やっぱ、ハンパねえ！？

サッカーＷ杯、日本は初戦で格上の相手であるコロンビアを２－１で破り、まずは勝ち点３をゲットした。

Ｗ杯で南米相手に勝利したのは、実はこれが初めてらしい。

ただ、１点目は、相手ＤＦのハンドによるＰＫで、しかもハンドした選手は一発レッドカードで退場。

何で、あんなところで手なんか出したんだろうね。

これで１１人対１０人ということで、数的に優位となった日本だけど、相手が１０人というのも、意外とやりにくい、というのがあって、実際前半に点を取られて追いつかれている。

後半に入っても、一進一退という感じだったのだけど、コロンビアがハメス・ロドリゲスを交代で出してきてから、相手の攻めが単調になってきた。

もともとハメスは調子が悪かったようで、局面打開のために出したのが、裏目に出た感じ。

そして、後半２８分、ＣＦから「半端ない」大迫がヘッドで決めて、これが決勝点。

歴史的な１勝（？）をあげた。

明らかな格上相手の勝利は嬉しいけど、どちらかと言うと、「日本がよくがんばった！」というよりは、「コロンビア、何やってんの？」という印象の方が強かった。

今大会は、優勝候補と言われるチームの出遅れが目立っていた。

まず連覇を狙うドイツがメキシコに負け、前回大会の雪辱を期しているブラジルもスイスと引き分けた。

その他アルゼンチン、スペイン、ポルトガルなども引き分け、順調に初戦を勝利で飾ったのはベルギーくらいだろうか。

まあ２０１０年南アフリカ大会で優勝したスペインも、初戦は負けている（後は全部勝利！）ので何とも言えないが・・・

この結果で、大波乱になるとは思えないが、やはり強いチームには強い勝ち方をしてほしい。

特にドイツは、あの国相手にボコボコにして鬱憤を晴らしてほしい！

いずれにしても、日本に予選リーグ突破の可能性が出てきたのも事実。

この後戦うセネガル、ポーランドも決して弱い相手ではないので、少なくともどちらかのチーム相手に勝ち点１（引き分け）をゲットしいほしいものだ。

ただ、本田はもういらないんじゃないか、と私は思う。

決勝点となったＣＦを蹴ったのは本田だけど、随所で相手選手にキラーパスを献上していたし、見ていて動きも悪かったように思う。

後は、長谷部かな。

もうこのあたりのロートルは引退して、もっと若い連中に任せた方がいいと思う。

今回大会で言えば、イングランドがルーニー・ジェラードなどを外して若手中心のチームに変えてきたように、どこかで思い切ったことをやらないとダメなんじゃないか、と思う。

ルーニーなんて、まだ３２歳なのに。

逆に良かったと思うのは、大迫・乾・長友あたり。

このへんは、専門家や他のサッカーフリークとは、意見が異なる部分もあると思うけど、年寄チームが勝ち続けられるとは、とても思えない。

前回大会のスペインも、確か優勝時のメンバーが結構残っていたにもかかわらず、予選敗退したはずだし。

ロートルがいけない、というのではなく、そういう選手たちを脅かすような若手が出てこないところが、日本代表チームの弱いところのような気がする。