つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

ソニーのフルサイズ・コンパクト機

2012年09月12日 | カメラ

 ソニーが12日、フルサイズ一眼「α99」や新型ハンディカム「NEX-VG900」とともに、35mmフルサイズのコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-RX1」を発表しました。

プレスリリースの公式動画は下に。

 

発売日は11月16日。

価格.comによる市場想定価格は25万円前後。

この値段設定を見てため息が出ました。レンズ固定式のコンパクトカメラ。つまり普段使いのカメラにこの高価格。何なのでしょうね、“日本版ライカ“といったコンセプト?

 

フルサイズのコンパクトデジタルカメラという発想自体が驚きです(世界初とか)。

ネーミングからすると、1インチセンサーで人気の「サイバーショット DSC-RX100」の上位機という位置づけと思われます。

RX100が好評なので「じゃ、今度はフルサイズでいってみよう!」というノリで開発されたのかも(開発期間からすると、それはあり得ないか…)。ボディーがかなり小さく、デザインが似ていますし、明るいツァイス「T*」レンズというのも同じ(35mm F2)。

RX100に付けてほしいと思っていた光学ビューファインダー、持ちやすくするためのサムグリップ(RX100は滑り落ちそう)、「マルチインターフェースシュー」を搭載。フィルターやレンズフードも付けられるようになっています。

まるでRX100ユーザーの要望を取り入れたかのようなカメラです。開発チームも同じなのではないでしょうか。

違うのは単焦点レンズというところ。「寄れなかった」RX100に対して、マクロもできます(最短撮影距離20センチ)。操作は「趣味カメラ」のおもむきがあるマニュアル系。

有効約2430万画素“Exmor”CMOSイメージセンサー はフルサイズの新一眼レフ「α99」のと同じものかもしれません。

 


ターゲットは『画質に妥協しない写真愛好家や、プロカメラマン』だそうです。

自分をかえりみて、はたして私が「画質に妥協しない写真愛好家」にあたるのかはなはだ微妙。ま、そもそもこの値段では買えませんが。

「α99」も高いですし、ソニーはお金持ちを相手にしているのかな… と思う新製品発表でした。

 

 


ソニーのフルサイズ一眼「α99」

2012年09月12日 | カメラ

ソニーが、新しい35mmフルサイズのデジタル一眼レフ「α99」を発表しました。

長い間、噂されていた同社のフラッグシップモデル。キヤノンやニコンに対抗、本気で出してきましたね。

プレスリリースの公式動画(下)を見ても、力が入っているのが分かります。

 

 発売日は10月26日。

価格.comニュースで、「市場想定価格は30万円前後(ボディのみ)」とあるのを見て、のけぞってしまいました。 高いですね~

新製品とはいえ、ニコンD800(現在最安24万円台)やキヤノン5D Mark Ⅲ(同27万円台)より高い!

 

興味深いスペック

公式動画のフレーズは「瞬間を逃さない」という意味でしょうか。AFの速さ、正確さがアピールポイントのようです。

ソニーの発表によると、独自のトランスルーセントミラー・テクノロジーを進化させ、19点の位相差AFセンサーに加えて、102点の像面位相差センサーをイメージセンサー上に埋め込み、二つのAFセンサーで高精度に被写体を捉え続ける、世界初の「デュアルAFシステム」とのこと。

“瞬間を逃しまくっている”私のようなアマチュアには、すごくAFが良さそうで、魅力的に見えます。実際どうなのでしょうか、試してみるほかありません…

 

有効画素数は約2430万画素。これは普通ですね。キヤノン5D Mark Ⅲと同程度。

あえて高画素にしなかった理由は分かりませんが、『シーンに応じて画を分割しながら暗所でも解像力を維持しつつノイズを低減する「エリア分割ノイズリダクション」機能』には興味があります。画像の輪郭部分のノイズは残してエッジを強調、その他の階調が優先される部分はノイズリダクションを強くかける、ということなのかなと想像しています。これと画像エンジンによって、暗所での撮影では他社のカメラを上回る(?)かも… 

