つれづれ写真ノート

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フルサイズNEXのデザイン?

2013年10月12日 | カメラ

近く発表される、ソニーのフルサイズ・ミラーレス機(いわゆるフルサイズNEX)の外観スケッチなるものが、カメラ情報サイトに出ていました(下のイラスト=デジカメinfo / SonyAlphaRumors)。

アジアの信頼できるソースから送られてきたそうで、SonyAlphaRumorsは「100%確実だ」と言っています。

見たとたん「え? こんなの?」と思ってしまいました。

一眼レフ風の出っ張りがある、という噂はありましたが、それにしてもファインダー部の出っ張りが大き過ぎはしませんかね。

もしこの、とって付けたようなファインダー部(EVF)が取り外しできないとしたら… ブサイクだなァ

 

なんか、旧ソ連製の武骨なカメラのような印象がありません?

 

画素数の異なる2機種が発売される予定で、正式な名称は「α7」と「α7R」。どちらも同じデザインだそうです。

SonyAlphaRumors では、このデザインが好きか?と投票を募っていましたので、さっそく「No」に投票してあげました!

直後の投票結果は、

「No」  63%  3,062票

「Yes」 37%  1,765票

 

やっぱりね、という感じです。

ほんとにこのまま製品化されるのでしょうか。

まあ、実際に見たらぐっと印象が良くなるという場合も、あるにはあるのですが…

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ペンタックス「K-3」発表

2013年10月09日 | カメラ

ニコン「D610」発表があった10月8日には、リコーイメージングから、最新鋭一眼レフ「PENTAX K-3」の発表がありました。発売は11月上旬。 (ニュースリリース

本当は、こちらの機種の方がAPS-C機としては画期的なスペックなのですが、ニコンを先に書いたのは、やっぱりフルサイズ機の格と、メーカーの影響力の大きさ、かな…

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3 ボディ ブラック ローパスセレクタ 最高約8.3コマ/秒・最大約60コマ高速ドライブ -3EV低輝度対応 15532
 
「PENTAX K-3」(フリー画像)

 ペンタックス開発陣の力の入れ具合が分かる、高性能一眼レフ。リコーイメージングも「K」シリーズの最上位機種として位置づけています。

スペックの詳細はニュースリリースと、デジカメWatch に出ています。現在ペンタックスユーザーではないので(昔、最初に買った銀塩一眼レフはペンタックスでしたが)、それ以上付け加えることもありません。

 

 しかし、キヤノン、ニコンユーザーも感心するようなスペックではあります。

K-3 と同じAPS-C機であるキヤノンEOS 70D、ニコンD7100と主なスペックについて(個人的に関心のある項目のみ)比較してみました。

       K-3      70D     D7100
有効画素数 2,435万 2,020万 2,410万
ローパスフィルター なし(ローパスセレクター機能で選択可) あり なし
AF測距点 27点(中央25点クロス) 19点(全点クロス) 51点(15点クロス)
低輝度測距限界 -3EV -0.5EV -2EV
常用感度 ISO100~51200 ISO100~12800 ISO100~6400
ファインダー視野率 100% 98% 100%
ファインダー倍率 0.95倍 0.95倍 0.94倍
背面モニター 3.2型 104万ドット
固定式
3.0型 104万ドット
バリアングル
3.2型 122.9万ドット
固定式
ライブビューAF コントラストAF デュアルピクセルCMOS
AF、タッチスクリーン
コントラストAF
手ぶれ補正 センサーシフト方式 レンズ方式 レンズ方式
防塵防滴 ×
最高シャッター速度 1/8000秒 1/8000秒 1/8000秒
最高連写速度 約8.3コマ/秒 7コマ/秒 6コマ/秒
クロップ時は7コマ/秒
連続撮影コマ数
(最高連写速度で)
JPEG(L★★★)60コマ
RAW 23コマ
JPEGラージ 65コマ
RAW 16コマ
JPEG FINE L  33コマ
RAW(ロスレス圧縮14ビット) 6コマ
動画 1,920×1,080
フルHD
1,920×1,080
フルHD
1,920×1,080
フルHD
デュアルスロット ×
スマホとの連携 別売りカード Wi-Fi内蔵 別売り
GPS 別売り(アストロトレーサー機能あり) 別売り 別売り
重量(本体のみ) 715g 675g 675g

