ソニーの最新鋭スマートフォン「Xperia Z1」と、レンズ型デジタルカメラ「DSC-QX10」「DSC-QX100」が9月4日ドイツで発表されました。(写真はいずれもフリー画像)
(「Xperia Z1」ニュースリリース)(レンズ型デジタルカメラ、AV Watch参照)
スマホで操作する、このレンズ型デジタルカメラについては、海外でも日本でも「クレイジーなカメラ」「さすがソニー」と賛否両論で波紋を呼んでいます。
6日夜のNHK「NEWS WEB」にも実機が登場、橋本アナウンサーが使っていました。
デジタルカメラでこれほど一般の話題を呼ぶのは珍しいですね。
スマホに取り付けたレンズ型デジタルカメラ「QX10」。
ホワイトのモデル。おしゃれで高級感があります。個人的にはこのデザインが好きですね。
こちらは高級コンパクトデジタルカメラ「DSC-RX100MK2」と同じセンサー、レンズという「QX100」を付けたところ。
スマホから外して、単体でもカメラとして使用できますが、背面液晶はないので、スマホの画面で被写体を確認することになります。自分撮りにも便利。
◇実写レビュー
ところで、「Xperia Z1」にも高性能のカメラがついています。それに加えて「QX10」や「QX100」を取り付けるメリットは何なのか、画質がどうなのか気になっていました。
「Xperia Z1」は、2,070万画素。
一方「QX10」は1,820万画素、「QX100」は2,020万画素で、画素的には「Xperia Z1」の方が少し多いです。
そこで実際の画質を比べてみたレビュー『Xperia Z1&DSC-QX10 ファーストインプレッション 』がAV Watchに出ていました。
これを見ると、スマホの方はいくら画素が多くても画質の面でレンズ型デジタルカメラにはかなわないことが分かります。どうしてもスマホの方がノイズが多く、解像感も劣るようです。
画質の良い方から並べると、
RX100MK2(QX100とほぼ同等?)>QX10>Xperia Z1>Xperia Z>iPhone 5
という印象。
この差はセンサーとレンズによるもので、そうでなければレンズ型デジタルカメラの存在意義がありませんよね。
さらにレンズ型デジタルカメラは光学ズームが効くという大きなメリットもあります。
フムフム、なるほどと一応納得しました。
今のところレンズ型デジタルカメラの国内発売は未定。ただアマゾンでは輸入品を買うことができるようです。