常用感度はISO100~25600。 キヤノン5D Mark ⅢのISO25600と比較した実写レビューを期待したいですね。

また、新開発の「多点分離光学ローパスフィルター」を採用しているというのも、面白そうなところ。

偽色やモアレを低減しながらも、高解像感を両立しているそうですが、くわしい原理は分かりません。この辺は特別体験会などで説明を聞きたいポイントです。

 

本格的な動画(むしろ映画?)も撮れるようです。知識が不足しているのでコメントできませんが…

 

連写速度がフルサイズで最高約6コマ/秒は、まずまずの性能。

 

ボディーが軽いのはとても魅力です。防塵・防滴仕様で733gは立派。現行の各社フルサイズ機のなかでは最も軽く、APS-C機のキヤノン7Dより軽いです。

 

13日から、銀座・名古屋・大阪のソニーショールーム(ソニーストア)で先行展示されます。ともかく、どんなカメラなのか見てきましょう。

このほか、別の日程で東京・名古屋・大阪・札幌・広島・仙台・福岡でプロのトークショーを交えた特別体験会もあります(他の新製品も展示)。


神戸よさこいまつり PartⅡ

2012年09月10日 | イベント

「神戸よさこいまつり」は、青少年の居場所づくりと、地域活性化の一環として2000年に垂水で始まり、2002年からハーバーランドでも開かれています。

今年13回目で、イベントを支えるのは学生実行委員会。やはり若いパワーがまつりを盛り上げるには不可欠ですね。しかし、これだけの全国規模の大規模イベント、若い人はよく運営していると思います。ぼくらの学生時代なんて、学園祭ぐらいでしたから。

 

9/8、高浜岸壁会場での演舞の続きです。

 

地元兵庫の「よさこい演舞連ほろろ」。全国的に活動しているそうです。

 

「京炎そでふれ!チーム大曇天返し」。ちょうどこの日の曇り空を晴らすような迫力。

 

一日のうちに何回か「総踊り」の時間があります。出演の各チームが一緒になって踊り、観客の参加もOK。盛り上がっていました。

 

兵庫よさこい連「おとめ」。バレーのようなコスチュームでぴたりと決まったポーズ。

 

「山口大学よさこいやっさん」。大学のチームはとにかく人数で圧倒されます。

 

早稲田大学 “踊り侍” のパワーあふれる演舞。

 

こちらは大阪大学お祭りダンスサークル祭楽人。

 

岡山の「響喜乱舞」。オリエンタルホテルをバックに。

 

明石市の「喜春」。ほのぼのとした感じです。

 

加東市の「チーム鬼灯」。動の中の静。

 

三重県の皇學館大学 “雅”。華やかですね。

 

岡山の「笑輝」。チーム名そのまま輝く笑顔。

 

たもとで顔が隠れたカット。これもいいかな…

 

8日の演舞は、高浜岸壁のほか、はねっこ広場、スペースシアター、デュオ神戸でもありました。スペースシアター、デュオ神戸は室内のため撮影が難しかったですね。ある程度速いシャッターを切ろうとするとISO感度を上げざるを得ませんが、私のカメラでは、ノイズがひどくなり一気に画質が落ちます。

9日は舞子公園、マリンピア、レバンテホールで最終日の演舞が行われました。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノン EOS Kiss X4     TAMRON  AF 28-300mm 3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro

撮影データ

  シャッター速度優先AE (F4.5~13  1/800秒)

  ISO 200~800

  露出補正  0 ~ +1

  画質 RAW

  ホワイトバランス  太陽光

  ピクチャースタイル  スタンダード

  画像処理  Digital Photo Professionalで色の濃さ、コントラストを調整

 