 

有効画素数がK-5 II/IIs(1,628万画素)からアップして2,435万画素になりました。さらにローパスフィルターレスなので高精細な画像が期待できます。ローパスフィルターレスの弊害として現れる可能性のあるモアレなどについては、センサーの微細な動きでローパスフィルターと同様の効果を出すという、ローパスセレクター機能で対処できます。

建築物、織物などモアレの心配なときには、ローパスセレクター機能をオン(強弱あり)にし、自然風景などその心配がない場合はオフにしておけばいいわけで、実に画期的なことです。

画素数が多いのに高感度域がISO51200まで常用というのに驚きます。本当でしょうかね? 暗いところでのAF性能も期待できそうです。AF測距点は、ニコンD7100ほどではないが多い方です。

 

連写速度が8.3コマ/秒はすごいですね。プロが速写性能を評価してきたキヤノンのEOS 7Dでも8コマ/秒ですから。しかも連写できるコマ数が多い。バッファメモリの容量が大きいのか、画像処理エンジンのスピードが速いのか…

 

光学式ファインダー視野率100%、SDカードのデュアルスロット対応、防塵防滴と、高級機らしい堂々たる仕様でもあります。

 

APA-C機では、ライブビュー機能が向上したキヤノン、AF性能にすぐれクロップ機能もあるニコンと、それぞれに特色があるわけですが、スペック全般ではK-3が上回っているような気がします。星景撮影に便利なアストロトレーサーという、他の追随を許さないアクセサリもありますし…

 

難点は、(小型一眼レフに強いペンタックスにしては意外にも)少し重い、ということぐらいでしょうか。それから、レンズの品ぞろえ…

発売前の実機を試せる「PENTAX K-3体感&トークライブ」が東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の5都市で開催されます。ぜひ手にとってみたいところです。

 


三宮ファッションショー2013 Part2

2013年10月08日 | イベント

「神戸ファッションウィーク」(8/30~10/6)のイベントの一つ、「SANNOMIYA COLLECTION 2013 A/W」。三宮センター街でのファッションショーです。

撮り方の出来不出来はともかく、何とか見られるカットを並べてみました。

 

去年は見かけなかった外人モデルさんも登場。ロシア系? すごく足が長い。(オジサンはつまらないところばっかり見て… )

 

 

どこかの撮影会で会ったような気もしましたが… 違うかもしれません。

 

 

ランウェイに次々登場する秋冬ファッション。

 

 

 

 

 

 

これは元気はつらつな感じですね。

 

これもそう。

 

ヘアバンド(?)の色がきれい。

 

途中でちょっと違う雰囲気の服が加わりました。

パンクっぽいような… 着るのに勇気が要りそうだけど、決まってますね。

 

 

やっぱり足元はブーツですか…

 

気軽でスポーティー。

 

若さですね… 

バラエティーに富んだショーでした。

 

撮影はほとんど絞り解放、シャッタースピード1/200秒、ISO感度1600、ノーフラッシュで撮っています。

人工光下のため、オートホワイトバランスがどうしても暖色系に偏り気味。RAW現像のさいにDPPで色温度を修正しました。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D  

   EF24-105mm f/4L IS USM


ニコン「D610」発表

2013年10月08日 | カメラ

ニコンの小型軽量フルサイズ一眼レフ「D600」の後継機「D610」が発表されました(写真はフリー画像)。発売は10月19日。(ニコンの製品情報

Nikon デジタル一眼レフカメラ D610

マイナーバージョンアップ

「D600」からの変更点については、デジカメWatchから引用させてもらうと、以下のようになります。

『(ニコンは)「連写性能への不満からD600の購入を躊躇していたユーザーの声を反映した」としており、コマ速アップや静音連写モードの追加がなされている。

連写速度は、アルゴリズムの改良などによりD600(2012年9月発売)の5.5コマ/秒から6コマ/秒に向上。D600の静音撮影と同レベルというシャッター音で3コマ/秒の連写が可能な静音連写モード(ダイヤル上のQcポジション)も追加した。静音連写は新しいシーケンスの開発により実現したという。

