大きな問題で、暗い飲み屋などで「こんなに暗いのに撮れる!」と盛り上がったりするかもしれません。そうなると、いよいよデジカメの出番が少なくなりそうです。
スマホのカメラ性能がじわじわと向上していく中、デジタルカメラメーカーはどうするのでしょうね。そもそもデジタルカメラメーカーでもあるソニーは、スマホに優秀なセンサーを提供する結果として、デジタルカメラの地盤を侵食されるという“矛盾”をどう考えているのでしょうか…