神戸よさこいまつり PartⅠ

2012年09月10日 | イベント

「神戸よさこいまつり」を見てきました。

9/7(金)の前夜祭に続いて、9/8(土)、9/9(日)が本祭。神戸ハーバーランド、垂水、舞子地区の7会場で、全国から集まったよさこい146チームが元気いっぱいの演舞を繰り広げました。

8日に行ったのですが、小雨まじり、カンカン照り、そして急に土砂降りという安定しないお天気。しかし、踊り子のパワーが圧倒、それにつられて、1000枚以上も撮ってしまいました。

これだけ撮ると、選んで画像処理するのも大変です。

とりあえず少しだけアップします。

ハーバーランドの高浜岸壁会場。ポートタワーを背景に、いかにも神戸らしいところです。ここで主に撮影しました。フォトコンテストもあるので、カメラマンがいっぱい。

すぐそばに複合商業パーク「モザイク」があり、食事するにも便利でしたね。

 

京都から参加の「京炎そでふれ!普及チーム」。

黒い衣装がパッと真っ赤に変わるのが鮮烈! 

 

これも京都の「京炎そでふれ!花風姿」。濃い紺の衣装が白地に変わります。

こうした早変りも、よさこいの魅力です。

 

後日、また紹介したいと思いますが、あと良いカットがそれほどはないかも…

1000枚も撮ったのに… 歩留まりが悪い感じです。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノン EOS Kiss X4     TAMRON  AF 28-300mm 3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro

撮影データ

  シャッター速度優先AE (F6~7  1/800秒)

  ISO 400~800

  露出補正  +1前後

  画質 RAW

  ホワイトバランス  太陽光

  ピクチャースタイル  スタンダード


お散歩カメラ

2012年09月07日 | カメラ

ソニーRX100を持って散歩することが多くなりました。お散歩カメラとしては最高ですね。

夕暮れになることも多いのですが、RX100の場合はあまり気にしません。

ISO1600なら十分。3200でも6400でもいける、というわけでどんなに暗い時間帯でも“撮れる”という気持ちでいます。

そろそろ、夏の終わり。日が短くなってきました。でも夕暮れの景色は夏の名残を残していて美しいです。

 

なぜか踏切の風景が好き。電車に乗って家路を急ぐ人、踏切で立ち止まる人。それぞれの人生が交錯する場。

何か型通りの言葉では表現しきれない時間が流れていくようで、好きなのです。

夕暮れの踏切

RX100   絞り優先AE (F1.8  1/20秒)  露出補正+1  画質RAW   ISO1600  ホワイトバランス:オート   クリエイティブスタイル:スタンダード  RAW現像後にノイズリダクション:強め

 


X-Pro1ユーザーに朗報

2012年09月06日 | カメラ

新ファームウエア

富士フイルムが6日、ミラーレス高級カメラ「X-Pro1」(写真=フリー画像)の性能向上ファームウエア(Ver.2.00)を無償提供することを発表しました。無償提供開始は9月18日から。(富士フイルムのページはこちら)

 
WPPI - X-Pro1 / fotosiamo

新しいファームウエアでは、オートフォーカス(AF)速度とマニュアルフォーカス(MF)の操作性を改善、さらに書き込み速度、撮影後の再生スピードもアップしているとのこと。

詳しい内容は以下の通り(富士フイルムのページから)。

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1.オートフォーカス性能の向上
(1)オートフォーカスを高速化
明るいシーンや暗いシーン、および撮影距離の変化など、さまざまな条件下でのAFスピードが高速化されます。(*2)
これにより、多くのシーンでより快適な撮影をお楽しみいただけます。
(2)マクロ撮影時のフォーカス性能向上
マクロボタンを押さなくても、オートでピントが合う被写体までの距離を短縮しました。(*3)