また、撮影頻度が高いというシーンでのオートホワイトバランス精度を向上。青空における黄色かぶり低減、顔における顔認識での自然な肌色再現、人工光下における色被り低減などに変更を加えたとしている。』

他にスペックの変更はなく、マイナーバージョンアップのようです。

 

連写速度は0.5コマのアップ。それでもユーザーにとっては魅力でしょう。静音連写もいい機能。

もうひとつのホワイトバランス精度向上ですが、「撮影頻度の高いシーンでの制御がさらなる進化を遂げており…(ニコンのページ)」という意味が最初は分からなかったですね。たとえば人によって撮る被写体の頻度が違う(風景派、ポートレート派など)ため、個人的な傾向にあわせて、カメラがホワイトバランスを調整してくれるのかと思ったのですが、どうも違うみたい。

一般によく撮られる特定のシーンについて、好まれる色に調整しているということのようです。

価格.com新製品ニュースによると、

『画質面では、撮影頻度の高い「青空」「顔」「人工光下」でオートホワイトバランスを向上させている。「青空」では、黄色かぶり低減することで、見たままの印象に近い鮮やかさに再現。「顔」では、より自然な肌色を再現。「人工光下」では、人工光下での色かぶり低減し、より自然な色再現を実現している。 』

とあります。これならよくわかります。

とくにスカッとした青空が撮れるなら、風景派にとってはありがたいところです。青空って案外きれいに写ってくれない場合がありますから…

 

ゴミ問題は?

発表前の噂では「D610はD600のゴミ問題を解消しただけでは?」という声がありました。

今回、それについてニコンの説明はないようです。

 

D600のゴミ問題というのは、おもにシャッターユニットから飛び出すオイルやホコリがイメージセンサーの前面のローパスフィルターにたくさん付着するというもので、以前からネットで取り上げられていました。

個人的に言えば、同じ軽量フルサイズ機であるキヤノンEOS 6Dと比較して購入を検討していたころ、D600のほうが高機能にもかかわらず、このゴミ問題が決定的な“マイナス要素”に。

どの機種でも多少はセンサーにゴミがつくもの。ただ、センサーの清掃をたびたびしなければならないほどひどいのは、御免こうむりたいですから…

 

ニコンは今年2月に、この問題について「お知らせ」を出しています。

が、ネットではまだ尾を引いていて、最近も Nikon Rumors が以下のような調査を実施。約13,000件の回答があったとのこと。

・ニコンD600を持っていますか?

  「はい」   6,834   52%

  「いいえ」  6,193   48%

・(「はい」と答えた人に)これまでに過度のオイル/ダスト/スポット(センサーのゴミ)問題を経験しましたか?

  「はい」   4,144   67%

  「いいえ」  2,049   33%

・(「はい」と答えた人に)D600をニコンへ修理に出しましたか?

  「はい」   1,590   38%

  「いいえ」  2,554   62%

・(「はい」と答えた人に)修理の後でもまだオイル/ダスト/スポットがありますか?

  「はい」   1,010   64%

  「いいえ」   580   36%

Nikon Rumors では、「科学的な調査ではない」と断わっていますが、修理した後でもゴミ問題が解消していないという回答が意外に多いのは深刻です。

 

D610は、連写速度がアップしたことから、シャッターユニットに何らかの改良がなされていることが想像できます。これでゴミ問題が決着すればいいですが…

しかし、D600ユーザーにとっては心境は複雑でしょう。

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関連記事

 D600センサーのホコリ問題(2012年11月24日)


三宮ファッションショー2013 Part 1

2013年10月06日 | イベント

週末の買い物客でにぎわう神戸・三宮センター街で10月5日、恒例のファッションショーがあり、去年(9/25記事)に引き続いて行ってきました。

ファッションの街・神戸らしいイベント。商店街にステージとランウェイが出現、モデルさんたちが今年の秋冬スタイルを披露。豪華なウェディングドレスのショーなどもありました。

 

ウェディングドレスのショー。大変な人気です。

 

こちらは神戸での結婚式をPRする神戸ウェディングクイーン。

 

