昨日は、ソニーの新しい35mmフルサイズ一眼「α99」の体験会・トークショーを見に行ってきました。
大阪・梅田のソニーストア。トークショーでは、写真家の福田健太郎氏が「α99」で撮った作品をもとに解説。撮り方のアドバイスもありました。
盛況のトークショー。
夜明け前の雲海から始まって、森の中の風景、コスモスなどの花、夕焼け、星空まで、さまざまなモチーフの作品が紹介されていました。フルサイズだけあって高品質です。
「α99」のピントの合わせ方を解説する福田氏。テーブルの上にあるのは、フルサイズのコンパクト機、サイバーショット「DSC-RX1」。
「α99」はピントの合わせやすいカメラのようですね。福田氏はもっぱらマニュアルで合わせているとのことですが、ピント確認のための画像拡大が、バリアングル液晶はもちろんファインダーをのぞいていても確認できるのが便利とのこと。
さらにピント拡大の機能を、自分の使いやすい(指の動きが近い)ボタンに配しているそうです。自分好みにボタンのカスタマイズができるところが、さすがハイエンド機です。
素人的にはピーキング機能もうれしいですね。あらかじめ色を設定しておくと、ピントが合った部分にその色がのります。木の枝や物の輪郭などが顕著に見えます。この上、さらにマニュアルフォーカスでピントを追い込む事が出来ます。
あと「α99」のハイエンド性能をうかがわせたのは、天の川の写真。風呂へ入ったあと、夜空がきれいなので撮ったそうです。ISO12800で撮影されていました。一般的にこれぐらいISOを上げられればシャッタースピードが速くなり、星が動きません。とはいうもののISO12800で満足な(ノイズの少ない)写真が撮れるカメラは、そんなにないと思います…
*福田健太郎さんが「α99」で撮った作品とデータの一部は、こちらのページで見られます。
◇電子ビューファインダーのメリット
自分がホワイトバランスを設定し、露出補正などを変えて、「こういう印象の作品にしたい」と思った画像がそのまま見え、「絵作り」できる電子ビューファインダー。便利ですね。
私はこれまで光学ファインダーに固執していましたが、トークショーで思ったのは、便利な機能が使えれば、それでいいのではないかということ。ひょっとすると電子ビューファインダーがこれからの標準になり、光学ファインダーがライカのレンジファインダーのような特殊な位置づけになるかもしれませんね。
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通りすがりの大阪駅の秋の暮。大阪駅も阪急もずいぶん様子が変わりました。オジサンにとっては『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の未来に来た感じです。
大阪駅で「写真を撮ってください~」という声につられて行くと、ゆるキャラがいました。
島根県のマスコットキャラクター「しまねっこ」。頭にかぶっているのは出雲大社の屋根ですね。
「神々の国しまね」というガイドブックをもらいました。「神話博しまね」(7/21~11/11)が開催中だそうです。
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撮影はいずれもソニーRX100 (プログラムオート)