2.マニュアルフォーカス機能の向上
(1)操作性の向上
フォーカスリング操作時のピント追従性を改善しました。また、電子ビューファインダーや背面液晶でピントを合わせる際、開放側の絞りを使い被写界深度を浅くし画像を表示することで、ピントの山をつかみやすくしました。
(2)アシスト機能(画像拡大)に、「倍率3倍」を新たに追加
ピントを合わせる際のアシスト機能(画像拡大)に、従来の「倍率10倍」に加え、あらたに「倍率3倍」を追加しました。背面のコマンドダイヤルを左右に回すことで、「倍率10倍」「倍率3倍」の切り換えも可能です。


3.書き込みスピード・処理スピードの向上
(1)カードへの書き込みスピード向上
カードへの書き込みスピードを向上させました。当社従来比最大2倍のスピードで書き込みが可能となります。(*4)
(2)撮影後の再生スピードを改善
1カット撮影または1回の連写撮影後、カメラ内の処理が終わるまで画像再生表示が出来ない現象を改善しました。再生ボタンを押して1秒後に、撮影した1枚目の画像を表示します。画像を拡大表示して確認することも可能です。


4.その他の追加機能
(1)ISO感度設定に「AUTO(6400)」を新たに追加
ISO感度設定に新たに「AUTO(6400)」を追加しました。ISO感度を上げることで、シャッタースピードを速くし、室内など薄暗い状況で起こりやすい手ブレや被写体ブレを軽減します。

その他の変更内容については、サポートページをご覧ください。なお、本ファームアップを最大限に有効化するには、お手持ちのフジノンXFレンズのファームウエアも同時に更新する必要があります。

  *2 装着レンズによって効果が異なります。

  *3 装着レンズによって効果が異なります。

  *4 カードのタイプ、画像ファイルサイズによって効果に差があります。

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ずいぶん改善された印象ですが、裏を返せばそれほどに機能面で問題が多かったということになります。

「X-Pro1」については、少し前にデジカメinfoで、dpreviewによる詳細なレポートを紹介していました。

ローパスフィルターを廃した、際立った画質を絶賛する一方で、AF、MFの問題点を指摘。その一部を抜粋してみます。

『AF速度に関してはX-Por1はそれほど強くはない。明るい場所ではAFは良好で、シャッターチャンスを逃すことはまれだが、E-M5やGX1のAF速度には遥かに及ばない。暗い場所では、AFは顕著に苦しくなり、ライバルとの性能差は更に広がる。…(中略)…MFは3種類の方法で可能だがいずれも欠点がある。』

とのこと。

AFが遅いというのは、高級機としては致命的ですね。

私も、かっこいいカメラなので気になっていて、店頭でさわってみましたがAFが遅いのは実感。さらに、電子ビューファインダーでシャッターを半押ししてAFでピントを合わせると、ファインダー画面が固まるのにびっくり。「これでは動く被写体を写しにくい」と、いっぺんに買い気が失せてしまいました。

雑誌「カメラマン」8月号の「自腹購入!プロ31人本音」という特集で、「X-Pro1」を購入したプロの赤城耕一さんは、『基本的には欠点の多いカメラだと思う。ファインダーの出来の見事さと描写力で、欠点部分はこちらでカバーしようという気にさせる稀有なカメラだ。』と書いています。(ちなみに同氏は純正レンズのほか、Mマウントアダプターを付けてライカレンズも使っているとか。)

趣味性の高い高価なカメラなのに、欠点が多くてはユーザーに失礼だと思っていたら、(たくさんのクレームが殺到したのかも)上記ファームウエアが無償提供されることになりました。

結構なことだと思います。

ただ、どの程度まで問題が改善されたのか… 

そのうちレビュー記事が出る? いや新機種の発売が迫っているので、どうでもよくなるかも… 

 ◇新機種・新Xレンズ

*富士フイルムは6日、レンズ交換式デジタルカメラ「X-E1」を海外で発表しました。国内での発売は未定。(デジカメWatch参照)。

また同日、Xマウントレンズの新モデル「FUJINON XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」と「FUJINON XF 14mm F2.8 R」も海外で発表されました。

