買い物等の金額に応じて貰えるポイント。
その発行が、急拡大しているそうな。
野村総合研究所の推計では、こんな塩梅。
2020年度の発行額が過去最大の1兆4千億円相当に達した!
マイナンバーカード取得によるポイント等、美しい国の政策で発行されたポイント。
それが急増したことが大きな要因のようだが・・・。
楽天グループ等、ポイントを使った顧客の囲い込みや事業拡大の動きも加速中。
この推計の対象は、こんな調子である。
家電量販店、コンビニ、ドラッグストア、ネット通販。
はたまたクレジットカード等の決済業を含めた11業種。
発行企業の売上高やポイント還元率などから試算し・・・。
少なくとも民間分が約1兆円相当、政府系が約4千億円相当と見積もったようだ。
ボーナスポイント等も含めると、実際にはこの1.5~2倍規模の可能性もあるとか。
また、還元率は、企業によって違うが一般的には・・・。
100円につき0,5~1円相当のポイントがつく。
最近では、提携する店やサービスの利用時に貯まる。
そしてそれらの支払いにも使える「共通ポイント」が広がる展開。
そうだよねぇ、webで買い物をしても知らない内にポイントが貯まっている。
全ポイントを使えば、購入商品価格から差し引かれてお得感も出るよねぇ。
さらに美しい国は、政策によるポイント付与の作戦を編み出した。
19年10月の消費増税時には、消費の落ち込みを防ぐ狙いもあり・・・。
キャッシュレス支払いに対して決済額の最大5%分のポイントをつけた。
20年9月からは、マイナンバーカードの取得者に最大5千円分の「マイナポイント」を付与。
今後はカードと健康保険証や預貯金口座を紐付けると、最大2万円分のポイント付与。
そんな餌も蒔き始めた美しい国。
でもこの作戦には、十分な注意が必要ですねぇ。
とまれ、このポイントを使っての賢い買い物をする。
そんなことも大事な時代になりました!