グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

赤とんぼを探しに赤城山へ

2011年08月28日 22時45分15秒 | 自然観察
このところ不安定な天気が続いている関東地方。今日も山は雲に隠れていましたが、まだ平野部では姿が見られないアキアカネに会いに、赤城山へ。

11時過ぎに赤城大沼付近に着くと、湖を周回する道路の手前で交通規制の警察官の姿が。
なんだろう?と思ったら、たくさんのマラソンランナーが走っていました。そうか、今日は赤城大沼・白樺マラソンでしたね。「みんな、ガンバレ~」と心の中で呟きつつ、ビジターセンターの駐車場へ。

覚満淵


前橋の最高気温は30.4℃でしたが、覚満淵では22℃前後。霧がかかると半袖ポロシャツでは肌寒いくらいでした。


アキアカネ Sympetrum frequens




暑さに弱いアキアカネは、真夏を涼しい高原で過ごし、稲刈りの頃に里に降りてきます。


真っ赤になったコノシメトンボ Sympetrum baccha matutinum




ノシメトンボ Sympetrum infuscatum


ネキトンボ Sympetrum speciosum



覚満淵をのんびり一周した後、新坂平へ移動すると、雲が切れて日が差していました。




ここでもたくさんのアキアカネが見られました。
















最近、アキアカネが減っているという話をよく聞きます。稲作の方法の変化や乾田化、新しい殺虫剤等が原因ではないかと言われています。
誰もが知っている童謡「赤とんぼ」のモデルとなったアキアカネを絶滅危惧種にしてはいけませんよね。

神戸で激減! 最普通種のアキアカネ 神戸のトンボ

イネの苗箱処理剤が赤トンボを減らしていた 現代農業