明るい標準ズームと広角単焦点。どちらも良さそうなレンズで、とくに初のズームは使いやすそう。X-Por1ユーザーにとっては朗報相次ぐといったところでしょうね。

新機種・レンズが次々に。忙しいことです。でもなぜ先に海外で発表するのでしょう。

 


フォトキナ直前

2012年09月06日 | カメラ

ドイツで開かれるフォトキナ(9月18日~23日)の前週に、ドドッと各社新製品の発表がありそうです。

ニコンD600

ニュース的にはニコンの廉価版35mmフルサイズ機D600が一番注目を集めそう。9月13日に発表があるという噂です。

デジカメinfoなどに寄せられた情報がかくのごとく。実に凄い!

- 2470万画素フルサイズセンサー
- 重さは760グラム(バッテリーとメモリカード込みで850グラム)
- 3.2インチ92.1万ドット液晶モニタ、自動明るさ調整
- HDMI出力
- 動画の圧縮形式はH264/MPEG-4
- 動画はフルHDで30p/25p/24p、HDで60p/50p/30p/25p
- ファインダー視野率は100%
- AFモーター内蔵
- ボディはほぼ確実に防塵防滴
- ISO100-6400(Lo-1 ISO50、Hi-2 ISO25600)
- 39点AF、9点クロスタイプ
- 顔認識AF
- 露出補正はプラスマイナス5EV
- バッテリーはおそらくEN-EL15
- 連写は5コマ/秒
- 2つのSDカードスロット、Eye-fiサポート
- 画像レタッチ機能
- フラッシュ内蔵、シンクロ速度は1/250秒
- U1とU2の2つのユーザー設定
- Fnボタン
- オートDXクロップモード
- カメラ内RAW現像
- 新型のバッテリーグリップ
- HDR
- Expeed3プロセッサ
- 最大録画時間は30分
- 内蔵マイク
- 19種のシーンモード
- 上面と背面のみマグネシウム合金
- シャッターの最高速は1/4000秒
- シャッターの耐久性は15万回

新機種に寄せるニコンファンの期待の大きさを感じます。

私としてはただ2点、フルサイズ2470万画素とAFの性能だけ。実際に店舗に出てから見てみましょう。

D800から「何かを削った」と推測するのはなんとなく悲しいです。「安いカメラでもここまで撮れるんだ!」と言えるカメラであってほしいですね。

 

キヤノン高画素機?

ニコンD800を上回る高画素35mmカメラ「EOS-3D X ?」。おそらくこのフォトキナでは出ないでしょう。噂ばかりが先行していますが、そういうものに左右される会社ではないように思います。

噂はこんなものです…
•キヤノンEOS-3D X のスペック
- 4600万画素
- 連写は3.7コマ/秒
- デュアルDIGIC 5+
- ISO50-6400(拡張で25、12800)
- AFは1D X と同じ
- USB3
- メディアはCF+SD

既定路線のように取りざたされているEOS 7DMarkⅡも、発表されるかどうか分からないと思います。

「初のミラーレス機」を業界に遅れて展示するだけではキヤノンじゃないですよね。

そうではなくて、すごいサプライズがあると期待していますが…

 

ソニーの「本格」

フルサイズ高級一眼レフα99が出品されるでしょう。

デジカメinfoによると、そのスペックは以下の通りです。


- 2430万画素フルサイズCMOS Exmorセンサー
- 透過光ミラー
- ISO範囲は100-25600(ISO50も可能)
- 14bit RAW出力
- シャッターの最高速は1/8000  
- 連写は10コマ/秒
- シャッターの耐久性は20万回
- 102点AFシステム
- 2つの位相差AFセンサー
- EVFは236万ドットXGA有機EL
- 液晶モニタは3インチ92.1万ドット、チルト可能
- 動画は1920x1080/60pのフルHD
- オートHDR
- HDMI出力
- ステレオマイク内蔵
- ガイドナンバー12の内蔵フラッシュ
- 新型のマルチセグメントローパスフィルター
- フォトダイオード拡張テクノロジー
- 集光テクノロジー
- 選択可能なノイズリダクション
- SDとSD+MSの2つのメモリースロット
- とても軽量な防塵防滴のマグネシウム合金ボディ
- 重さは730グラム

