はぶて虫のささやき

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映画評1268 ~ ブラックアウト:記憶の彼方に(Netflix)

2025-03-12 | 映画評
今回は「ブラックアウト:記憶の彼方に(Netflix)」です。

2022年の10月から独占配信されていた作品。記憶喪失の男が、記憶を取り戻しながら麻薬カルテルと死闘を繰り広げるアクション。主演はマイケル・ベイ版「トランスフォーマー」に軍人レノックス役で出ていたジョシュ・デュアメル

主演:ジョシュ・デュアメル
共演:アビー・コーニッシュ、オマール・チャパーロ、ニック・ノルティ

<ストーリー>
記憶をなくした状態で、メキシコの病院で目覚めた男。彼は自らがカルテルに追われる身であることを知り、一刻も早く真実を突き止めようと決死の戦いを繰り広げる。


Netflixで2022年に配信された作品らしいが、あらすじとか詳しい紹介がほとんど載っていなかったので、内容がよくわからなかった。

物語の舞台は、ほぼ主人公である男が運び込まれた病院だけである。

とは言っても、その病院自体がマフィアの麻薬製造工場になっているという、ちょっと「???」という設定になっている。

主人公が、麻薬組織にとってマズいデータの入ったカバンを持っているので、組織が何とか記憶を取り戻させようとあの手この手を使うのだけど、登場する人物はほぼ全員怪しいので、展開がどうなるのかよくわからない。

と言っても、ハラハラ・ドキドキするというよりは、物語が進むにつれて、ますますわけがわからなくなる。

特に、主人公の妻だという謎の女性。

実は主人公は麻薬捜査官であり、女性はCIAのエージェントなんだけど、それを物語の終盤近くまで明かさないのは、単に視聴者に謎解きをするのを遅らせただけとしか思えない。

だけど、そんなことは途中で誰もが気が付いただろう(私でさえ気が付いた)から、逆に「何で明かさないの?」と思ってしまう。

そんなことより、この主人公である。

とにかく、敵の撃つ弾が当たらないし、鎮静剤を打たれているにもかかわらず、しばらくの間動き回っているという、とにかく不死身の男だ。

主人公が記憶喪失になった場面も、車を運転中に組織から銃を乱射され、車が大破したからなのだが、あれだけ撃たれていたら、普通は死んでいるか、少なくとも重症を負っているだろうに、何のことはない、ただ記憶喪失になっただけ。

さらに、主人公は不死身だからなのか、とにかく背後に対して無防備この上ない。

病院の院長の部屋に忍び込んで、いろいろと物色している際も、背後から敵が近づいているのに、まったく気が付かない。
というか、組織の内部に潜入しているのと同じなんだから、もうちょっと注意しとけよ。

組織の男二人に襲われた時も、前にいる男しか見ていないので、すぐ後ろにいる男から襲われるなど、見ていて「お前はアホなのか?」としか思わなかった。

ということで、盛り上がりが云々というより、よくわからない展開だったので、評価は「C」にしておきます。

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