三宮の秋冬スタイルファッションショー「SANNOMIYA COLLECTION」のひとコマ。

 

今年春結成したばかりという、ガールズ・ダンス&ボーカルグループ「Gisell 4」のステージ。

このほかかわいいキッズダンスもあり、ステージに隣接したメーキャップ・ネイルアートのイベントブースもにぎわっていました。

 

秋冬ファッションの続きは次回に。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D  

   EF24-105mm f/4L IS USM

   EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

 


コスモス揺れて(再)

2013年10月03日 | 

大阪・長居植物園のコスモスです。

先日アップしていましたが、何か画質が変だなと思っていたらJPEG画像ではなくGIF画像でした。DPPの再インストールをしたさい、設定が変わっていたようです。

JPEG画像にして枚数を増やし、もう一度アップします。

 

長居植物園のコスモス。週末で、家族連れが来ていました。

 

 薄紅の縁取りがきれいな品種。

 

 印象的な赤い色。気合いを入れて撮りましたがどうでしょうか…

 

 茂みの中のコスモス。子供のころ、かくれんぼした懐かしい思い出。

 

青空に映える… といきたい図柄。雲がかかっていていまひとつ。この前日までは抜けるような秋空でした。

 

コスモスの優しさをそのまま撮ってみました。

 

 個性的な花も。

 

大阪の真ん中にある緑のオアシス。気軽に立ち寄れるところです。カメラマンもたくさん来ていました。

ベテランカメラマンとおぼしきおばさんに「300mmを手持ち(で撮影)ですか!」と驚かれました。

その通り、手持ちが好きなので。

それと、コスモスは絶えず風に揺れています。三脚を立ててライブビューで拡大、じっくりピントを合わせる、ということができませんしね…

 

毎年、10月下旬にはコスモスの花摘み体験があります。一人10本ほど持ち帰れるようです。詳しい日時などは長居植物園にお問い合わせください。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D  

   EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

 

 


ソニーのフルサイズNEXは3600万画素?

2013年10月03日 | カメラ

ソニーが近く発表するという35mmフルサイズのEマウントカメラ、いわゆるフルサイズNEXのハイエンドモデルは3600万画素だという噂が、sonyalpharumors に出ています。

100%信頼できる情報とのこと。

フルサイズNEXが2種類出そうだという噂は前からありましたが、今回は画素数も出てきました。

sonyalpharumors によると、

『廉価版のフルサイズNEXは2400万画素、ハイエンドのフルサイズNEXは3600万画素だ。さらに“サプライズ”がありそうなので調べている。ともかく、2種類のフルサイズEマウント機が出ることは100%確実。』

だそうです。

 

もし本当にハイエンドのフルサイズNEXが3600万画素だとすると、現在のソニーのフラッグシップ機 α99(Aマウント、2430万画素)を超えてしまいますね。まさに下剋上。

そしてニコンのフルサイズ、あのD800(3630万画素)と肩を並べることに…

こりゃあ大変ですよ。

 

もっとも、ニコンD800のセンサーはソニー製だというのがもっぱらの話で、ではなぜソニーが自社ブランドの3600万画素カメラをこれまで作れなかったのかについては、ニコンとの契約問題だとか、いろいろ噂が流れていました。ソニーにとって、フルサイズの3600万画素センサーを作ること自体は問題がなく、要はそのあとに何らかの課題があるのかな… とは思っていました。

そうした課題が解決したのかも…

 

さて、フルサイズNEXが、たとえば現在のNEX7 と同じようなコンパクトなボディーになるかどうかは微妙。形が変わり、ネーミングも変わる可能性があるそうです(sonyalpharumors 情報)。

 

NEX-7。フルサイズNEXはこれと同じ形になるとは限らない?

 

それにしても α99 よりは、いくらなんでもコンパクトになるでしょう。

小型のフルサイズ機、レンズを待ち望んでいる人には期待大です。

AFの効くツァイスレンズを始め、レンズの選択肢も相当広がりそうですし…

 

でも、まだまだ噂の段階。発表されてみないと何とも言えません。

今月中旬には発表されそう。楽しみですね~

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 ソニー「フルサイズNEX」考(8/9)