昨日、NHKの全国俳句大会を途中から観た。
放送の最後に近かったから、見始めて直ぐ大会優勝者の表彰式になった。
優勝者三名。
インタビューをやりながら、審査員の姿もクローズアップする。
雛段に座っている、鷹羽狩行、稲畑汀子、有馬明人、と写してゆく。
皆さん相当のお年齢をめしたらしく、カメラをまわされても、木で鼻をくくったように、無表情である。
> 金子兜太さんは、朝日新聞の俳句欄の選者から離れたようである。
結社の主宰をしりぞき、そして「海程」を廃刊をするそうである。
名物の俳人の引き際としては、大変立派であると思った。
丸~あるく小さなお姿の好々好々爺、(婆)さまが愛らしくちょこんと椅子に座っている感じの汀子さん。
狩行さんもずいぶんと覇気を失われているように感じた。
俳句が生きがいの選者の姿とはいえ少しお気の毒な気がした。
> 兜太さん、汀子さんのテレビでもお構いなしの、丁々発止の句の議論が懐かしく思い出された。
伝統と現代俳句、詠み方は違えども良い俳句は良いと意見が一致することもあり、テレビ句会で司会者にからかわれる場面もあった。ほほえましかった。
雛段に何時間も座って進行に付き合うのは、修行にちかいような苦痛があるのではないでしょうか。そんな事を思いながら観た。
ほんの数十分しか観ていない、どんな言葉を発し、選評をやったか観ていないから一概には言えぬが、元気な汀子さんが観たかった
しかし、、、彼、彼女達が 俳句会をリードしているのであれば、そろそろ新しい俳句の旗手の出場を願わないではいられぬ。
若手頑張れと、言いたいの?決して俳句界をリードしてきた長老に引退をしろとなどは、言う気はない。お気の毒に見えただけだ。
> 坊城俊樹さんの、いつ聞いても つ ま ら ん 冗談 あれなんじゃ、まことにつまらん。
いつきさんに放った冗談、、、言葉を大切に扱う人の冗談ではない。
あれ面白いと思ったの?人から受けると思ったの?
潜在的に、相当に嫉妬心があるみたいだった。
我が家の 姫 と比べると恐れ多いが、姫の年齢に近い長老さん。
姫の写真はこんなです。
しりとり俳句から
🍒 雛あられ つまみ人生語りをり ラスカル
🍒 雛あられ母のお手製恋 しかり むめこ
🍒 百点の答案貼られ雛の間 ラスカル
🍒 雛飾る娘はパリへ遊学中 むめこ