はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

地に堕ちた男

2016-02-03 | 日記
地に堕ちた男・清原。

前々から噂されていたことではあるけれど、覚醒剤使用(所持)の疑いでとうとう逮捕された。

PL学園で華々しくデビューして、ドラフト1位で西武に入団し、どれだけ活躍するのかと思われていたのだけど、いったいどこで道を踏み外してしまったのだろう。

実際、西武時代には優勝に大きく貢献したと言えるだろうけど、当時の西武は、4番清原の前後に秋山・デストラーデというスゴい選手がいたし、これ以外にも石毛・辻・平野・伊東など錚々たるメンバーが揃っていた。

投手も、工藤・渡辺久・郭泰源などがいて、もしかして清原がいなくても優勝したかも知れない、というほどのメンバーだった。

また、巨人でも優勝を経験(2000年頃)しているけれど、その当時には、まだ松井がいたし、高橋由伸・仁志・清水・江藤・二岡などもいた。

投手も、上原・高橋尚・桑田・工藤などがいたので、それは豪華なメンバーだった。

結局のところ、豪華なメンバーの一人、ということで、優勝に貢献しているのは事実だけど、その中で「清原の存在って、どの程度なんだろう」とあらためて考えてみると、実はそれほどでない、ような気もする。

一方で、清原の評判が悪くなってきたのは、巨人時代後半からだと思う。

内角球を投げられると、よけずにわざと当たる(?)みたいな光景は何度あったし、変化球を投げようものなら「(オレが打てるように)直球を投げてこんかい!」みたいな恫喝を行ったのも、この頃だろう。

つまり、打てないくせに、態度だけはデカいという印象が強かったのである。

さらに、子分として「ほぼ毎打席において、投手が投げようとした瞬間を見計らって、意味もなく打席をはずしてタイムをかける」とか「守備では、いつも隠し球を考えている」とか、小賢しいことばかりする元木などを率いていたから、余計にイメージが悪かった。

引退後も、解説者としてはなかなか良かったと思っていたのに、一度新庄と一緒に野球解説をやったあたりから、これまたイメージが下がってしまった。

で、最終的に「清原のピークは高校3年だった」とか言われてしまうわけだ。

何だかねえ。

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