このなかで惹かれたのは重さ。この通りだとすると高性能にしては、とても軽いですね。

でも、ニコン、キヤノンの狭間でどう戦うというのでしょうか。

そのほかNEX6も発表されるとか。

 

パナは動画優先

パナソニックのGH3が発表されるようです。

以下、デジカメinfoによるスペック。


- 1600万画素ワイドダイナミックレンジCMOSセンサー
- 新型のヴィーナス7画像処理エンジン
- 電子シャッター
- ISO100-12800
- 連写は6コマ/秒
- どのレンズ交換式カメラよりも速いAF
- 動画のビットレートは50Mbps(ALL-I で72Mbps)
- MP4、MOV、AVCHDで30p/25p
- 3.5マイク入力端子
- ステレオマイク内蔵
- オーディオ出力
- PCコントロール
- タイムコード
- 174万ドット有機EL LVF
- 61万ドット有機ELタッチモニター
- 外付けバッテリーグリップ
- iOSとAndroidのアプリからのリモートコントロール機能付きのWi-Fi
- 外付けXLRアクセサリー
- フォーカスピーキング
- インターバル撮影、スローモーション撮影。
- 低速動画エクステンション(40%、50%、80%)、高速(160%、200%、300%)
- マグネシウム合金ボディ。ボディはGH2よりも大きい。

動画に強いと定評のGHシリーズです。

 

オリンパス新型PEN

これまでのPENシリーズを再編するというような噂が出ています。新型PENと新しいレンズを出展?

高品質のレンズが出るということです。

 

ペンタックスは永遠に

ペンタックスが近く9つの異なるプレスリリースを行う(フォトキナでの新製品発表と考えられる)とのこと。

昔からペンタックスファンでもあるので、いい製品を期待しています。本当はペンタックスが一番使いやすくて、シャッターチャンスにも強いのではないかと思っています。あとはレンズかな…

 

富士はクラシック路線

富士フイルムはX-E1など、レンジファインダー機の雰囲気を生かした廉価版を出すみたいですね。

 


朝顔の紫

2012年09月05日 | 

6月下旬に種をまいた、わが家の朝顔。葉が茂るばかりでしたが、ようやく咲きました。

ほかの鉢植えの上までツルがはい回っています。

RX100   絞り優先AE (F1.8  1/800秒)  ISO125  画質JPEG  ホワイトバランス:太陽光  クリエイティブスタイル:スタンダード  Photoshopで色補正

朝起きて、朝顔が咲いていると気分がいいですね。

 

ところで、デジタルカメラはこういう紫色が苦手です。

その理由は、いろいろな専門書やネット上の解説に出ていますが、以下のようになります。

  • 一般的なイメージセンサー(ベイヤ―配列)では、RGB(赤・緑・青)のカラーフィルターで得た情報から、フルカラーの画像を作り出している。
  • 紫色の場合は「赤+青=紫」。被写体が赤と青の波長の光を出して(反射して)いれば、紫色を作り出せる。
  • しかし紫単独の波長の光しか出していない場合は紫色を作り出せない。結果として、近い波長である青色になってしまう。
  • また紫は紫外線カットフィルターの波長領域に近いこともあって、特定波長が損失してしまう。

こうした構造上の理由から、デジタルカメラにとって紫色を再現するのは不得意分野になっているとのこと。

とはいえ、各メーカーともカメラの画像処理の工夫で、色の再現性を上げており、紫色も以前ほどひどい状態(完全に青色になる)にはならなくなりました。

また、ホワイトバランスを変えることで、ある程度現実に近い色に撮影することはできます。

 

