老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

       ジャカランダ

2019-06-23 22:01:57 | 俳句

 

久しぶりに坂出の 東山魁夷 の美術館へ行く。

最近は入館者にはそれなり以上のお歳をめした方が多く作品の鑑賞をしている。 その中の一人が私という事だ。

 

帰りにジャカランダが咲いている公園に。

テレビのニュースで観たという人がちらほらと大きな木を仰いでいる。

私は、テレビのニュースで観たからと言って、必ずしもそれが正しい、素晴らしいということを証明するとは限らないと云う事の間違いに気づく。

向うの家(志度)のお隣の二軒。それと町内のお宅。 それらのお宅に咲いたジャカランダの木の大きく育ち、大きな花びらを付けた姿。あなどっていた近所の素晴らしいジャカランダを忘れていたのだ。

ベランダから手を出せば届くようなジャカランダの花の詳細。目の前で上下に揺れるすばらしい房の固まった紫の花、明日にでも向うの家に帰って、他所の単なるそれなりのジャカランダに目移りをした自分を反省し謝らなければ。

遠くの物は貴重に思えるが、幸せや宝物は、すぐ近くにある。能天気な自分の生活は自分が思っているより以上に恵まれている。劣等感の塊りを隠すために背伸びをしている感。素直に自分をもう一度見つめ直す必要を感じた一日だった。

お隣のジャカランダは本当に素晴らしい! 

 

      ☆     何もかもみな黴させてならぬもの     櫂

 

 

     

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