菅原 利彦 ・ 中村 譲司
菅原 利彦
1971年、岡山県倉敷市生まれ
代々大工の家に生まれ、幼い頃から木が遊び道具だった
高校卒業後、日本中をバイクで放浪する
北海道で写真家の久保敬親氏と出会い大雪山で歩荷を経験
その後、東京でサラリーマンを始めるが5年間で退職
『日本の手仕事』を見るために日本縦断の旅に出る
この旅で能登の山奥で使われていた『合鹿椀』と出会い、
その力強さに引き込まれる
故郷岡山に戻り、加飾の漆芸家・前田海象氏に師事
その後、神奈川の漆芸家の手伝いを経て独立
2000年、「工房 然」を立ち上げ、高遠町に移転
挽物・指物など、原木からのすべての工程を手掛ける
2015年、工房名を「nenworks」とし、活動の場を広げる
中村 譲司
1981 大阪府生まれ
2003 京都精華大学芸術学部造形学科陶芸専攻卒業
河島浩三 喜信氏に師事
2012 G-studio設立
9/7~19 京都伏見「酒の器 Toyoda」で「漆 菅原利彦・陶 中村譲司」開催中です
この作品は菅原さんと中村さんのコラボ作品で器体と中の金彩と銀彩は中村さんで外は菅原さんの漆
となっています 木と見えるのも漆で、絵具を塗ったように見えるのも漆になっています
(6.9×H9.2)