アロン・サイス
1971 ニュージーランド オークランド生れ
1986 ホールズインダストリーで陶工として働く
1988 キャリントン工芸学校で陶芸を学ぶ
1989 家族と共にシドニーへ移住。イーストシドニー工芸学校へ転校
1993 オーストラリア スタートクラフトセンターの工房勤務。一人で穴窯を製作
この頃日本の「桃山茶陶」に触れ
1995 初来日。美濃・岐阜地区の作家より日本の陶芸を学ぶ
1997 益子町にて作陶開始
2006 アトリエ完成
現在は生まれ故郷ニュージーランドで制作
アロン・サイスさんの作品を見ると昨年の地震と原発事故を思い出し胸が
痛みます
(5.4×H4.9)
仲岡 信人
1996 高等学校卒業後、西端正氏に従事
2000 京都市工業試験場 陶磁器科入所
2001 京都市工業試験場 陶磁器科修業、西端氏に再師事
2003 青年海外協力隊員として、セントビンセントに赴任。現地での陶芸指導
にあたる
2005 任期終了、帰国
2006 独立
昨日、丹波の「信凛窯」にもお邪魔いたしましたら
仲岡信人さんがいらっしゃってお相手をして戴きました
奥にチラット造成中の窯が見えましたのでお話を聞くと築窯の途中との事で
これからは薪窯もやりたいとの事・・・楽しみです
尚、6月19日~7月2日迄「西武渋谷店」で「仲岡信人 陶展」が
開催されるそうです
(7.9×H4.9)
5月7日までの兵庫陶芸美術館で開催されている「柳宗悦と丹波の古陶」展の入場券を戴いていましたので古丹波の甕や壺を見てきました
丹波焼の甕は我が家では傘立てとして活躍しています
(古丹波ではないですよ~)
市野 雅利
1970 兵庫県篠山市生まれ
1992 京都府立陶工高等技術専門学校 卒業
1993 京都市工業試験場 卒業
1993-95 八風窯(滋賀県)で学ぶ
1995 丹波篠山の地に戻り、作陶を始める
午後に時間が空きましたので丹波へ行って来ました
市野雅利さんの奥様がやって居られる「ココチ舎」に初お邪魔です
雅利さんは「忠作窯」で制作中との事でしたので窯までお邪魔虫・・・
タタラで四方皿の成形を見学させて戴きました
ん~~四角く切りぬくのにも一技一味が・・・・勉強になりました・・
(6.1×H5)
村田 森
1970 京都生まれ
1993 京都精華大学陶芸科卒業
1994 同研究科修了 荒木善義隆氏に師事
1998 京都市左京区にて独立
2003 京都市北区へ移転
2011 薪窯を築窯
白磁や染付など多種にわたる作品を制作されています
ほんのりと桜色の三個目になる村田さんの井戸ぐい呑です
(7.7×H3.9)
池田 省吾
1976 鹿児島県に生まれる
1996 日本デザイナー学院卒業
1998 鹿児島県工業技術センター陶芸部卒業
1999 有田窯業大学卒業
2002 川添貞秀氏に師事する
現在種子島にて作陶
(7.9×H4.8)
篠崎 裕美子
1987 福岡県に生まれる
2009 大阪芸術大学・陶芸コース卒業
大阪芸術大学・大学院 陶芸コース入学
2011 大学院卒業
現在は福岡で制作かな・・・?
