4/20 名古屋で行われた鏡視下MICSセミナーを受講しました。4月から横須賀市立うわまち病院でも右小開胸の内視鏡補助下弁膜症手術が施設認定され保険の加算算定がされることになりました(算定要件としては適合した内視鏡システムがあること、10年以上および5年以上心臓血管外科の経験のある医師が常勤でいること、経食道心エコーが年間100件以上行われていることなどがあります)。それに呼応するように同時期に名古屋で第一回鏡視下MICSセミナーが名古屋で行われ、参加してきました。内視鏡補助下と完全鏡視下では、内視鏡の位置づけに違いがありますが、より小さい創部での手術が可能になります。特に3Dカメラを用いて手術することにより、実際の組織を臨場感をもって観察できることが最大のメリットです。残念ながら今回の加算算定の機種のなかに三次元カメラのシステムが入っていないらしいですが、今後の流れとしては三次元画像をみながら手術をする時代にどんどんシフトしていくものと思われます。
有機ELテレビの三次元画像もかなりきれいでした。
有機ELテレビの三次元画像もかなりきれいでした。