鯉江 良二
常滑生まれ、現在は岐阜県恵那にて作陶
世界を股に掛けて活躍
今回、織部と白磁を撮影していて高台の中に掛けた釉薬がチョン
と指で付けてあることに気がつきました
(偶然?それとも遊び心?)
(6×H5)
藤ノ木 土平
新潟県生まれで佐賀県松浦郡鎮西町鬼木に土平窯を築き作陶
私は行ったことがないので詳しいことはわかりませんが
土平窯のある場所はずいぶん人里離れた静かな山の中だということです
土平さんの作品は一度お訪ねした人は二度三度とお訪ねすると言う人柄が
表れているようで何故かほっとする優しさが感じられます
(7.6×H4.6)
西端 大備
京都大学法学部卒の経歴を持つ作家さん
丹波篠山にて作陶、父の正さんの展示場隣に展示場があり丹波に
行ったときには必ず立ち寄る所です
私の手持ちの大備さんの作品の中では力強く豪快な感じのぐい呑です
(6.5×H7.1)
小林 武春
岐阜県土岐市肥田にて志野を中心に曙、緋彩志野などを焼成
毎月のように美濃地方に行っていた時に手に入れたぐい呑です
この頃は何を見ても新鮮で感動の毎日でした
そして今は・・・・
(7×H4.9)
安藤 日出武
岐阜県多治見市生まれ
黄瀬戸の技法で岐阜県重要無形文化財保持者
多治見市市之倉の某コレクターの方から譲っていただいたぐい呑です
安藤さんの若い頃の作品です
そのコレクターの方に教わったのが箱に入れて保存したら見ることが
少なくなるから作品は箱に入れないで飾って置きなさい。でした
その教えに従いショウケースを買い、棚を作って現在に至っていますが
最近では箱が邪魔だと言われぐい呑も少しずつ箱に収納されている
今日この頃です
(6.7×H4.7)
水谷 渉
飛騨高山にて作陶
ちょっと珍しい引出志野です
これはどうして焼いたのかな粉引かな?それとも・・・
水谷さんに聞いたら志野を引きだしたんですとの答え
水谷さんらしい焼成です
(6.6×H4.7)
池田 省吾
鹿児島県西之表市にて作陶
以前より時々ネットで見かけて欲しいと思っていましたが
見た時は売れ切れで残念な思いをしていましたが
念願が叶いやっと我が家にお出で頂きました
手を抜く事無く丁寧に高台の中まで描かれた絵が好感が持てます
何故こんなに絵がうまいのか陶歴を見て納得しました
日本デザイナー学院卒なんですね・・・・
(5.5×H4.8)
森 青史
備前伊部に森竹山の四男として生まれる
直炎式半地下窯や全長20mの穴窯で焼成
備前100選展にて多くの中からこれに目が吸い込まれて購入
箱に入れていただく時に店主がこれには銘が入っていますよと
見せてくれました
店主曰く、作者がよほど気に入ったのでしょうね、
普通は入らないものなのですが・・・
何か得をした気分でした
(追記 この作者は普通に銘を入れられるとのコメントを戴きました)
(8.8×H4)