どの口がそれを言う！

ホリエモン逮捕。

マスコミが、ホントに嬉しそうに報道している。
ついこの間まで、何だかんだと持ち上げていたくせに、ここまでよく態度がコロっと変わるもんだ、と感心してしまう。

この事件に対する民主党前原党首の国会での発言が、またピントがずれていて面白い。

先の選挙で自民党がホリエモンを応援したことに対して責任を追及しているのだが、自分らだってホリエモンに接触したことなどすっかり忘れている。

前原党首は、他にも「耐震偽装問題」や「牛肉輸入問題」についても、小泉首相の責任を追及しているが、耐震偽装問題はいいとしても、牛肉の問題では、悪いのはどう考えたってアメリカの方だろうに。
事前に協議したことを守っていないことに対して、日本側が責任を追及されるいわれなどないはずだ。

まったく民主党というのは、骨の髄まで野党根性が染み付いていて、何でもかんでも反対すればいいと思っているようだ。
自分たちはゼッタイに責任を追及されないわけだから、考えてみれば、これほど楽な立場もない。
こんなことでは、政権なんて未来永劫取れっこない。

そう思っていたら、何と高橋クンまでが同じことを書いていた。

少なくとも、高橋クンがタイムリーに事件に触れる時にロクな発言をしたことがない。

今日の天声人語。

冒頭で『ライブドアの堀江貴文社長が東京地検に逮捕されたと聞き、「崩壊の画家」といわれるモンス・デシデリオが繰り返し描いた悪夢のような破局の場面が思い浮かんだ』などとわけのわからないことを言っているのは、もはやビョーキだからどうしようもない。

はっきり言って、「そんなヤツなんかいねえよ！」である。

その後何を言うのかと思えば、『首相は、家宅捜索を受けた件と、選挙で堀江社長を応援したこととは「別の問題であると考えております」と述べた。肝心の「それなら、どう別だと考えているのか」についての答えは無かった』だって。

同じ質問を民主党にもしてみろよ。
「民主党は、自民党よりも先にホリエモンに声をかけていますね。これについてどう思いますか」ってね。

このおっさんをはじめとするアサピーも、いつも文句を言っているだけ。
いや、文句を言うだけではなく、他の国までけしかけて、日本そのものの悪口を言わせるのだから、もっと悪質か。