20日から大阪西天満の「アートサロン山木」で「イケヤン★展」が開催中
小振りがチョイノミで大振りなのがガブノミ・・で・・これはガブノミ・・
(10.5×H6.4)
川淵 直樹
1946 奈良に生まれる
1971 和光大学人文学部芸術学科卒業。日本美術史を宮川寅雄、
工芸史を小山富士夫、西洋美術(ロマネスクおよびヨーロッパの
プリミティブアート)を北原一也に学ぶ
1974 奈良西の京にて作陶を開始。独学で粉引・井戸などの作品に
取り組む
1976 京都府下、南山城村童仙房に工房を移し、半地上式単房長窯、
俗にいう蛇窯を築く。粉引・井戸などと共に、本格的に
南蛮風焼締陶を焼く
無所属
(7.2×H4.5)
松本 伴宏
1968 信楽で生まれる
1987 信楽窯業試験場修了
1988 京都陶工訓練校卒業
1989 京都工業試験場修了
1993 信楽にて独立
今日より宝塚の「ギャラリーリラン」で「辿々窯初窯 信楽作家五人展」が
始まっています
そのメンバーの一人の松本伴宏さんの作品です
通常は長らく使っている窯の天井から落ちて付く窯しずくですが初窯で偶然に
付いた一筋の窯しずくが良い景色になっています
おそらく壺の下に置いてあったぐい呑みに、壺に付いた灰釉が流れ落ちて
付いたものではないかとの事でした
(6.5×H4.8)
菊池 克
1972 東京・戸越に生まれる
1996 青山学院大学経済学部卒
スペイン留学 美術学校で陶芸を学ぶ
2001 中川自然坊に師事(唐津)
2005 陶芸機器メーカー入社(京都)
2008 大分・国東に登り窯を築窯
青柿の蔕盃ではなくて青柿盃だそうです
4/13に紹介しました柿の蔕と少し趣が違います
(8.4×H4.6)
若杉 聖子
1977 富山県富山市生まれ
2000 近畿大学文芸学部芸術学科陶芸コース 卒業
滋賀県立陶芸の森にスタジオアーティストとして滞在
2003 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2010 兵庫県三田市に工房を移転
泥漿を流し込む鋳込みの技法で制作
(5×H3.7)
高山 正道
1954年 京都に生まれる
1978年 京都府立陶工職業訓練校 成形科終了
宇治炭山 黒田赫三郎陶房にて修業
1983年 未流窯設立〈共同窯)
1991年 京都・亀岡にて未流窯設立(独立)
白磁を主に制作されている作家さんです
このぐい呑はギャラリーで赤磁焼締とお聞きしました
チョット珍しい名前ですが磁土になにかブレンドしてあるのでしょうか?
高台部分を見ると磁土よりも陶土の様に見えるのですが・・・
(7.6×H3.8)
[追記]
購入しました「うつわ文居」様から御丁寧に作者の高山正道氏に聞いて
戴いて連絡を戴きました
カオリン主体でもぐさ土を少し入れた磁土で、高台下にモミガラや藁を敷き
焼成
緋色を出した後にもう一度焼成をして灰被りやゴマ等の窯変を出して
あるそうです
鈴木 工友
1964年 滋賀県信楽町生まれ
1987年 大谷大学文学科卒
1989年 京都府立陶工高等技術専門校成形科卒
1990年 同校 研究科卒
1990年 京都市立工業試験場で研修
その後実家の中郷窯にて作陶を始める
粉引、赤絵などを施した作品が人気の作家さんです
先日の信楽での作家市で求めたぐい呑で、最終日に
行ったのにこんなに良いぐい呑が残っていました
井戸っぽいのですがこれって井戸?の問いに
私が作ったんじゃないけども、う~ん!梅華皮かな~~
聞けば粉引や赤絵の明るい物は皆さんがお買いになるけども
此のような渋い物は手にも持ってくれません、との事・・・
私にしたらラッキーなことでした
(7.9×H5.2)
稲吉 オサム
1976 愛知県豊橋市生まれ
2002 瀬戸窯業技術専門校修了
美濃焼の窯元にて修行
2007 豊橋市にて独立
2008 稲吉陶磁研究所を設立 地元の渥美焼の研究を少しずつ開始
2011 Derek Larsen氏と柿平に穴窯を造
愛知県豊橋市在住
(7.1×H5.1)
森田 之
1972 大阪市阿倍野に生まれる
1994 京都嵯峨美術短期大学卒業
[生活デザイン科]
1994 12代 坂高麗左衛門に師事
2000 七里庵開窯 独立
2000 各地の工芸展に出展する
現在 萩市大字吉部上鈴倉「七里庵」にて作陶
萩から七里離れた場所に窯を開いた為に「七里庵」と命名されたそうです
枇杷色の萩焼ですがどう育つでしょうか・・・?
(7.5-6.4×H4.2)