栗林公園へ梅を見に。
最近は外国からの観光客が多い。
姿、容は日本人と全く同じである。
言葉を発して初めて外国からの方だとわかる。
公園には、二か所の梅園がある。
同じくらいの広さ、植えてある梅も変わらない種だ。散策をするにはもってこいの距離。
丁度よい散歩になった。
🌺 青軸のはやく開けとこころ急く
🌺 青軸はいまだ莟よ梅林
🌺 けふの空むらさき色や笹子鳴く
🌺 梅園に突とスマホの鳴りにけり
🌺 紅梅やひととせ巡りきても貧
(公園で働く女性のもらした言葉)
どうしても梅といえばこの句が浮かんでくる
☆ 梅一輪一輪ほどの暖かさ 嵐雪
一が二度続き、この一が一句に何とよく利いていることか。
このような名句を読むと自分がいやになってくる。
ぼちぼちと句が詠めればよいが、それも最近やる気が失せている。
定期的におこる軽い鬱だ。
🌺 兜太翁梅の風に乗りて逝く