はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

ホントに大変!

2006-02-03 | 日記
親父が灰になった・・・

25日に亡くなったという知らせを受けて、兄弟揃って翌日一番の飛行機で実家に帰ったところ、親父の亡がらが寝かされていた和室に、お袋がぼ~っと放心状態で座っていた。

どうやら前日からず~っとそこにいたらしい。
明け方まで近所の知人が付き添ってくれていたらしいのだが、そのままの状態で朝までいたようだ。

とにかく頑固でわがままな親父で、人の言うことなどまったく聞かず、自分の思い通りにやってきた。
でも、大正生まれのお袋は、時にケンカをしながらもずっと従ってきたわけだ。

私たち兄弟も、親父が亡くなったことにそれほどのショックはなかったのだが、泣きながらたたずんでいるお袋を見ていると、いたたまれなかった。
頑固で人付き合いの悪い親父にしては、葬式にはたくさんの人たちに来ていただいたのだが、それもほとんどは近所の方々とかお袋の知り合い。
いかにお袋が皆に仲良くしてもらっていたかがよくわかった。

こんなお袋だからこそ、私たち兄弟がグレもせず(?)元気に育つことができたのだと思う。
そのお袋が、ホントに寂しそうにしている。
皆で支えていかないと、と改めて思ったものだ。

それにしても、葬式って大変だ。

とにかく金がかかる。

生前親父は「死んでもゼッタイ葬式なんかせんでもええぞ」と言っていたのだが、一方で「葬式は故人のためのものではなく、遺族のためのものだ」とも言われるので、お袋の気持ちもくんで、ある程度の葬式を行うこととした。

ただ、必要以上にオプションがあるので、よく聞きながら対応をしないとエラい目(?)にあう。
基本的な部分を削ることはできないが、親父の意向を尊重できる部分もたくさんある。

棺の中に花を入れるかどうか、と聞かれた時、お袋かどうしようか悩んだようだが、私たち兄弟は全員「親父はゼッタイに喜ばない」ということで反対。

何せ、万単位のものばかり。
放っておいたら200万円くらいはすぐかかる。
かなりのオプションを削ったのだが、それでも結構立派な葬式を行うことができた。

しかし、その後の処理もまた大変。

相続の手続きなどは、まだ終わってない。
いちいち相続人全員の署名捺印が必要なので面倒だ。

特に親父は、ほとんど自分だけで判断し、処理していたので、何がどこにあるのやらさっぱりわからない。

これについては、備忘録という意味も含めて、後でまとめるつもり。

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