RX100で撮影した上の朝顔の場合、実際の花と見比べると、元画像はやはり少し青っぽかったですね。「ウーム、許容範囲と言えないこともないが… 」というところ。

そこで、下のように実際の朝顔の花を見ながら、Photoshopで色補正してみました。

こうして見ると、かなり色が違う… 花がしぼみかけて色が濃くなったこともありますが。

 

画像のうち朝顔の花だけを選択、少し赤みを加えたのが最初に掲載している写真です。

実際の花の色と完全に同じにするのはムリ。でも、朝一番に見た印象にかなり近くなりました。

 

紫色を実際の色に近づけようとすると、こうした画像処理に頼るしかないのでしょうね…


RX100アクセサリ

2012年09月03日 | カメラ

ソニーのRX100はコンパクトデジタルカメラなので、それほどアクセサリが必要ではありませんが、あれば便利なものは色々。

カメラケース

しばらく色々なショップを歩いて探したのが、カメラケースです。そのままポケットに入れればいいとはいうものの、ちょっと繊細な感じもするカメラなので、大事に扱いたいもの…

純正のジャケットケース「LCJ-RXA」(希望小売価格 8,820円)は渋い感じで悪くはありません。しかしケースごと、コートなどのポケットへ入れたい、となるとかさばります。

そこで、大阪・千日前のビックカメラで買ったのがハクバの「デジタルポッシュ」(980円、写真下)。ナイロン製。この程度の簡単なものでいいのですよね。

RX100がちょうど収まります。

今はズボンのベルトに通し、ぶら下げて使っています。さっと出し入れでき、一眼レフと同時に使う場合、ちょうどいいです。予備のSDカードなどを入れるポケット付き。最初ついていたカラビナは外しました。

予備バッテリー

思ったよりバッテリーの持ちが良いRX100ですが、旅行のときなど予備バッテリーは必需品。途中で電池が切れて何も撮れなくなることほど、悲しいことはありませんから…

7月、カメラ購入と同時にそろえたリチャージャブルバッテリパック Xタイプ「NP-BX1」。

アマゾンで4800円(9月現在は、4480円程度になっています)。

 

ところが、充電するためのバッテリチャ-ジャー「BC-TRX」がソニーからまだ発売されていません。この辺がおかしな所で、カメラと同時発売(欲を言えば同梱)してほしかったですね。

しかたなく本体に入れて充電していますが、ちょっと手間がかかります。バッテリチャ-ジャー「BC-TRX」は、ソニーのサイトによると9月14日発売予定(希望小売価格 5,880円)となっています。アマゾンでは10月5日発売予定で、今のところ4700円程度。発売されたら買おうと思っています。

液晶保護シート

カメラと同時に購入。「PRO GURD ARSH HD Professional」と書かれてあり、フイルム2枚とクリーニングクロスつき。アマゾンで1050円。

コンパクトカメラをポケットに入れていると知らないうちに傷がつくもの。防護しておくにこしたことはありません。

フィルター

残念なことにRX100はレンズ前面にフィルター用のネジ切りがなく、基本的にフィルターが付けられません。

ところがsonyalpharumorsというサイトにこんな写真が出ていました。


RS-100、HX 用のMagFilter 42mm CPL(円偏光) フィルターを付けているところ。

細いリング状のアダプターとマグネットでぴったり合うしくみのようです。

海外のアマゾンのサイトでは、しばらく入荷がありませんでしたが最近入荷、24.99 ドルで販売されています。日本のアマゾンではいまのところ扱っていない模様。

青空や紅葉の色を際立たせたり、葉のテカリ、水の反射を抑えるのに必要。これから秋の紅葉シーズンにはぜひ持っていきたいものです。

欲しいですね。なんとか手に入らないかな~

これでアクセサリとしては、ほぼそろうのですが。