プラモデルのように自分で組み立てるカメラ「LAST CAMERA」が10月に発売されるそうです(ITmediaニュース参照)。
お遊びカメラはよくありますが、35mmフイルムを入れて、ちゃんと撮影できるというだけではレンズ付きフイルムと同じなだけ。
それだけでなく面白いのはレンズ交換式というところです。標準45mmと広角22mmのレンズが付いています。さらに、わざわざ光漏れさせるバックドア(光漏れ量が調節できる)が付いています。たしかに古いカメラで、裏ぶたの隙間から光漏れした写真のなかに詩情のあるシーンをたまに見かけますね。
シグマのDP2 Merrillを思わせる外観。カスタマイズもできるようで、なかなかこだわりがあります。お値段は4095円。
どうしてこんなカメラを出すのか、LAST CAMERAのサイトにその趣旨が書かれています。
『デジカメさえ、スマートフォンに押されている現在、アナログなフィルムカメラなんて石器時代の遺物なのか?ならば、思いっきり時代に逆行して、ちょ~アナログなカメラを作ってみたい!そんな思いで、プラモデルのように自分で組み立てないと、な~んにも出来ない、ちょ~面倒なカメラ、正式名称「DIY 35mmカメラ」、通称「LAST CAMERA」をリリースします。』
分かります、その気持ち。
そんな手作りのカメラがあってもいいと思います。
このLAST CAMERAのサイトの製作風景を写した次の動画が、何とも面白いです。
どこが面白いのか、見ていただければ分かります。
組み立てるのが結構難しくて、最後は疲れちゃったみたいですね。
プラモデルが得意な人は、どれぐらい短時間で組み立てられるか挑戦してみては…