つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

LUMIX GX7 実写画像

2013年09月02日 | カメラ

9月1日、パナソニックの新しいミラーレス一眼「LUMIX GX7」のデビューイベントに行ってきました。

東京では8月24日、25日に開催ずみ。大阪は8月31日、9月1日の両日、大阪駅北側のグランフロント大阪・コングレコンベンションセンターで開かれました(名古屋は9月7日、8日の予定)。

会場での写真撮影は禁止でしたので、会場風景は紹介できないのが残念です。

 

これは以前、パナソニックセンター大阪で撮ったLUMIX GX7(8/3記事参照)。

 

チルト式EVFが特徴で、新開発の1,600万画素4/3型Live MOSセンサー、上下可動式タッチパネル式液晶モニターを備えています。ボディ内手ブレ補正機構を採用、シャッター速度は最高1/8000秒という、コンパクトで高機能なカメラです。

 

ちょうど写真家・森脇章彦さんのセミナー「プロカメラマンによるGX7紹介」が始まっていたので参加しました。

GX7の特長として、まず挙げられていたのは「ラチチュード(ダイナミックレンジ)が非常に広い」ということ。つまり白が飛ばず、黒がつぶれない。森脇さんがこれまで使っていたGX1より、GX7はダイナミックレンジが広くなっているそうです。

メニューにある「Dレンジオプティマイザ」機能の「オート」で通常は十分だそうですが、さらに「ハイライトシャドー」機能を使うと、カスタムでトーンカーブをコントロールでき、自分の思うような調子に仕上げることができるという説明でした。

ダイナミックレンジが広いと助かります。これは実写でしか確かめられないところで、森脇さんの作例をもとに、なるほどと納得しました。

 

ほかに、ライカの良いレンズが使えること、高感度ノイズの適正な処理、液晶モニターの調整ができるメリット、ジオラマモードでのムービーの面白さなど、時間オーバーするほど。内容豊富で楽しいセミナーでした。

 

GX7実写画像

タッチ&トライコーナーはパスして、お目当ての撮影体験コーナーへ。

ライトをセットした2個所でモデルさんがスタンバイしていました。

焦点距離の異なるレンズがいくつか並べられており、選んだのは画角が自然な25mm(35mm判換算50mm)。

よく確かめなかったのですが、単焦点で25mmといえば「LICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.」。偶然選んだにしてはいいレンズに当たったものです。

35mm判換算50mmでF1.4ですからポートレートにぴったりです。

プログラムモード、顔認識AFで何も考えずイージーにパシャパシャ撮りました(RAWかJPEGかも確認せず。たぶんJPEGでしょう)。

SDカードを差してのデータ持ち帰りができない代わりに、自分が撮ったうちの1枚をエプソンのプリンターでA4にプリントしてもらえました。

下がその画像。プリントを複写したものです(カメラEOS 6D、レンズ EF24-105mm F4L IS USM)。解像感をみてもらうため、大きめで載せてみました。

多少画像処理でシャープネスをかけていますが、実際のプリントはこれよりさらに線が細くシャープな画像です。

 

正直、出てきたプリントを見てびっくりしました。「えーっ、マイクロフォーサーズでここまできれいに撮れるの?」

 

シャキッとした解像感、落ち着いた深い色合い。レンズがいいんでしょうね。いや森脇さんが言う通り、センサーのダイナミックレンジが広いので諧調も良いのかもしれない。

フルサイズの画像も真っ青!?

ちょっと考えなおしましたね。これだったら、重くてデカいフルサイズカメラ・レンズの代わりに、コンパクトなマイクロフォーサーズのシステムで十分なのでは…

 

そして欲しくなりました。GX7 欲しい、ライカレンズ欲しい!

まんまとハマった感じです。